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大前氏 こんな所得税や法人税では日本の富裕層は国外に脱出
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/214.html
投稿者 gikou89 日時 2010 年 11 月 18 日 02:15:55: xbuVR8gI6Txyk
 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101117-00000003-pseven-pol

菅民主党政権が、税制改革に向けて動き出した。だが、大前研一氏は、小手先の調整では、この国の企業や個人はますます疲弊するだけだと指摘する。いま必要なのは、大胆な発想の転換による「タックスヘイブン化」構想だというのである。

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 資産課税と付加価値税を導入する代わりに、所得税と法人税、その他すべての税金はゼロにして「タックスヘイブン化」する。そのメリットは極めて大きい。

 現在、日本の所得税は累進性が非常にきつい。最高税率は国税が40%、それに地方税が10%ついて50%に達する。一方、海外に目を転じると、モナコとリヒテンシュタインはゼロ、スイスは11・5%、ロシアは13%(しかも累進課税ではなくフラットタックス)、香港は15%、シンガポールは18%だ。

 所得税の累進性は富裕層の国外流出を招く。象徴的な例はスウェーデンである。最高税率が72%の時があり(今でも52%)、テニス選手のビヨン・ボルグらがモナコに、家具販売のイケア(IKEA)創業者のイングバル・カンプラッドらがスイスに移住してしまった。もし、このまま日本が所得税の累進性を維持したり強化したりすれば、スウェーデンと同じく富裕層は海外に逃げ出すだろう。

 法人税も、日本は実効税率40・69%で世界一高い。一方、他の国々は海外の企業の誘致や、自国から企業が流出しないように引き下げ競争を繰り広げており、実効税率の世界標準は25%に収斂しつつある。

 たとえば、ドイツは38%台から29%台に引き下げ、いずれは25%にするとアナウンスしている。ヨーロッパの中では法人税率が高いと、企業が本社を法人税率の低い国に移してしまうからだ。
 とくに有力企業の国外流出が目立つのは、所得税の個人と同じくスウェーデンだ。かつてスウェーデンの法人税率は50%だったため、重電のアセア(現ABB)が21・17%のスイスに、前出のイケアや化学のノーベル(現アグソノーベル)が25・5%のオランダに、それぞれ本社を移転した。
 今でこそスウェーデンも28%に引き下げたが、時すでに遅しである。ちなみに、アメリカ企業の多くはヨーロッパ本社をアイルランドに置いているが、その最大の理由は12・5%という低い法人税率だ。

 そしてアジアでは、世界標準の25%よりもさらに下がっている。香港は16・5%、台湾とシンガポールは17%だ。韓国は24・2%だが、輸出に貢献している大企業の場合は優遇措置があり、実質的な税率は15%ぐらいになっている。だからサムスン電子や現代自動車などは日本企業に比べると手元に残るキャッシュがはるかに多くなり、思い切った巨額投資ができるわけだ。

 経済産業省は法人税率の5%引き下げを求めているが、その程度では日本企業が海外に流出するのは避けられないし、日本に来る外国企業も増えないだろう。だが法人税をゼロにすれば、日本は企業にとって大きな魅力のある国になる。
 日本企業が国内に留まるだけでなく、世界中から企業が日本にやってきて雇用を創ってくれる。日本経済が活力を取り戻すのは間違いない。

※SAPIO2010年11月24日号

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コメント

菅民主党政権も旧自民党と同じ体質になったため、政権交代で変化を求めた国民、また、保守ともいわれている国民から轟々と非難がでているようです。

自民党にしても本当に民主党政権転覆する位の意気込みが果たしてあるのかどうかわかりませんが、今の菅政権は、政権交代前の自民党そのものであり、やはり今の自民党が、次の政権をめざすならば、以前の自民党とは、大きく違うという姿勢、次の日本をどうするといった展望がないかぎり、同じような批判が出てくるのかなとも感じます。

海保の告発者の発言から、多分現場の職員は、民主党に政権が変わり今までの不満が解消できるかという気持ちがあったのかなとも感じます。

しかし、前原大臣の豹変、仙石官房長官の発言などから、現場のやりきれなさから出てきた行為かもしれません。

事件は、会議室でおきているのではなく、現場でおきているというドラマの文句がありましたが、現場でおきたことを無視しようとするキャリア官僚、そして政権に対してやりきれなさが職員にあったのかもしれません。

ともあれ、逮捕せず、かつ、免職にもせず、海に戻す方向で処分してもらいたいものです。

しかし、政治板でも動画をアップしていますが、本当に菅政権継続でこの日本はどうなるのでしょうか。

雇用、雇用といいながら、全くそのことに対しての政策も考えていない、今後、日本人の雇用を減らす方向に向かわざるおえない大手企業に対して、お願いするという菅政権の姿勢、また、補助金付きで大手企業だけがうるおうのかもしれません。

JALのリストラがなかなかすすまないようですが、パイロットにしても労働組合という組織運動しているはずですが、本来の労働組合の運動の意味を知らなかったということに気づいていないのでしょうか。

パイロットというのは、飛ぶ飛行機がなければ、職業としてなりたたないということです。企業など潰れても、パイロットという職業が、あれば就職する企業を変えればいいだけなのですが、日本の労働組合は、企業ごとの競争を阻害し、正社員雇用という形で寡占化させてきたことが、今の不幸をまねいたのかもしれません。

本来は、パイロットのような労働組合は、専門業務ができる企業を増やし、職の安定を求めることから始めなければならないはずであり、寡占企業を存続させる運動ではないとも感じるのですが。

大前氏のように世界中から企業が日本にやってきて雇用を創ってもらうか、それとも国内で戦前のように多くの中小、零細企業を起業させ、雇用を創り出すのか、それとも市場を寡占化し、水没していくのかどうかという日本の方針がさだまらないかぎり、今後社会に飛び立とうとする若者に対しても、将来の道しるべというものを与えるべきかなとも感じます。

水没しそうならば、若者が立ち上がるかも知れず、起業した方がいいといった状況になれば起業をおこし、外資がはいるならば、その企業に雇用されるよう適正に動いていくでしょう。

いぜんもある外務官僚と話したことがあるのですが、官僚の世界も部長、局長クラスまで出世すると、世間でいる天下りのことしか考えていないようです。つまりは、これから社会を背負っていく後継者よりも自分のことしか考えていないということです。

それだけ、官僚の世界でも将来に対して不安があるのかもしれません。

民間企業も同様であり、45-50歳位になると、天下り先のこと、いかにして今の企業内で食いぶちをさがすかということばかりを考えるようになり、下請け企業の商圏を奪ったり、ピンハネ会社を作ったりと、今の公務員の天下り同様のことがおきているようです。

その結果、正社員でないものは、労働搾取され、部品と同様使い捨てにされ、企業体質は後退向きとなり、本来は今のような日本を飛び出したいのだけれどもそのふんぎりがつかなく、政府に対して補助金という名目で大手企業がなりたっているのかもしれません。

新興国にしても多くの国は、今後国力というものに対して大変過敏になってきており、国力増強の下、物事を考えてくるはずです。

その手段として日本を利用してきます。国の特別会計が、離れのすきやきというように、大手企業にとっては、国内のおかゆよりも海外のすき焼きという具合に、すき焼きにありつこうとするでしょう。

そのすき焼きを今の菅政権がお膳建てをするということなのかもしれません。当然、国内に住む国民は、おかゆで増税の中暮らしていくということになるのかもしれません。

おかゆでも食えればいいといった日本人の性質が、益々すき焼き派を助長させ、悪い奴ほどよく眠るといった世界へと日本は、突入するのかもしれません。

経済産業省所管の官僚が、5000万円の賄賂をもらっていたり、防衛省の元幹部が、風俗営業で捕まったりといった事件も、役人のすき焼き体質から起きたことかもしれません。

日本の国民が、今の菅内閣をいつまで傍観するのかわかりませんが、自民党も倒閣に本気でない、公明党も同様となったならば、果たして今後どんな動きが世間をにぎわすのでしょうか。

菅、小沢議員との選挙で、菅総理につく議員は、惨憺たることになるかもしれないとコメントしましたが、それが次の選挙で現実となるのかもしれません。民主党というのは、日本の労働組合体質をもろに引きづッており、自滅という選択をするのかもしれません。

小沢元幹事長は、党を割ることに反対のようなコメントをしていましたが、小沢元幹事長を支持した議員は、党を割るか、それとも菅政権を追い出すかの選択をした方がいいのではないかとも感じます。

今の菅政権につこうとする政党は、自民党であれ公明党であれ、必ず国民からしっぺ返しがきますし、いくら強い支持団体があったとしても、多くの団体員が謀反をおこすかもしれません。

本来は、小沢さんが、党首であった時の党の方針が、民主党にとって正しいかったということかもしれません。

前原大臣のしりぬぐいは、メール事件と同様、小沢元幹事長クラスしかできなく、それだけ無能な前任者の後継というのは、難しいということかもしれません。

馬渕国土交通大臣は、力量がないということで今回は責任をとって辞任するしかないのかもしれません。

党首選の選択の誤りだったということでしょうか。

 

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コメント
 
01. 2010年11月18日 04:08:04: eJ4QbuCcXc

「 現在、日本の所得税は累進性が非常にきつい」とは、片腹痛い。

 gikou89は、経団連のスポークスマンか?
 
 ビル・トッテン氏の爪の垢でも,煎じて飲みなさい。 


02. 2010年11月18日 05:50:29: dEqdQrxnL2
トリクルダウンは嘘だったのだから昔のように富裕層に税金をかけるべし。
つまらん配当や内部留保に消えて社会が悪くなったことから目をそむけるのか。

03. 2010年11月18日 07:15:21: uDRhOvcH0o
そんなに税金が高いというならさっさと日本から脱出すればいいでしょ。
こんな投稿はギコちゃんの真骨頂!

04. 2010年11月18日 08:46:20: MiKEdq2F3Q

年収150万円と3000万円で“税率”が同じ国【SAFETY JAPAN】


日本の税制が低所得者を保護している例として、よく次のようなことがいわれる。

1.日本の課税最低限は諸外国に比べて高い
2.日本の税制は累進課税になっている

 1は、分かりやすく言い換えると、「あなたは稼ぎが少ないから税金を払わなくてもいいですよ」という収入の水準(課税最低限)が、日本は諸外国よりも高く設定されている、という意味だ。

 2は、簡単に言えば、「貧乏人はあまり税金を払わなくてもいいが、金持ちになればなるほど高い比率で税金を払っている」という意味である。

 どちらも事実であれば、日本の税制は低所得者に優しい制度であるということになる。どうも、日本人の7割から8割が、こうした「神話」を信じているようだ。そのため、政治家からさえも、次のような議論が出てくる。

 「日本は低所得者に甘い税制になっており、お金がない人が税金を支払っていない。だから給与所得控除、配偶者控除、特定扶養控除などを廃止し、より低い所得の人からも税負担をさせるべきだ」

 だが、この二つとも、実は大きな誤りなのである。


【低収入でもしっかりと税金を徴収する国、日本】

 1の「日本の課税最低限は諸外国に比べて高い」という議論に対する反論は簡単だ。財務省のサイトにある「所得税・個人所得課税の負担額、実効税率、課税最低限に関する国際比較」というページを見ればいい。

 世帯構成別の国際比較がでているが、それを見れば一目瞭然だ。例えば、夫婦と子ども2人の4人家族の場合、所得税の課税最低額は、次のようになっている。

日本 325.0万円
イギリス 376.7万円
アメリカ 378.5万円
フランス 410.7万円
ドイツ 508.1万円

 つまり、ドイツでは年に508万円稼いでも所得税を払わなくていいが、日本では年に325万円を超える額を稼いでしまうと、所得税を払わなくてはならないということだ。

 家族構成が変わっても、日本の低さは変わらない。ほとんどの場合、日本の課税最低限は先進国のなかで、もっとも低いレベルなのである。稼ぎが少なくてもしっかりと税金をとられているのが日本という国なのである。


【社会保険料という「税金」も念頭に入れて計算するべき】

 では、2の「日本の税制は累進課税になっている」という議論はどうか。もしそれが本当ならば、課税最低限が低くても、低所得者にとっては優しい税制といえるはずだ。

 我が国の所得税、住民税の税率は次のようになっている。

 所得税の税率は、10%、20%、30%、37%の4段階。
 住民税は、5%、10%、13%の3段階。

 この二つの税の税率は、所得が増えるに従って増えていく。所得が低ければ、両方を足して15%や20%程度の税負担率で済むが、金持ちになると最高で50%になるという勘定だ。

 これだけを見れば、確かに累進課税になっているといえるかもしれない。

 だが、ちょっと待ってほしい。税負担はこれだけではないのだ。本当に支払わなければならない「税金」をすべてひっくるめてみると、実は「貧乏人のほうが税率が高い」という構図が浮かび上がってくるのである。

 それはどういうことか。

 その前に、わたしたちが負担している税金の種類を押さえておこう。税金は、所得税、住民税だけではない。消費税も払っているし、ガソリンには揮発油税がかかっている。家を持てば固定資産税がかかるし、車や不動産を買えば取得税が、温泉に入れば入湯税がかかる。

 だだ、税金の種類によっては生活習慣や趣味によってその額が大きく変わるので、ここでは所得や消費に直接かかわる税金だけを考えていくことにしよう。

 では、所得や消費に関わる税金で見落とされているものとは何か。それは、社会保険料である。つまり、健康保険や厚生年金などだ。

 「社会保険料は税金ではないだろう」と反論されるかもしれないが、事実上、税金と同様と考えてよい。理由は三つある。

 一つ目の理由は、社会保険料の使用目的である。かつて、政府の人間はこう言っていた。「あなたの払った保険料は、ほかの人に使われるのではありません。あなたに戻ってくるのです。だから保険なのです」。

 だが、そんなウソを信じている人は、もうほとんどいないだろう。社会保険料は本人のために積み立てられているのではない。現在の高齢者のために、右から徴収して左へ払うようになっているのである。少なくとも保険料でないことは明らかだ。

 二つ目の理由は徴収方法である。少なくとも、国民健康保険は、政府みずからが「国民健康保険税」と呼んでいるように、税金となんら変わりない。国民健康保険の納入通知は、世帯主に郵送されてくることからも分かるように、政府は明らかに税金として扱っている。

 三つ目の理由は財源である。年金の財源には、社会保険料と税負担が並立で当てられている。そして、基礎年金の税負担割合は、現在は3分の1だが、これを2分の1へと引き上げることも予定されている。

 こうなると、税金として徴収するのも、保険料として徴収するのも変わりない。その境界はかなり曖昧なのだ。

 給与所得者(サラリーマン)にとっては、どちらも給料から天引きで持っていかれるという面では同じなのである。

 前置きが長くなったが、ではその社会保険料の比率(税率)はどうなっているのか。

 実は、サラリーマンについては、すべて比率は一定とされている。だが、ここにからくりがある。厚生年金保険料は年収1000万円を超えると、超えた分についてはかからないのだ。つまり、年収が1000万円でも、2000万円でも、5000万円でも、1億円であっても、厚生年金保険料は同じ額なのだ(ただし、ボーナスと給料への配分比率によって若干の違いがある)。

 同様にして、健康保険料は年収1500万円を超えるとみな同じになってしまう。

 額が変わらないということは、要するに、所得が多ければ多いほど税率が下がっていくということだ。社会保険料という「税金」は、累進どころか、逆累進なのである。


【年収150万円と3000万円で、本当の税負担率を計算すると】

 さて、この社会保険料をプラスして、本当の意味での税負担率を計算してみよう。

 その前にはっきりさせておきたいのは、税金は所得に対して計るべきであるということだ。現に、法人税は、法人の「所得」に対して何パーセントかを算出している。

 ところが、サラリーマンの場合は、往々にして「収入」に対して計算されている。これでは、公平な比較はできない。

 収入と所得を混同している人も少なくないようなので説明しておくと、「所得」というのは、「収入(売上)」金額から「必要経費」を引いた金額である。仕事に必要な費用である必要経費をマイナスした、本当に自分のために使えるお金が所得というわけだ。サラリーマンにとって必要経費に当たるのは給与所得控除である。これは、財務省が「サラリーマンの必要経費の概算控除」という説明をしているので間違いない。

 こうした前提のもと、サラリーマンの実質的な税負担率を定義すると、次のような式で計算されることになる。

              税額
実質的税負担率 = ――――――――――
           収入−給与所得控除

 実際にわたしがこれで比較してみたところ、大変なことが分かった。なんと、我が国の現状では、年収150万円の世帯と、年収3000万円の世帯の税率が同じになっているのである。

 さらに今後、消費税が引き上げられるとどうなるか。

 消費税の税負担率は、低所得者層ほど高くなることはよく知られている。なぜなら、どんなに収入が低くても、生活する上で必要最低限のものは、お金を出して買わなくてはならないからである。そうしたものの金額は、大金持ちでも貧乏人でも、それほど大きく変わるわけではない。だから、分母が小さい低所得者ほど、税負担の比率は大きくなってくるというわけだ。

 つまりは、今後、消費税の負担が大きくなると、年収150万円の世帯のほうが、年収3000万円の世帯よりも、税負担率が大きくなってしまうわけである。


【「濡れ手で粟」のもうけに対する税率が低い不思議】

 世の中には、年収3000万円どころか、何億円、何十億円と稼いでいる人間がごろごろといる。そうした人たちの税金はどうなっているのか。

 そうした人たちの収入の内訳をみると、給与所得で地道に稼いでいるということはまずない。ホリエモンや村上世彰がいい例だろう。彼らは、株を安く買って高く売るという、株式譲渡益でたんまりと稼いだ。

 では、株式譲渡益の税率はいくらかというと、たったの10%なのである。対して、サラリーマンの税率は、企業負担分を含めると30%以上だ。

 事実、ホリエモンはわたしよりもずっと納税額が少ないらしいのだが、そんなことがあっていいのだろうか。彼は、わたしより1000倍も稼いでいるというのに。

 それどころか、人によっては、みなし取得価格という特例を使って、何百億、何千億稼いでも税金を一銭も払っていない人がいる。これでは、モラルも何もあったものではない。

 わたしの考えでは、やはり税制度は累進課税であるべきである。少なくとも、今のように、貧乏人が金持ちよりも税率が高くなるというのは、いくらなんでもおかしいではないか。そんな国はどこを探してもない。

 短期の株式取引益が10%という国もない。少なくとも、ホリエモンのように、粉飾決済をして株を譲渡してもうけた金は、課税率100%でいいではないか。そんな犯罪でもうけた利益は没収してもいいと思うのだ。現にフランスでは、悪質な短期取引に対する課税率は100%である。

 もちろん、一般投資家が身の丈の範囲で株取引をしているのは別の話である。それはきちんと保護するべきだろう。問題は、インサイダー情報を利用して、1秒で何億円を動かしているような人間である。

 安倍総理には、ぜひともそこを改めていただきたいのだが、どうもそんな気配はうかがえない。むしろ、逆の方向に進んでいるように見える。

 だが、ここでじっくりと税金の思想というものを考えてみようではないか。

 わたしは、税金というのは、汗水垂らして庶民が稼いだ分に対しては低く抑えるべきものだと考える。そして、濡れ手で粟をつかんだようなあぶく銭に対しては「楽をして金をもうけたのだから、多めに税金を払って国民のために協力してほしい」というものなのではないだろうか。
http://www.asyura2.com/0610/hasan48/msg/480.html


「日本の失われた10年」は昭和63年税制改革が原因である。
EU型付加価値税は誤りで累進所得税こそ経済を活性化させる

2004年10月27日 水曜日

◆資本主義で失業率改善と税収増と株高を同時達成する 吉越勝之
http://www.geocities.jp/mirai200107/p0.htm

「別表日米90年間の年度別最高税率と経済」を調べてみると、米国は1910年代
後半から、50−75%の高累進所得税制で空前の好景気に沸いたが、1925年に
最高所得税率を史上最低の25%へ所得規制緩和し、承継したフーバー大統領誕生の
1929年アメリカで株価大暴落が発生し世界大恐慌へ突入したのです。

その3年後、多数の米国会議員の努力で成立した失業率を大改善し、本格的経済成長
に大成功して世界恐慌を完全克服し世界大戦の膨大な戦費を賄った上、財政再建に大
成功して世界一の経済大国となり株価上昇の原点となった、最高所得税率63−92
%へ税制改革の「必要は発明の母で生まれたルーズベルト税制」を分析し理論化した
のが本論文であります。

日本は戦後一般消費税を拒否し、この米国型直接税制を採用し国税75%の高累進所
得税制で高度経済成長と財政健全化に大成功したのです。 
しかし米国の強力な競争相手に成長した我国が、税制への無理解から平成元年にEU
型間接税中心税制へ大転換し米国型経済成長税制を放棄してしまったのです。 

この日本の競争力低下に助けられクリントン米大統領はルーズベルト税制を参考に
「富裕層所得税の累進強化の税制改革」を断行し国家競争力を再強化し株高と景気回
復と財政再建の同時達成に大成功を納めたのであります。

逆に直接税の所得規制緩和税制改革のレーガン税制やブッシュ税制では所得再配分機
能の低下を招き、個人消費は停滞減少し本格的経済成長と財政再建の同時達成に必ず
失敗するのです。

さて成熟経済においてアメリカと同じく納税者番号制を伴った高累進所得税の増税で
所得を規制強化し、且つ消費税を廃止し個人消費を規制緩和すると、国民所得が大幅
増加して失業率低下と経済成長と大幅な税収増の同時達成という素晴らしい結果を得
られます。 

この立証に世界一の経済大国アメリカと第二位日本で何回も大成功した実例を紹介し、
このメカニズムを詳細に分析しています。


逆にEU型間接税制で、消費税を大増税して高度経済成長と失業率大改善の同時達成
に成功した成熟経済大国の成功実例は皆無であり、消費税率を上げて個人消費と設備
投資を規制強化すると、景気は後退し、失業率は悪化し税収は増加出来ません。

消費税制では何故そうなるかについて解説しています。さて日本独特の消費慣行から、
消費税制の副作用は極端に出るので日本が消費税制に固執し、財政赤字をタレ流せば
財政は破綻し莫大な国債が残り必ず政治責任が発生します。

この税制改革理論は国家を誠実で正直な国民を要素部分とする全体、つまりシステ
ムと考え国民性に合致する国家システムで強力に経済成長させる手法を解説します。

◆この税制改革理論の結論の要約 吉越勝之
http://www.geocities.jp/mirai200107/p0.html

◆日本は戦前、マスコミ、政治家、官僚の広めた理念観念を礼賛し、武力によって膨大
な国土を獲得したが、7000万人の国民を食べさせることも困難な大不況の国家だ
ったのです。

ところが敗戦の昭和20年に「焼け野原の国富ゼロ」から出発し、日本固有の領土に
大幅縮小されたのに、国民と国家の「考え方」と「システム」を、「個人消費を課税
規制せず、逆に増進しながら徴税する自由と平等思想の高累進所得課税の税制改革」
によって、平成元年までに、何と1億2000万人の国民が食うに困らない「無から
有の年平均74兆円の国富を生み出し43年間でビルが林立する、国富3190兆円
増(経済企画庁発表)の国民が豊かに暮らすことが出来る国家」へ成長したのです。

ところが平成元年、個人消費を課税規制して個人消費を抑圧しながら徴税する間接税
中心税制へ大転換し、更に所得税の累進を弱体化させた税制改革以降、年々国富は減
少し、平成14年度の国富は2799兆円と確定発表されており、この14年間の国
富は391兆円減であり、年平均減少額はマイナス28兆円にもなるのです。

本論文は「経済は神の手ではなく人間が営むもので、人間の手で改悪も改善もできる」
のであり、分析の結果、経済不況が継続している原因は「平成元年の税制改革」にあ
ったことを後述の通り明らかにし、その改善方法を解説したものです。

さて「個人消費+設備投資=国民所得」の経済公式があり、更に設備投資の増減は、
個人消費の増減に正比例する重要な性質がありますので、結果として市場経済では個
人消費の増減が国民所得の増減を決定する、基本的な経済構造になっているのです。

所得税は所得を課税して規制する税ですが、所得は他人から稼得する性格から、他人
の意志決定で増加するため、本人所得に直接課税規制する方法は、他人の意志決定を
課税抑圧することにならず、ましてや本人の意欲と意志と全く無関係に増加するので、
直接税制の大きな利点は、所得増加の意欲と意志の人間行動を全く規制抑圧しないと
いう点なのです。

しかも「個々の所得を累進課税で累進強化すればするほど、消費性向が低い高額所得
者から、より多い税収を得、国家の基本的機能の一つである所得再配分機能が自動的
に作動し、国家財政は、公務員や公共事業や建設事業従事者等の中低所得者層の人件
費に使用され、低所得者層ほど個人消費性向が極めて高い事実から、国家全体の消費
性向は徐々に高まり、個人消費が増加し、比例して設備投資も増加し、個人消費と設
備投資の両者から等価変換される国家全体の国民所得は急速に向上するのです。

所得税の累進構造は個別の所得を課税規制し、国家税収を増収しながら、経済成長を
達成する巧妙なシステムを内在していたのです。

それに引き換え、消費税は、本人の意欲と意志で増殖する個人消費を、本人に直接課
税し個人消費増加の意志決定を抑圧して税収を得る、抑圧的なシステムであり個人消
費の増加そのものが抑圧され、設備投資も減少し国民所得も税収も停滞後退するので
す。

個人消費過少、貯蓄過多の日本人の国民性において経済成長と財政再建を同時達成す
るには、平成元年の間接税制への大転換は経済的合理性と科学性が全く無い税制改革
だったのです。

◆さて企業の生産設備が超進化しロボットが大量生産を行っても、国民総生産(GNP)
としては全く計算されないのです。

それを人間が現実にカネを支払い「個人消費した瞬間」に始めて国民総生産として計
算され把握されるのです。

この経済の仕組みの深い意味と個人消費を維持増強する経済システムの重要性を、ま
ず理解しなければなりません。

つまり個人消費は人間しか行なわず、どんなに機械化し生産性を挙げても、機械は絶
対に個人消費は出来ず、更に当たり前のことですが、世界最強の企業や最強の国家と
いえども現実に個人消費をするのは人間であるという現実は変えられないのです。
しかも人間は所得が順調に増加しないと継続して良好な個人消費が絶対に出来ない原
則があるのです。

更に進化システム(後段詳述)の科学技術の発達によって民間の生産力増強は、需要
さえあれば民間自身で可能なので、「国家は科学技術振興策より国家自身の責務とし
て国内個人消費を規制抑圧せず、更に財政再建のため増税しながら国家全体の個人消
費の増強効果を発揮する税制改革の実現」こそが重要なのです。

イギリスの大経済学者ケインズの言うとおり、個人消費こそ国民所得を増加させ国民
全体に国富をもたらすからです。

結局、経済成長は「消費の意欲」を規制抑圧しない税制改革が大切であり、資本主義
の間接金融国家日本では、設備投資や個人消費の増加意欲が強ければ、「国内総生産
と総需要の増加」の不足資金を賄うために「自己資金を活用する以外に国内民間銀行
の貸出総残高の増加」という形で現実のおカネの増加流通をもたらし、市場経済は経
済成長していくのです。

逆に「個人消費意欲を課税で規制抑圧する税制改革をすると」それに応じて国内資金
が国内消費や国内設備投資へ向かわず、国民所得は減少後退し、退蔵預金として固定
化し滞留し、国内資金の回転率が悪化し、更に海外投資や不正資金の逃避などで海外
へ流出して、経済成長は停滞、後退するのです。

結局進化システムの資本主義経済においては「お客様は神様であり」言葉を変えると
「個人消費は神様仏様である」のです。

◆次に国家の全租税収入は国民所得の一定割合であり、租税負担率を引き上げることな
く租税収入を増やすには結局の所、個人消費+設備投資(=国民所得)を増やす以外、
つまり経済成長を実現する以外方法はないのです。

日本経済の最大の問題点は、国民所得が連年低下状況であり経済成長どころか後退し
ています。

本論文では一貫して税制は、人間行動の意欲と意志への自然な動機付け手段であり、
個人消費+設備投資=国民所得の増加方法つまり経済成長に役立つ、強力な税制改革
を述べています。

「戦前の戦陣訓と同じく」知識人が頭の中で考えた「公平、中立、簡素」などの「言
葉の羅列による強制」では、人間文化の発展である意欲と意志で成り立つ資本主義の
成長発展には何の意味も為さず、経済成長に全く役に立たず害悪ですらあるのです。

大事なことは一台1000万円するベンツを年間10台買える消費者5人と一台一万
円する自転車を年間一台しか買えない消費者95人が存在する、国民所得5億95万
円の国家よりも、一台1000万円するベンツを年間3台買える消費者3人と、一台
450万円するクラウンを年間2台買える消費者33人と、一台180万円するカロ
ーラを年間1台買える消費者62人と、一台一万円する自転車を年一台しか買えない
消費者が2人存在する国民所得4億9862万円の国家の方が国家全体の国民所得が
ほぼ同一でも、国産自動車メーカーのトヨタ自動車が存在しうる存立基盤が国家内に
確保されるのです。

結局のところ資本主義の成長発展は、貧富の格差があまり無く中流意識を持った豊か
な消費者を、如何に多数作るかの、国民所得の増殖創出システムと、配分システムが
全てなのです。

したがって、市場経済の資本主義における問題解決方法は「人間の過剰性の本能(150参照)」と「個人消費の進化システム性」と「国民の所得階層別の消費性向の
事実(別表P4参照)」について科学的に理解することが最重要なのです。

◆更に付け加えれば、購買力平価へ近づけなければならない為替相場において、わずか
年間15兆円の貿易収支の黒字を得るために国家が推し進めた継続的な輸出振興策に
よる「異常な円高により」国内企業の見かけ上の人件費を高騰させ、国内の設備投資
環境を破壊し資本収支を14−15兆円の赤字とした上、国内外企業の対等で平等な
価格競争を破壊し、外国企業との仕事の奪い合いで国内人件費比率の高い産業は常に
国際競争で敗退を続け、結果として死に物狂いの生き残り競争により「単価・粗利益
率が継続的に減少」し、結果として国家経済と産業構造に大きな痛手となっているの
です。

国家全体をコントロールしなければならない、指導層が「自由貿易体制」を隠れ蓑に、
国家経営層の重大な責務である「貿易収支の均衡と資本収支の均衡がもたらす管理の
利益」を放棄しているために、起きている膨大な悲劇なのです。

根本的に年間500兆円以上の国内個人消費+設備投資の継続的で持続的な増殖を図
り続けることが、日本国の産業構造をゆがめず、アメリカ経済にも中国経済にも頼ら
ず、日本独自の力で経済成長を継続できる、真に日本経済の利益になるのです。

さて現状の最悪な税制の組み合わせを、昭和天皇の崩御の一週間前の昭和63年12
月30日法律107号として、急いで「税制改革法」として強行成立し、その「第4
条第一項」に、今次の税制改革は、所得課税において税負担の公平の確保を図るため
の措置を講ずるとともに、税体系全体として税負担の公平を資するため、「所得課税
を軽減し」「消費に広く薄く負担を求め」「資産に対する負担を適正化すること」等
により、「国民が公平感を持って納税し得る税体系の構築を目指して行なわれるもの
とする」と強制規定し、この税制改革が国民の幸福や福祉の向上に役立つ明確な証拠
も理論も実績も無いのに、如何にも、もっともらしい目的らしきものを掲げ法文化し
てしまったのです。

結局この条文によって現状の日本経済は最悪の事態に追いこまれた上「日本の税制改
革の方向性が固定的、観念的な税制イデオロギーに支配される結果」をもたらし、強
い経済規模縮小作用と税収減少作用を持つ税制を強制的に経済の中核システムへ持ち
込み財政再建が絶対不可能なレベルにしてしまったのです。

これこそが昭和天皇が奇襲攻撃に強く反対していた太平洋戦争開始時の状況と全く同
一の「日本のマスコミや国会議員や官僚等による事実を確かめないまま思い込みによ
る最悪の選択」だったのです。

この不幸の生い立ちと、誤った目的意識を掲げた平成元年の消費税導入の税制改革が、
国民へ絶対に幸福をもたらすことは無いのです。

この状況を根本的に改善するためには、まずこの税制改革法第4条第一項の税制改革
の目的を、観念的、信念的な税制イデオロギーから解き放ち「税制改革は憲法で規定
している国民の幸福と福祉の向上と資本主義経済の発展に役立つものでなくてはなら
ない」と、当たり前の税制改革の原則的な目的を再確認する本来の方式へ大改正する
ことです。

目的錯誤の法律は百害あって一利なしであり、政策立案者がフリーハンドの思考で経
済成長と税収増加と国民の福祉向上へ同時に役に立つ政策立案の強い障害になるだけ
だからです。

そのためには、まず全く誤った結論を法律化した「現行税制改革法の抜本的な改正」
が必要です。

一国の総理大臣が自分の任期中は消費税増税をせず、広く議論すべきと宣言している、
今こそ「日本経済にとって何が経済成長にとって役立つ税制なのか、何を規制緩和し、
何を規制強化すべきか、」事実を元に真実を再研究する最後の機会になると思います。

◆さて「経済成長とは」「科学技術の無限の進歩」により、絶え間なく上昇する労働生
産性を吸収して、企業売上を増加させ「全国民へ働く職場を提供し、資本や税収や、
国民所得を増加させるため」「個人消費(第三者へ所得を与える利他的行為)の持つ
無限の増殖性」を活用した、進化システム技術を言うのです。

分かりやすく表現すれば「経済成長とは」後述の通り「人間文化そのものである個人
消費の種類、質、量の増殖」の貨幣経済的表現なのです。

さて日米の全税制史を調べると「1925年米国は所得獲得者や資産所有者を優遇す
ることが正しい選択であると誤解し、税制は景気に無関係であると誤解し、当時50
−73%の高累進所得税率で好景気を謳歌していたのに、25%へ低下させる所得規
制緩和策を実施し、4年間継続した結果、1929年に株価大暴落に続く世界大恐慌
を引き起こしたのです」。

3年後に最高所得税率を25%から、63−>92%へ劇的に累進増税し所得規制強
化し「米国はわずか6年間で失業率の悪化を食い止めバブル崩壊前の国家税収を完全
に回復して、本格的景気回復軌道」へ載せたのですが、アメリカでさえ本論文の理論
は認識されておらず、このアメリカの増税策はやむをえず取られた政策と評価され、
50年後の大規模財政赤字を発生させたレーガン政権や現在の子ブッシュ政権の大減
税政策の強行でも明らかです。

しかしレーガン政権後のクリントン政権が場当たり的で失敗すると批判された累進所
得税等の増税政策で、本分析通り見事に本格的経済成長と財政再建の同時達成に大成
功したのです。

これに対して日本の平成2年初からのバブル崩壊は税制を、最高所得税率75%―>
50%へ所得規制緩和し、更にアメリカが採用したことの無い3%のヨーロッパ型付
加価値消費税を導入し個人消費へ規制強化したことが「原因」であるのに、バブル崩
壊後、景気が完全回復していない、平成10年には、更に最高所得税率を50−>3
7%へ所得規制緩和し、更に消費税率を5%へ個人消費規制強化したため、日本経済
を更に最悪の経済環境へ陥れ、結果として、日本経済は泥沼に陥り国家税収は更に大
幅減少し「バブル崩壊後15年も経過してるのにバブル前の税収に遠く及ばず」若者
の実質的失業率は最悪化し、多くの結婚も出来ない経済状況の若者を多数出現させ、
合計特殊出生率はますます悪化し、年金問題はますます解決困難に向かい、日本民族
は消滅の未来に向かっているのです。

では、なぜ税制が、このように強力な効果を持つのかを分析し研究した結果が本論文
であり、「この税制改革理論の結論の要約」と「別表日米90年間の年度別税率と経
済」「日米と主要経済大国を基礎データーで比較」だけでも読み進めば「税制が持つ
誰でも理解できる簡単で巧妙な原理と、もたらされる結果のデーターに、びっくりさ
れると思います。」    

従来の税制改革論議は税制が経済的に中立を装うという市場経済を無視した、大きな
誤りがありますので、市場経済に適応した、資本主義の本家であるアメリカの税制と
日本の高度経済成長期の税制を基礎に、新たな税制改革理論を打ち立て、自立してア
メリカと対等に強力に経済競争しながら、地球環境へ適応して日本国が発展していく
「第二の明治維新」を目指さなければなりません。

◆さて人間の過剰性を悪く解釈するだけでは人間性の否定につながり、まして輸出に課
税せず内需と輸入のみを課税するのは「対等な平等競争ではなく」その国の不平等な
反人間的論理なのです。

国家コストを消費税という税制で、自国民に役立つために生産された内需商品と、輸
入商品のみに課税転嫁して自国民のみ負担させ、自国で作り出された輸出という自国
民に全く役立たない輸出商品の国家コストを、輸出相手国に全く負担させない偏った
性格を持つ間接税なのです。

それに比較して所得税等の直接税は国家コストである税金を、商品価格に転嫁して自
国民の作り出した価値にすべてに平等課税し、内需商品、輸出商品、輸入商品に関わ
らず、商品価格に混入させ国家コストを自国民へ役立つ内需、輸入商品については自
国民へ負担させ、他国民へ役立つ輸出商品については輸出相手国に負担させる「自国
民にも他国民にも国家コストを経済的に対等で平等に割り振り負担させる税制」なの
です。

さて競争の中で「何を規制すべきで何を規制すべきでないか判断するのが政治」なの
です。

本論では同時に、この税制改革理論で主張している政治改革が実現出来れば、「人間
の本質が進化と生き残り本能」である以上「地球環境をこれ以上悪化させず人類が生
き残る方向」へ、自動的に経済成長が進むことを確信しています。

なんとなれば膨大な数の人間は五感で生き残りの方向を本能的に判断するセンサーを、
動物として保持しているからであります。

現に経済成長につれ膨大な数の国民は医療、環境保護、社会福祉、エネルギーなどへ
の関心が高っていることをご理解頂けると思います。

◆さて成熟経済では、なぜ個人消費規制緩和の消費税廃止や、所得規制強化の直接税の
累進増税で強力な経済成長を達成し、経済問題を根本的に解決できるのでしょうか。

(任意行動)少数ですが、自ら所得獲得額の調整ができる企業経営に携わる人たちや、
寄付を多額にする利他的意識の強い人たちかいます。
所得が多いと税を多額に納付しなければならず過剰に所得を取りすぎるのを控える行
動が生じます。
これが「直接税の所得規制のインセンティブ(動機付け)効果」なのです。

これは強力なオスライオンでも満腹になったら順位の低いライオンにエサを譲る「畜
生でさえ遵守している大自然の掟である自然界の無意識の利他的ルール」と同一なの
です。

これによって力の弱いライオンや他の動物も生き残り自然は豊かに繁栄できるのです。
逆に人間社会の強者の所得独占行為は、大自然のルールでは極めて不自然な行為なの
です。

結局その人が満腹で放棄した所得は「任意の自由意志で中低所得者への所得配分」さ
れ、より所得の低い人が生き残り、新たな個人消費が発生する経済の無限連鎖が確立
し、これによって消費性向の高い中低所得者から、更に多くの所得の原資となる個人
消費の自己増殖が得られ、等価変換される国民所得の向上に寄与し、強者は更に所得
獲得チャンスが増加し、且つ中低所得者が生き残れて増殖できるので、将来中低所得
者から優れた人材を突然変異と競争で得られる機会が増加し社会を進化発展させる共
存共栄の利益を得るのです。

つまりライオン(高額所得者の所得)を増やすには下層の草食動物、更に下層の植物
層(個人消費)を増やさなくては、ライオン自身増殖できないのです。

(強制行動)直接税の税率が高くても、自分で所得や資産を全て獲得したい人は多額
の税を支払うことなり消費性向の低い高額所得者から得た税収は国家によって公務員
の給与や、公共事業を通じて、ほぼ全額中低所得者層に配分されることとなります。
これが「直接税の強制的な中低所得者への所得配分のシステム効果」なのです。
これを適正担保するため「納税者番号制はアメリカと同じく絶対に必要」なのです。

(結果)個人消費は強力な自己増殖性を発揮する進化システムであり消費税での課税
強化は悪影響が生じますが、直接税は全く個人消費を課税規制しないので、大幅増税
しても進化システム効果は自然に充分に発揮されます。

更に中低所得者の消費性向はきわめて高く、常に上の階層の消費を目指し個人消費の
増殖能力も高いので、任意や強制により中低所得者へ配分された所得は、結果として
中低所得者の個人消費を通じ国家全体の消費性向を押し上げ、次の所得の源泉となる
個人消費が活発になり「設備投資を伴った本格的景気回復」が達成されるのです。

つまり所得税は個人消費と貯蓄への所得の使い道に平等に課税する結果をもたらし、
消費税は所得の使い道のうち個人消費のみを課税し、貯蓄を非課税にするため個人消
費を最小限にして貯蓄へより多く回す、不自然な経済行動を取らせてしまうのです。

つまり所得税の他に消費税を導入するということは結果として個人消費に二重に課税
する結果になり個人消費への規制抑圧になって国民所得と経済成長が停滞します。

所得税は消費税と異なり、個人消費を直接課税抑圧せず、所得の使い道である個人消
費と貯蓄へ不平等競争条件も持ち込まず、更に販売現場へ販売抑制効果も持ち込まず、
更に高所得者層と中低所得者層の消費性向の違いを活用し、所得配分機能を持つ国家
を通じて高額所得者からの税収をより消費性向の高い中低所得者へ配分し国家全体の
消費性向を引き上げる強力なシステム効果を発揮します。

更に「所得税累進増税は所得の大幅増加をもたらし且つ所得の増加は税収の増加をも
たらす」ので「国家と国民の目的は同一」になり、国民所得を増加させると国民が喜
ぶ上、国家も税収増となるので、政治家と官僚は国民所得の向上つまり経済成長に本
気に取り組めるのです。

これも直接税のインセンティブ(動機付け)効果といいます。
これが「直接税の進化システム効果とシステム効果とインセンティブ(動機付け)効
果」の三位一体の効果なのです。

つまり直接税は税率を高くすればするほど、国民所得が向上し景気が良くなる上、税
収がドンドン増える便利な税金だったのです。

アメリカが世界大恐慌後の50年以上にわたり採用した高累進税制こそ、アメリカ資
本主義の基礎をしっかりと発展進化確立した税制なのです。

http://www.asyura2.com/0411/hasan37/msg/454.html

クリントン政権が本格的経済成長と財政再建の同時達成に大成功した理由 吉越勝之

進化シ
ステム税制と経済を再構築すること」を提案しているのです。
さてこの理論の「実証」として、1929年10月の株価大暴落はアメリカ税制史上、
直接税の最大の減税環境(最高所得税率25%)で発生したのであり、平成2年から
始まった日本の株価の大暴落も全く同様であり、直接税の大減税は景気回復の手法と
いう通説は全くの虚偽であり、景気悪化の原因そのものなのです。
その後この世界大恐慌を回復させ資本主義を発展させた、レーガン政権誕生までの、
50年間にわたる累進大増税政策(63−92%)と、その後の累進弱体化減税政策
のレーガン政権でもたらされた記録的な財政赤字を解消し、記録的な大成功をもたら
したクリントン政権の富裕層への直接税の累進増税政策と、日本の高度経済成長期の、
消費税無しの直接税の累進増税政策(国税のみで75%)を「手本に」「所得税等を
累進増税すると個人消費増強効果が強まるので素直に増税し」その分「個人消費の進
化システム機能を常時規制抑圧している消費税を完全撤廃し個人消費の自然な増加を
促進し」相乗効果で「500兆円以上の膨大な個人消費の種類・質・量の自己拡大を
図り財政負担無しに国民所得つまりパイの継続的拡大」を図る「経済の出発点」で
「経済再生の根本」である「個人消費を時代に応じて増殖する進化システム機能を自
由に発揮させ」豊かな内需環境を整備する税制改革を実行すべきです。
http://www.asyura2.com/0411/hasan37/msg/456.html


日米の全税制史を調べると「1925年米国は所得獲得者や資産所有者を優遇することが正しい選択であると誤解し、税制は景気に無関係であると誤解し、当時50−73%の高累進所得税率で好景気を謳歌していたのに、25%へ低下させる所得規制緩和策を実施し、4年間継続した結果、1929年に株価大暴落に続く世界大恐慌を引き起こしたのです」。

3年後に最高所得税率を25%から、63−>92%へ劇的に累進増税し所得規制強化し「米国はわずか6年間で失業率の悪化を食い止めバブル崩壊前の国家税収を完全に回復して、本格的景気回復軌道」へ載せたのですが、アメリカでさえ本論文の理論は認識されておらず、このアメリカの増税策はやむをえず取られた政策と評価され、50年後の大規模財政赤字を発生させたレーガン政権や現在の子ブッシュ政権の大減税政策の強行でも明らかです。

しかしレーガン政権後のクリントン政権が場当たり的で失敗すると批判された累進所得税等の増税政策で、本分析通り見事に本格的経済成長と財政再建の同時達成に大成功したのです。

これに対して日本の平成2年初からのバブル崩壊は税制を、最高所得税率75%―>50%へ所得規制緩和し、更にアメリカが採用したことの無い3%のヨーロッパ型付加価値消費税を導入し個人消費へ規制強化したことが「原因」であるのに、バブル崩壊後、景気が完全回復していない、平成10年には、更に最高所得税率を50−>37%へ所得規制緩和し、更に消費税率を5%へ個人消費規制強化したため、日本経済を更に最悪の経済環境へ陥れ、結果として、日本経済は泥沼に陥り国家税収は更に大幅減少し「バブル崩壊後15年も経過してるのにバブル前の税収に遠く及ばず」若者の実質的失業率は最悪化し、多くの結婚も出来ない経済状況の若者を多数出現させ、合計特殊出生率はますます悪化し、年金問題はますます解決困難に向かい、日本民族 は消滅の未来に向かっているのです。
http://www.asyura2.com/0411/hasan37/msg/456.html


これ位,子供でもわかる理屈なんだけど,大前先生に騙されるアホがいるんだ.


__________


人口100人の青い目の人達の村_takenaka village があった。

4人の資本家に支配された労働者庶民96人が住んでいた。

資本家の年俸は2億円、残りの庶民は年俸200万円
全体で9億9200万円の紙幣が循環していた。

takenaka village では、自動車は6〜7台しか売れず、他の者は自転車だった。
暴動や略奪や薬物中毒・犯罪が頻繁に起こっていて
ズタズタなスラム社会になった。


その村の隣に、ジパングという人口100人の島国があった。

20人の知恵者をリーダーとした職人庶民80人いた

リーダーの年俸は1440万円、残りの職人は年俸500万円

全体で takenaka village より少しすくない6億8800万円の紙幣が循環していた。

その村では、自動車は100台売れた。 自転車も売れた。

あらゆる産業が学問が医療が社会福祉が発展し
インフラが整備されていき、すばらしい街を形成していった。


05. 2010年11月18日 09:40:27: IOzibbQO0w
日本では、自分が投資したり経営する立場になってみれば、正規雇用しようなんて気にはあまりならないことを意味しているのだろう

低賃金でリスクと責任ばかり大きい経営者になるのはバカげている
学生が気楽で待遇の良い大企業社員に憧れるのも無理はない

まあ、そんなぬるま湯が、いつまでも続かないことは、一流の経営者は
皆わかっているが、庶民は自分の子供が、ひどい目にあって初めてわかるということだろう


派遣は減っても非正規は減らず

7〜9月期の労働力調査によると、派遣労働者が雇用者全体に占める比率は低下傾向が続いているが、非正規雇用が雇用者全体に占める比率は上昇が止まっていない。こうした非正規雇用比率の上昇は、民主党政権が志向する派遣規制の強化が現実にそぐわないことを示唆している。
7〜9月期の労働力調査によると、派遣労働者が雇用者全体に占める比率(以下、派遣比率)は2.02%となり、4〜6月期の1.77%から上昇した。しかし、そもそも派遣比率は年後半にかけて高まるという季節性があり、7〜9月期の上昇はそうした季節性に伴うものである可能性が高い。長期的に見れば、派遣比率の低下傾向は止まっていないと判断される。
こうした派遣比率の低下の背景にあるのは、民主党政権の派遣労働に対する規制強化の動きである。菅政権の外交失点や小沢元代表の起訴問題を受け、今国会での成立は難しいと考えられるが、民主党は登録型派遣と製造業派遣の全面禁止という「派遣法」の改正を引き続き目指している。加えて、派遣労働が適正に行われているか否かについて、従来グレーゾーンだった領域も含め、相当厳しく企業に指導している模様である。こうした派遣規制の強化は、労働者保護のため、非正規労働から正規労働への転換を目指すことを大義名分としている。しかし、現実にそぐわない点が多く、企業側からは雇用の弾力性の低下が生産拠点としての国際競争力を損なう点が指摘され、労働者側からも派遣法改正が寧ろ就労方法を限定し、就労の機会を減らす可能性が問題視されている。
そうした派遣規制強化がもたらす歪みは統計からも読み取れる。上述したように派遣比率は低下傾向にあるものの、他のパートやアルバイトも含めた非正規雇用全体が雇用者全体に占める比率(以下、非正規比率)は寧ろ上昇傾向にある。7〜9月期の非正規比率は34.53%と4〜6月期の34.31%から上昇した。派遣比率と同様に季節性はあると考えられるが、長期推移を見れば上昇傾向が続いていることが一目瞭然である。特に、パートやアルバイトが雇用者全体に占める比率は、派遣比率の低下と同時期に大きく上昇しており、派遣規制強化を受けて両者の間で振替が生じたことが容易に推測できる。派遣からパート・アルバイトへの移行は、雇用者保護という観点から見れば逆行とも言える現象である。現実にそぐわない規制を強要しても、それは社会や経済には受入れられず、結局のところ、別のひずみを生むだけである。


06. 2010年11月18日 10:26:30: uvpMSHVtJA
結局、大前は表面上の数値だけで物事を測り、水面下の隠れた数値を無視する
手法を多用して国民を欺こうとしているだけではないか。
経団連のいう法人税が高いと工場を海外へ持って行くとの脅しと何ら変わらない。
法人税が高いと言いながら200兆とも400兆ともいわれる利益を内部留保して
抱かえこむ企業に法人税を更に下げて何のメリットがあるのだろうか。

個人所得でいえば、金持ちは投資や貯蓄の利息で稼いでいるのが現状だろう。
こちらは10%でしかない。
すでに、3億あれば1%で回したとしても300万の利潤をあげられる。
この国においては、300万以下の給与所得者は多くの比率を占めている。

大前はバカか。それならお前が海外移住しろ。国籍も放棄しろ。


07. 2010年11月18日 11:17:47: lqOPOFnyLE
>このまま日本が所得税の累進性を維持したり強化したりすれば、スウェーデンと同じく富裕層は海外に逃げ出すだろう。

この手の脅迫じみた言葉によって、自分の利益を図ろうとすることは非常に浅ましいとしか言うようがない。極少数の(百万の規模の人や万という規模の企業の移動ならば本当だが)人々の移動を云々しても政策上の課題ではなかろう。人は金のためにだけ働くわけでなく、自分の身の回りを固めたり、位置づけを確保することで生きがいとする。この状況下でなんとかしのぐ工夫をしようとすることが生きがいでもあろう。そのような多くの人を大切にしていく政策が求められている。
 税の問題でなく、工夫や創造をする人たちへのインセンティブや支援が望まれる。


08. 2010年11月18日 19:05:24: ie9nf6iQdQ
>日本が累進課税を強化すれば、スウェーデンと同じく富裕層や資本は逃げていく

本当かもしれません。しかし、天下り・警察裏金・パチンコ・公益法人・独立法人・マスコミ電波利用料・宗教法人・公務員・NHK・ファミリー企業・麻雀店・保育所利権・その他利権などは、海外に逃げてはいけないでしょう。納税者番号や公務員改革、そしてギャンブルのネットの国営化などすれば、税収は10兆円以上増えるので、それをやってほしいです。


09. 2010年11月18日 21:12:10: vBM2NyQWBK
自由化すれば、税率下げれば外資が来る!ってどこの第三世界の旧植民地だよ。
外資が来たところで、何においても品質要求レベルが高い日本人を満足させられるのはごくわずか。皆撤退してしまう。規制のせいでも何でもなくて、商品、サービスが悪いから、以上。

富裕層が逃げるだ?
英語もできない日本人年配富裕層が海外に移住するわけない。
そりゃ全財産没収されるくらいまでいけば、流石にシンガポールかハワイかカリフォルニアでも行くかと考えるが・・。
それに金があったところで日本とフランスとモナコ以外に生活面で本当の贅沢が味わえる国はない。一刻の観光でなら別だが。

オーマエ世代は外人コンプレックスが強くてだめだね。何かにつけアメリカの論調にすぐ惑わされる。結局「企業参謀」なんて本も英語で書かれた向こうのノウハウをまとめただけのもの。自分の頭で考えたオリジナリティが無い。だから時代の洞察眼がない。未来予測に関して、今まで当たったためしがない。


10. 2010年11月19日 01:37:26: 3M1Zl9oIsc
大前GOD!

大前研一は日本人の感覚がわかっていません。
09.さんのおっしゃるとおり、
「日本の富裕層は国外には脱出はしません。」
金額で計ることのできない安全、民度等、生活におけるクオリティの高さが世界一の日本なのに。


11. 2010年11月19日 02:01:29: C7YELXMVYM
ばかたれww
経済とは 利益追求の 結果でしかない
経済学も 所詮 その後追い理論をしているにすぎない^^
まー いわば 気象予報 競馬の予想屋の 理論に近いなww
それらの 理論や予想を 妄信し、実践して 痛い目(個人投資家、政治家、官僚)にあった人間の 多いことww 多いこと
歴史はくりかえす^^

12. 2010年11月19日 02:28:19: oPXZ19qY9w
>>10

おっしゃるとおりです。

しかるべき財産がある人間なら、税金を気にするよりも、住み慣れた安全な国で生活することを選択すると思いますよ。
日本にいたって別に貧乏しなきゃいけない訳ではないんだから・・・。

小金持の多くが外国語をしゃべれない日本に欧米の理屈はあてはまらないでしょう。


13. 2010年11月19日 06:44:24: ejIC1If69M
大前研一はアメリカの手先の第1級の人物。1980年代には中曽根内閣の行革のブレーンだったし、こいつの著書『新・国富論』では、日本の農地を住宅地や会社に変えて、食料は海外からの輸入に頼れ、と日本農業を破壊する暴論を行った。バブル時代、放漫経営を行った住友銀行のドン・磯田一郎がアドバイスを受けていたのも大前研一。この頃、大前は「東京の地価でアメリカの国土が4つも買える」というバブルを煽る失言をしている。1990年代には「平成維新の会」をつくり、アメリカ様が望む日本のネオリベ化の尖兵となった。橋下徹や東国原英夫や江口克彦とかの外資族が「道州制」を唱えているのは、道州にして地方のインフラやセーフティーネットを外資に転売・民営化するというアメリカの罠なんだが、そのきっかけは大前が著書で道州制を主張したことにあるのだ。あ、大蔵省や通産省が解体され、日本の官庁がアメリカや外資の手先に成り下がった「省庁再編」も、1989年に大前が『平成維新』で唱えた案だったなあ。アメリカングローバリズムを正当化した本『ボーダレス・ワールド』は、ある意味で、ミルトン・フリードマン『選択の自由』やトーマス・フリードマン『フラット化する世界』にならぶ悪書だ(大前の似たような本に、『新・資本論』『新・経済原論』があるが)。ちなみに、今、金融危機でデフォルト寸前のアイルランドだが、アイルランドの金融立国路線を著書で褒めちぎっていたのが大前研一、というのは、これ豆知識な。みんなの党の渡辺喜美が「アジェンダ」という語をよく使っているが、「アジェンダ」という語を最初に使っていたのが竹中平蔵と大前研一だという事実、まさにこの語が米国好み・外資族好みの言葉だと分かるね。大前研一も勝間和代もマッキンゼー出身だが、勝間は大前の数々の著書・主張に影響を受けたらしい。

14. 2010年11月19日 10:42:06: PPAJr6WqwQ
総中流社会
 所得の中流
 
日本の経済成長を支えていたものだ。

皆がそこそこお金を持っているからモノが売れる。
特定の人にお金が集まってはモノは売れない。

モノが売れないところに企業は来ない。

総中流の方が結果企業は集まる。


15. 2010年11月19日 12:21:14: 5OBgVoxZmo
キャピタルフライトが起こって円安になれば、輸出企業は万々歳じゃないか。日本経済復活だよ。

16. 2010年11月19日 14:36:04: OGwlLpeNqX
かって某企業(年売上1000億)の幹部をやっていたが、
社長以下経営ボードにも
法人税が高いという意識も、議論も全くなかった。
競争力強化ということが最大の企業課題だったが、法人税が低ければ競争力が強化できるという発想はなかったと認識しています。

法人税引き下げで経済活性化という話は実感できません。


17. 2010年11月20日 11:47:33: WrMWPdruno
日本の税制度が気に入らない金持ちはさっさと海外に逃亡して下さい。
日本に富裕層なるものは要りませんから。
そして日本には戻って来なくて良いです。

海外に行ったら気付くでしょう。
やっぱ日本が良かったと。。。。

海外に逃げてカネは持ってても逃亡先では所詮マイノリティ。人権の保障がされるかどうか。


18. 2010年11月20日 16:48:26: h02tUnGZVY
さっさと日本から出て行って欲しい人はいっぱいいますが。
まずは大前さんご自分からどうぞ。
そして日本に戻ってこないで下さい。

19. 2010年11月20日 20:00:34: Z6L9SuY7r6
そんな日本人は要らない。
外国へさっさと引っ越し貰おう。
きれいになった日本は本当の幸せ感を味わう事になるだろう。

日本人魂は昔から大和魂という。
外国人には分からないだろう。

富裕層が悪いというものではない。
持つ者が持たざる人をいたわる気持ち、金銭というエネルギーを有効に使うという思想を二宮尊徳から学べ。

金は活かすもの。
税金が高いと思うのなら、それを使う官吏を教育すればよいだけ。

むしろ、庶民の税金を少なくする方向に持っていく様に考えるのが日本の税制なのだ。


外国のマネばかりしているから日本は馬鹿ばっかりの大前氏の様な学者が出てくるのだ。


20. 2010年11月21日 21:00:16: uKFoqoJusE
大前研一のみでなく、日本の政治家、エコノミスト、マスコミ全てが洗脳されている、
「税の集め方と使い方日米比較」のデータ全てで言えるのです
日本は米国より可成り貧乏人に厳しく金持ちに優しいのです、財務省や文科省を含む全てのデータで言えるのです
※逆のデータがあったら教えて頂きたい
※善し悪しや社会の比較ではなく、税制予算の比較です、念のため付言します
例えば次の14例、洗脳されているのがよく分かります
大前研一エコノミスト失格ですね、財務省のデータくらい見て頂きたい。
http://www.asyura2.com/10/senkyo100/msg/130.html

21. 2010年11月23日 19:41:55: fYmUCcCPjM
何か嫉みの世界で考えるのではなく、金持ちの死を待つのではなく金持ちに金を使うように施策を考えないと日本はますます悪く悪くなります。

22. 2010年11月23日 20:59:47: uKFoqoJusE
大前研一は嘘をばら撒いている
米国の課税最低限は3万9783ドル(07年)、日本は325万円(子供2人)
※さらに米国ではこの課税最低限以下には現金が支給される。米国税制は貧乏人には優しいのです

▼米国税制(EITC)、課税最低限以下の勤労者全員に現金を支給している(給与所得税ですね、税還付を忘れないように)
子供2人の例、税額控除だからマイナス税が存在する(米国では手厚い子ども手当てがあるのです)
収入が3万9783ドルの場合は納税額はゼロになる(07年の課税最低限ですね、日本の課税最低限は325万円)
所得控除しないで税額を算定し、3万9783ドルの税額(推定約7000ドル)が控除される
▽収入が35,000ドルでは1,013ドルの差引税還付があり収入は36,013ドルになる
▽収入が15,000ドルでは4,716ドルの差引税還付があり収入は19,716ドルになる
子どもの対象年齢は19歳未満、学生は24歳未満
(参考)※米国の出生率は2.04と高い
※控除額は年々増加している。2001年は32,121ドル以下がマイナスとなり現金支給、2002年は34,178ドル以下、2007年は3万9783ドル以下と増加している
※サラリーマンなら誰でも単身でも課税最低限以下には差引現金が支給される。大幅に減額になるが
※だから米国の減税では勤労者全員に現金が支給される、だから減税は景気対策になる、日本の減税は高額者ほど有利で特に課税最低限以下には恩恵がない

▼米国との比較14例 
http://www.asyura2.com/10/senkyo100/msg/130.html


23. 2010年11月26日 13:57:02: FLqTKfM4UQ
富裕層が海外に出て行っても日本は困らない。
無能な世襲議員、詐欺師のホリエモン、税金ドロボウの天下り役人が
海外に出て行っても人的損害は無い。
彼らは詐欺と横領しか才覚は無い。
むしろ出て行ってもらうべき。
この意見には誰も反論できないはずだ。
そもそも富裕層とは乞食に税金で5億円与えれば、その日から富裕層なんだし、
ばら撒き行政で生まれた土建社長なんて税金で乞食を富裕にしてあげたのと
同じだよ。



24. 2010年11月30日 11:19:26: h02tUnGZVY
結局1910年にジョージア州ジキル島でユダ金(J.P.モルガン等)が話し合いで作った金持ちのためのFRBがどんどんドルを刷る-->激減させる(恐慌)-->銀行の借金の担保(株・債権・家等)を取り上げられる。
両方の国に金や武器をばらまき戦争を捏造し儲ける。
こんなやつらの手先が大前研一みたいな奴らってことですか。
また今回も北朝鮮や韓国や中国、イスラエルやイランの後ろに同じ連中がいて意図的に戦争を起こそうとしている。

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