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本音でいえば、日本経済はこうなりそうだ
きょうは常識論を書きます。しかも本音の常識論です。いま近い将来に「ミロクの世」が来るとか「アセンション」とかいろいろ言われていますが、これは非常識論として、そんなことはありえない…という条件下で、きょうは本音で常識的に言えば日本経済や日本国はどうなるかを論じてみます。
日米ユーロなどの異常な金融緩和、すでに70億人に達した世界人口、そのうち先進国というか豊かに生活している人は10億人ぐらい、中国やインドや東南アジアは年に10%近い経済成長を必要としている。しかし世界の資源はすでに枯渇気味、食品も足りそうにないとしますと、日本もマクロには来年後半か2012年にはインフレに突入しそうです。そしてその後、二度とデフレにはならないでしょう。
さらに食糧、エネルギー、メタルなどを輸入に頼っている現状では、日本経済も政治はもとより日本社会自体が、いまのような輸出主導だけでは成りたたなくなると思われます。
そこへ、とりあえず円高気味です。輸出企業はもとより、いま日本の法人の4社に3社はすでに赤字ですから、会社もこれから、より大変になります。人べらし、合理化もこれ以上は不可能に近いし、中国などとはカントリーリスクがありすぎて安易に付きあえません。
こういう時こそ卓越したリーダーが必要ですが、日本の政、財、官界にはハラの坐った、世の中がどうなるかが分る人財は、いまのところ見当らないようです。
といって、アメリカも西欧も、少しマクロに見ると自国通貨安に走るより他に、いまのところ打つ手はないようです。日本も同様です。
このような時に昔から各国が取った政策は戦争です。いまもイスラエルとイランの間では、いつ火がふくか分らない状態ですし、極東でも、中国や北朝鮮の動きは、日本にとっても人ごとではありません。
多分、来年後半から2012年に入ると金利が高くなり、日米国債などが暴落する可能性が高いと思います。
これは日本の中央銀行である日銀だけでなく、各金融機関を破滅に追いこむ可能性もあります。
中国もアメリカ国債の暴落と元高で大損を受けて、国家が大変なことになるでしょう。
だから、先日韓国で行なわれた「G20」の財務相・中央銀行総裁会議は、見事に分裂しました。ワシントンポストの見出しは「G20分裂」でしたが、まさにそのとおりで、考え方の全く反する米中両国を入れての会議がまとまるはずはありません。今月のG20の首脳会議も全く期待できないでしょう。
この中でリーダーのいない日本は、常識的には「ケ・セラ・セラ」という状態で、過去20年の衰退から脱却するのはムリで、3−4年で国家を破綻させる可能性もあります。
ともかくいよいよインフレに向って進み出すのはまちがいなく、資本主義は崩壊の可能性が高まって来ました。
ミクロには検察の諸問題、武富士破綻による消費者金融の世界の断末魔、日本振興銀行のレイオフ事件、日航の再破綻の可能性、続出する若者の失業、就職難など、どこからみても大変なことが多い最近です。そこへ気象異変です。
こういう時にどうすればよいか…ですが、船井流経営法でいいますと、圧縮付加法と長所伸展法をとるしか仕方がありません。
それらがどんなものかは多くの著書に記しましたので、ここでは詳述はしませんが。
ヒントは、本音、本物、そして真の宇宙の理に従って集約的に正しく生きることにあると思います。そうすれば日本は国民性から考えてすばらしい国際的リーダーになれる可能性が高いと思うのです。
いまそれらにつきましては、今年末から来年早々出版予定(ヒカルランド刊予定)で『「聖書の暗号」と「日月神示」』という本の原稿を書いております。ここに上手に書きますので、正月休みにでも、ぜひお読みください。
なお、以下は同書(私の出版予定書)の「まえがき」の一部です。
気楽にお読みください。
ところが、2009年の2月はじめに、やはり「聖書の暗号」の解析家(分析ならびに、コンピュータソフトも独自に開発したという人)の稲生雅之(いのうまさゆき)さんから長文のお手紙をちょうだいしました。
それは「聖書の暗号に船井幸雄先生のことが多く出て来ます。その資料を送ります。できれば説明にうかがいます」というようなお手紙でした。
興味を持った私は2月中旬以降、数回も稲生さんから説明を聞き、自分で調べはじめました。
その結果は、「この暗号は無視できないし、研究に値する」と思ったのです。
そして書いた本が『二つの真実』(2009年7月 ビジネス社刊)でした。
ただ、この本を読んだ世の中の人は、「船井さんが変なことを言い出したぞ。ちょっとおかしくなったのではないか?」というのがほとんどでした。これは去年のことです。
つぎは今年に入ってからのことです。
伊達さんが徳間書店から出した『聖書の暗号は知っていた』(2月刊)と稲生さんが同じく徳間書店から出した『聖書の暗号は読まれるのを待っている』(7月刊)のコーディネーター的なことをやりました。両書とも序文と解説文を書き推薦したのです。
その結果、1万人くらいの人は二人の著書を熱心に読んでくれたようで、「聖書の暗号」にかなり興味を持ってくれたようなのですが、何万人かの人からは「船井さんは、いよいよ変になった」と思われるようになったようです。これらのことは現実家の私にはよく分ります。
そこで今度は、『「聖書の暗号」の大事なポイント』(2010午9月 ヒカルランド刊)という本を自分で書きあげたのです。この本は、今年9月11日に店頭に並んだのですが、まじめに同書を読んでくれた人は、「船井先生は、どうやら聖書の暗号は、いいかげんなものではない…ということを、とことん調べて紹介しているようだ」と思ってくれるようになりはじめたようです。
それらは、私のところへ来る手紙やメールなどでもはっきり分ります。
その後も「聖書の暗号」の研究を続けてきました。それで、もう一冊、本としてまとめて発表したくなったのです。9月はじめから50日間ほどで、それくらい研究が進みました。その結論が本書なのです。
もしも皆さんが「聖書の暗号」に興味をお持ちくださるなら、以上の日本語の著書とともに、「聖書の暗号」をはじめて世界中に知らせベストセラーになった本、いわゆるマイケル・ドロズニン著、木原武一訳『聖書の暗号』(1997年8月 新潮社刊)をできればお読みください。非常によく分ります。
マイケル・ドロズニンさんは、アメリカ人のジャーナリストで「聖書の暗号」の解析者でもありました。原題は『THE BIBLE CODE』で、1997年にニューヨークで発刊された本です(転載ここまで)。
これらも参考にして、本当は日本の今後を考えねばならないのですが、常識的には、はじめに書いた通りで余り期待はもてないようです。
=以上=
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