http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/182.html
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2010-11-12
http://seturibaika.blog72.fc2.com/blog-entry-406.html
あれぇ「市民派」って打ちたかったのに「支みんな」って出ちゃった。やはりアイツは「みんなの党」の手先だったか…(@_@;)
昨日の続きというべきなのか。昨日の引用記事のうち言い足りなかったことの補足。
昨日は後半部分について書きましたが、今日関係あるのは前半部分です。雪どけ水は新潟生まれの新潟育ち、他人事ではありません(^_^;)
では今日も『低気温のエクスタシーbyはなゆー』さんから。
(引用はじめ)
コメどころ新潟「TPPに加盟すればコメの国内生産が崩壊する」
http://alcyone.seesaa.net/article/168927176.html
☆TPP:協議開始へ 農業関係者、懸念の声「国内生産が崩壊」/新潟 (毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101110-00000127-mailo-l15
http://www.asyura2.com/09/news8/msg/394.html
萬歳会長は「例外を認めないTPPを締結すれば、日本農業は壊滅する。農業所得が補償されても、輸入は増大し、国内生産は崩壊。関連産業は廃業し、地方の雇用が失われ、国民の圧倒的多数が望む食料自給率の向上は到底不可能」と危惧(きぐ)を示した。
《おまけ》
505 名前:名無しさん@3周年[sage]
投稿日:2010/11/10(水) 04:48:20 ID:Arq0l5sS [3/3]
なーんだ、やっとわかったよ。
TPPっつーのは言葉を換えた「自由と繁栄の弧」じゃないすか。
金融市場を開放できない中国にはTPP参加のハードルがあまりに高い。
中国を抜きにしたTPPの本質は米ドルが基軸通貨の地位を維持する対中国ブロック経済網であり、中国を経済封鎖しても成り立つアメリカ参加の「大東亜共栄圏」。
交易には海路や空路を確保する必要があります。
経済的な相互依存が深まればTPPは有事にそのまま軍事同盟に移行できる。
それはまるで中国封鎖網じゃないですか。
菅・仙谷政権は尖閣で「面従」しつつTPPで「腹背」するんだ。
逆に、菅・仙谷が尖閣問題でいくら譲歩しても中国が怒りっぱなしなのはTPP推進が原因だ
(引用ここまで)
TPPに加盟すれば国内農業は壊滅するという解説は良くなされるところですが、それは必ずしも正しくありません。
たまに聞きますよね。日本の食料自給率はカロリーベースでみれば最低だが、金銭額を基本にみれば世界有数の農業大国だ、と。
日本農業は量を作るのは長けていませんが、付加価値の付いた安全で味の良い「質の高い」食品を作ることには長けているのです。
だからカロリー換算で見ると生産力は弱くても、ブランド農産物を作ってお金を作るのは意外にも得意(^_^)
たとえば新潟のコシヒカリは中国の富裕層から大歓迎ですし、世界に冠たるコーベビーフ(神戸牛)もあります。これらはTPPにもびくともしない強い農産物です。
事実、泉田裕彦新潟県知事はTPP受け入れを歓迎しています。中国向けにコメの輸出が増える…そう皮算用しているのかも(ただし中国はTPPに不参加か)。
だからTPP加盟は日本農業が一律に滅ぶことを意味しません。大規模な転換を余儀なくされるでしょうが消えることはないでしょう。少なくとも一部は残ります。
でも、な〜んだ、日本農業は大丈夫なんじゃん。じゃTPP入った方が良くねぇか…と、思ったアナタはまだ甘いm9(-_−)
付加価値の高い農産物は大量生産できません。魚沼産コシヒカリにせよ神戸牛にせよ口に入れられるのは富裕層だけです。
国内農家は、TPP対策にブランド農産物への転換を図るから、一般向けの安価で手に入りやすい食品はおおむね外国産に頼ることになるでしょう。
輸入品はどうしたって味や安全性で劣ります。長距離郵送の間に鮮度がどうしても落ちますし、腐敗を防ぐためには薬品の助けが必要です(@_@;)
するとどうなるか。TPP加盟後の日本は、富裕層が安全でおいしい国産品を食べ、中・低所得者層は外国産の食品に頼ることになります。
言っときますが外国の農産物が危険だということではありません。あくまで本質は食料を長距離輸送することの不自然さです。
それはともかく、富裕層が安全でおいしい国産の食品を食べ、中・低所得者層は外国産の食品に頼るということ…。
たかが食べ物というなかれ。毎日口にするものが違うのです。これほど社会を分断するものは有りません。言うならば食のアパルトヘイトです(@_@;)
TPP加盟後のバラ色でない未来が想像いただけますでしょうか。
もっとも食のアパルトヘイト化は既に始まっています。ありましたな毒ギョーザ事件。築地市場の移転問題も食のアパルトヘイト化と密接な関連があると思われます(^_^;)
ようするにTPP加盟の問題は農家だけではなく全国民の問題です。もし、それでも加盟したいと望むのならセーフティネットの構築が必要不可欠です。
TPPのセーフティネットというと戸別補償制度が挙げられますが、それでは足りないということが分かるでしょう。足りないというか…戦略性に欠けています。
引用文中にもありますがTPPは安全保障とも深く結び付いています。アメリカの軍事戦略に必要以上に巻き込まれないために中国・ロシア・韓国との積極的な連携を図る。
これだって立派なセーフティネットです。しかし今の内閣は意図的にそれをサボタージュしていますね。
アメリカ追従で格差が広がったら貧乏人を戦争に駆りだせば良い。おれたち富裕層は美味いものでも食って悠悠とするさ…というところなのでしょう(^_^;)
派遣村もあっさりと止めちゃったしね。
米国は 栄え米穀 消えるなり
菅が近衛、前原が東條。
お粗末さまでした(^o^)
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