http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/148.html
Tweet |
http://www.youtube.com/watch?v=srLBD7Lni98
http://beta.ntdtv.com/ntdtv_jap/econo...
【新唐人2010年11月5日付ニュース】10月31日、上海万博が半年間の会期を経て閉幕。この万博は混乱続きでした。テーマソングの盗作、人権 活動家などへの弾圧、海外メディアの取材の制限などです。そして万博閉幕後に案じられるのは、中国経済の低迷、そしてバブル崩壊です。
上海万博の閉幕後、会場内の200余りのパビリオンは、一部のシンボル的な建物をのぞき、ほとんど撤去されます。一部の外国のパビリオンは競売にかけられる予定ですが、こうして、会場跡地は、上海の一等地で最大の開発用地となります。
会場の敷地のうち、4割が競売に出され、およそ2千億元の収入が当局に入る予定。上海財経大学・万博経済研究院の陳信康院長は最近、万博後の数千億元の開発利益は、コスト回収の決め手になると発言。
また、上海聨合産権取引所が、万博の資産処理の場になる予定です。万博として最初に競売にかけられたのは、「湖南館」でした。このほか、「ラトビア館」の空中飛行ができるアトラクションは、将来河南省の、あの有名な少林寺の近隣に移されます。
少し前には、台湾とオーストラリアのパビリオンが競売に出されたほか、ルクセンブルグも買い手を探しています。
万博の直接収入はチケットや万博グッズの販売、スポンサーの資金などです。しかし、「広州日報」は、万博会場の開発こそが最大の利益を生んだと報道。
9月、香港のある企業が48億元で、会場内の住宅用地5万平方キロを購入。1平方メートル当たり、3万5千元余り、日本円で約42万円に達します。会場跡地には、高級オフィスや邸宅が立てられる予定で、上海の不動産価格を押し上げそうです。
実は上海万博に対し、こんな批判もあります。当局は万博の名のもとに、大々的な立ち退きで土地を奪い、数年連続の高度成長と輝かしい功績を得たが、結局は、再び大量の土地が売られた、つまり、不動産市場で経済を引っ張るパターンは変わっていないのです。
上海の人権活動家、許正清さんによると、万博で立ち退かされた市民の多くは、妥当な補償を受けていません。これから競売にかけられる土地は、みな無償で市民から奪ったものなのです。
上海の人権活動家 許正清
「多くの立ち退き住民は妥当な補償を受けていません。万博のいわゆる競売は大半が土地の売却ですが、立ち退き住民は譲渡金を得ていません。つまり、政府がただで奪いました。これは矛盾に満ちています」
万博の閉幕と共に、インフラ建設が一段落すれば、土地や建物などへの投資が急速に減って、万博後の経済低迷、ひいては不動産バブルの崩壊すらあるといわれます。
日本は1964年の東京オリンピックと1970年の大阪万博で飛躍的に経済が発展 しました。しかし、その反動とアメリカの貿易赤字の拡大という状況下で、日本の輸出は激減、経済の低迷が始まりました。今の中国は、当時の日本と似てお り、アメリカとの貿易摩擦が激しくなる一方で、人民元切り上げの圧力も高まっています。そこで、万博後の経済低迷の恐れがあるのです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://ntdtv.com/xtr/gb/2010/11/02/at...
上のリンクをクリックすると、このニュースの中国語版が見られます。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。