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http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=a4QmoWUrW.mY
大阪チタ社長:11年輸出向けスポンジチタン価格、3年ぶり値上げへ
10月26日(ブルームバーグ):
航空機エンジン部品などに使われるチタンの中間材料であるスポンジチタンの生産で世界2位の大阪チタニウムテクノロジーズはスポンジチタンの2011年輸出向け価格について、3年ぶりの値上げを見込んでいる。
西澤庄藏社長が25日、都内でブルームバーグ・ニュースとのインタビューに応じて明らかにした。今年に入り在庫調整が進展しているほか航空機向け需要が想定以上に増加、一般産業分野も電力向けなどで需要が回復しているのが理由だという。値上げ幅については、「ひとけたの中程度まで引き上げる予定」と述べた。
輸出用価格は、スポンジチタンの加工品である展伸材の国内メーカーなどと年度ごとに行う価格交渉の指標となる。大阪チタは、米チタニウム・メタルズ(米国ダラス州)や住友金属工業、神戸製鋼所などにスポンジチタンを供給している。
西澤氏によると、大阪チタはスポンジチタン工場の足元の稼働率が55%程度だが、リーマンショック後の世界的な景気後退で需要が急減したことを受けて一時凍結していた生産能力増強工事を11月に再開する予定。年産能力は現在の3万2000トンから来年中に3万8000トンに拡大する。能力拡大に備えて人員も年末までに100人以上増強する。
10年度生産量は、上期実績を基に年間換算すると1万8000トン程度。ただ、西澤氏は、下期以降は需要回復を受けてほぼフル稼働に入り「2万7000トン程度になる」という。11年度は30%増の3万5000トンになるとみている。
26日の大阪チタニウムの株価は午前9時32分現在、前日比75円(1.94%)安の3800円。年初来では49%高となっている。
記事に関する記者への問い合わせ先:東京 宋泰允 Yasumasa Song ysong9@bloomberg.net東京 菅 磨澄 Masumi Suga msuga@bloomberg.net
更新日時: 2010/10/26 09:36 JST
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