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先進国に新興国を加えた主要な20か国、G20の財務相・中央銀行総裁会議は初日の討議を終え、自国の通貨を輸出に有利な安値に誘導する、いわゆる「通貨安競争」を避けるため、各国の経常収支に数値目標を設ける案が示されました。
韓国のキョンジュで開かれているG20は、日本から野田財務大臣と日銀の白川総裁が出席して初日の討議が行われました。会議では、自国の通貨を輸出に有利な安値に誘導する「通貨安競争」の問題に関連して、アメリカと、議長国の韓国が、各国の経常収支に数値目標を設けることを提案しました。具体的には、経常赤字や経常黒字を、各国がそれぞれ、2015年までにGDP=国内総生産に対して4%以内に抑えるというものです。この提案では、中国のように巨額の経常黒字を抱える国が基準を満たすためには、通貨の切り上げによって黒字額を抑えることも迫られる可能性があるため、通貨安への誘導がしにくくなるというねらいがあります。この提案に対しては、中国など新興国の一部から反発も予想されますが、調整は共同声明が取りまとめられる23日まで続けられる見通しです。これについて、野田財務大臣は22日夜、記者団に対して、「経常収支は経済活動の結果であり、財政収支を改善させる政府のコントロールとは違うと思う。厳格な数値目標を設けるのはいかがなものかと申し上げた」と述べて、導入には消極的な考えを明らかにしました。
G20 数値目標設ける案提示
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101022/k10014770381000.html
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