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第218回 戦後初のペイオフ
http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=229630&ct=5
「9月10日」は、歴史に残る日になったようだが、それは、「日本振興銀行」の破たんにより、「戦後の日本で、初めて、ペイオフが実施された日だった」ということだからである。そして、この事件をきっかけにして、「今後、人びとの意識と行動とが、大きく変化する」ということも想定されるのだが、具体的には、この「ペイオフ」が意味することが、「預金の一部が、実際に、価値を失った」ということであり、結果として、「日本人の預金神話が、完全に崩壊するきっかけになる可能性がある」ということである。
つまり、「銀行預金は、絶対に安全だ」というような、「信仰的な考え方」を持った人が多かったために、今までは、長い間、「ゼロ金利」が持続しようとも、「預金から、ほとんど資金の移動が起きなかった」という状況だったのである。そして、このことは、かつての、「終身雇用神話」や「銀行の不倒神話」と同様に、「実際に、事件が起きない限り、崩壊しない考え方」とも言えるのである。別の言葉では、「今回の事件」を見ることにより、「私の預金は、大丈夫なのか?」と考える人たちが増えた可能性があり、また、「1000万円を超えた預金が、預金保険機構によって保護されない」という事実にも、「日本中の人びとが気付かされた」ということである。(以下、略)
(コメント)
初のペイオフ発動は、これからばんばん起こしますよ、という狼煙であろう。
それは政府(政治家は関係なし)の深部で、密かに、粛々と進められている
と思う。いずれ、それは有無を言わせない突発的な宣誓によって、実行され
る。あわてふためく人々。が、それは新生への胎動の開始なのであって、何
も悲しむべきことではない。
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