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2000年ごろ調べたとき、合衆国で鋳物をつくる会社は、一つだけ残っていました。その後、どうなったかは調べていませんが。
鋳物工場がなくても、自動車は、ありあまるだけ走っています。
雑貨を作る工場も、ほとんどが、中米か、中国かに移ってしまいましたが、スーパーには、これでもか、これでもかと、山積みです。これから、クリスマス商戦に向けて準備です。どれだけ売れるか。そう、一度だけ着る服、一度だけ使うカメラ、。。。
ギリシャでも、コンビ二には、物はいっぱいあります。エーゲ海には、観光客はいっぱいです。どこが、財政破綻なんですかねえ?
近くの韓国のほとんどのところで、物はあふれています(10数年前、田舎は、まだ物的な貧しさがありましたが。)
日本でも、ありあまっています。金型の工場が、タイヤ中国に行ってしまって、大変ですが、自動車も携帯電話も、あふれています。金型工場が、日本になくても、物はあり続けるでしょう。仮に、財政破綻に直面しても、コンビ二には、物は、あるれているでしょう。
アルコール分のないビール、糖もカフェインもないコーラ、炭素繊維のゴルフシャフト、・・・、血道をあげて、決算で黒字を生み出すために、必死に作り出す必要はないような物でしょう。もう、本末転倒しているのです。
もう、日常品のためには、生産の効率を上げる時代、資本の継続的な拡大を目標とする時代は、終わりました。”安く、速く、多く”は、終わりです。
日常の経済活動では、お客の”気持ち”が多少でも豊かになることを支援する時代になったのでしょう。”高く、じっくり、あなただけ”の時代が来るのでしょう。
元禄文化の21世紀版が来る時代になるのでしょう。銀座と秋葉原が融合したような。
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