★阿修羅♪ > 経世済民69 > 727.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
金価格高騰は、ドル、ユーロなどへの信認の低下の裏返しだ。金高騰が発する通貨・経済政策への警告を主要国は無視してはならない
http://www.asyura2.com/10/hasan69/msg/727.html
投稿者 TORA 日時 2010 年 9 月 23 日 12:13:41: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu224.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
--------------------------------------------------------------------------------
金価格高騰は、ドル、ユーロなどへの信認の低下の裏返しだ。金高騰
が発する通貨・経済政策への警告を主要国は無視してはならない。

2010年9月23日 木曜日

ドル、ユーロ、円の通貨価格競争で金の価格が上がる。


◆[FT]通貨摩擦、大合意に向けた険しい道のり 9月17日  英フィナンシャル・タイムズ紙 日経新聞
http://www.nikkei.com/biz/world/article/g=96958A9C9381959FE3E5E2E0878DE3E5E2EBE0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;p=9694E3E7E2E0E0E2E3E2E6E1E0E2

ちょうど25年前の9月22日、数人の男たちが世界経済を作り直すためにニューヨークのプラザホテルに集まった。世界の先進5カ国(G5)の政府が一体となってドル安誘導と世界の不均衡是正を図るという、ここで彼らがまとめた合意は恐らく、過去40年間の国際的な経済協力の頂点だったと言えるだろう。

再び求められる「プラザ合意」の精神

 今、為替レートや世界経済の不均衡、財政赤字削減を巡って世界の主要経済国の政府間に大きな亀裂が生じている中、プラザ合意の精神が再び目覚めれば、計り知れない価値をもたらすかもしれない。

 だが、一部の野心的な向きは主要20カ国・地域(G20)が包括合意をまとめる討論の場になり得ると考えているものの、そうした合意に至るまでの道のりは1985年当時よりも不安定になっている。

 ワシントンのシンクタンク、ピーターソン国際経済研究所の所長で、グローバルな経済統治の可能性を常に楽観するフレッド・バーグステン氏は、プラザ合意当時の潜在的なトレードオフが今も存在すると指摘する。

 同氏によれば、ドル安によって米国経済を浮揚させたプラザ合意と、その後、ドルを安定させることを決めた1987年のルーブル合意のおかげで、米国政府が多額の財政赤字を削減する自由度が高まったという。

 「(当時の米財務長官だった)ジェームズ・ベイカーに、プラザ合意は赤字削減にどれほど貢献したか聞いたら、恐らく10〜20%だろうと言っていた。非常に大きいわけではないが、悪くない数字だ」。バーグステン氏はこう述べ、中国が同じように人民元切り上げにコミットすれば、米国内の財政再建議論が落ち着くかもしれない、とつけ加える。

「先進国クラブ」入りを拒む中国

 一方で、違いを指摘する向きもある。カーネギー国際平和財団の客員研究員、デビッド・ロスコフ氏は言う。「1985年の日本は小さな先進国クラブの一員であり、クラブの規則にのっとって行動する用意があった。だが、中国は自身を全く独自の存在だと考えている。これほど規模が大きく多様な経済は、ほかの国々と同じルールには従えないというのだ」

 中国商務部系シンクタンクの研究員、梅新育氏は今年、「急激な通貨上昇が中国に与える影響は日本以上に大きいだろう。中国は日本よりずっと初期の発展段階にあるからだ」と語っていた。日本は洗練された企業を抱える先進国だったが、「中国の労働集約型産業は利益率が極めて低いため、大幅な通貨上昇の圧力に耐えられない」というのが同氏の主張だ。

いずれにせよ、中国政府の関係者は大抵、プラザ合意は日本にとって惨事だったと主張する。合意を受け、日銀は円高を相殺するために利下げに動いた。日中両国では多くの人が、この政策変更が日本の1980年代末の巨大不動産・金融バブルを助長し、経済停滞の「失われた10年」が後に続く結果になったと考えている。

中国政府に都合のいい日本のバブル

 これに対してバーグステン氏は、「より賢明な中国人エコノミスト」は内々に、こうした主張がまやかしであることを認めており、日本のお粗末な銀行規制の方がバブルの大きな原因だったと言う。それでも、日本の例は確かに中国政府に都合のいい論点を与える。

 プラザ合意を成し遂げるうえでも、米国の多大な外交努力が必要だった。米国はG5のメンバーである欧州諸国(フランス、ドイツ、英国)をまとめ上げ、高圧的な態度で日本に協力を迫った。そうした協調は今、当時よりも難しい。

 確かに、中国の為替操作については一部のG20諸国からも不満の声が上がっている。欧州連合(EU)は発言を強めており、インドやブラジルの当局者もこの流れに加わった。だが、バラク・オバマ大統領率いる米政権は、彼らを団結させ、中国に圧力をかけるまとまった部隊にすることはできずにいる。

 先日、日本が円安誘導のための介入の決断を下したことは、多国間のアプローチに対する支持表明ではなかった。

 法律事務所シドリー・オースティンのパートナーで、G20でジョージ・ブッシュ大統領の「シェルパ(首脳の個人代表)」を務めたダン・プライス氏は、G20は2008〜09年の世界金融危機のピーク時には目覚ましい成果を上げたと話す。

現実的でないG20での包括合意

 しかし、世界経済を修復するためには、為替レートと財政赤字に関する取り決め以上のものが必要であり、欧州のソブリン債の問題、ドイツの経常黒字、欧州労働市場の硬直性といった問題にも対処しなければならないと指摘する。

 「多くのことが達成できるだろうが、G20サミットが一定の尺度と行程表を備えた包括合意でこうした問題をすべて決定的に解決できると期待するのは現実的ではない」とプライス氏は語っている。

◆通貨安競争へ金高騰の警告 9月21日 日経新聞
http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE3E6EBEBE5E4EBE2E0E3E2EBE0E2E3E28297EAE2E2E2;n=96948D819A938D96E38D8D8D8D8D

金の国際価格が先週、3カ月ぶりに史上最高値を更新した。ドル資産にもユーロ資産にも不安を感じる投資家や新興国の中央銀行が、金の保有量を増やしている。金高騰は、景気立て直しを焦る各国が輸出に有利な通貨安競争に走ることへの、市場からの警告の意味合いも大きい。

 金の国際価格は6月に1トロイオンス(約31グラム)1260ドル台の高値を記録した後、ヘッジファンドなどが利益確定の売りを出して下げ局面に入った。だが、景気回復の足取りが鈍り、デフレ懸念も出てきた米国が8月に追加的な金融緩和を決めると、金価格は再び上昇基調に戻った。

 6月まで金価格の上げ材料になった欧州の財政・金融不安も消えていない。さらに、多くの投資家が米国や欧州諸国が通貨安を容認するとみて、ドルやユーロ資産の一部を金投資に振り向けている。

 金にも価格変動リスクはある。ただし、実物資産である金には、債務不履行に陥るような信用リスクはない。各国の財政不安が高まるほど、「無国籍通貨」「世界通貨」の性格を持つ金に投資家の関心は向く。

 金の調査機関ワールド・ゴールド・カウンシルなどが8月に発表した今年4〜6月の世界の金需要は、宝飾品が前年同期比で5%減る一方、投資需要は同42%も増えた。

 個人投資家や、年金基金など機関投資家のほか、中央銀行が準備資産として金の保有を増やす動きも目立つ。中国人民銀行は昨年、自国で産出した金を積み増して金保有量を1054トンへと8割増やした。ロシア中央銀行の6月末時点の金準備は668トンで昨年末比で1割増え、フィリピンやベネズエラの中銀も金保有を増やしている。

 国際通貨基金(IMF)が昨年秋から売却を進める403トンの保有金も、インド(200トン)やスリランカ(10トン)、モーリシャス(2トン)、バングラデシュ(10トン)といった国々の中央銀行が取得した。

 金価格上昇の背景には、欧米の金融機関やヘッジファンドによる活発な商品投資もある。だが新興国による金保有の増加は、ドル、ユーロなどへの信認の低下の裏返しだ。金高騰が発する通貨・経済政策への警告を主要国は無視してはならない。

(私のコメント)
中国が先進国の仲間入りする事は可能なのだろうか? 中国人自身が人民元を切り上げたら価格競争に耐えられない事を認識している。「中国の労働集約型産業は利益率が極めて低いため、大幅な通貨上昇の圧力に耐えられない」というのは真実であり、中国の貿易黒字の多くが外資系企業が稼ぎ出したものだ。

日本は1ドル=360円から1ドル=80円近くまで切り上げられてにもかかわらず、国際競争力を維持しているが、中国は数年前に20%ほど切り上げましたが、東南アジア諸国との競争に追い立てられる状態になっている。実際多くの外資系企業が中国からベトナムなどへの工場の移転を進めている。

中国が日本のようなプラザ合意の試練に耐えられないのは事実だろう。日本の菅首相は中国をG8の会議に招こうとしましたが、中国の先進国会議入りは無理だろう。その為にG20の会議が作られて、アメリカは中国を引き入れて国際ルールに従わせようとしていますが、中国は中華の民だから国際ルールに従う事はないだろう。

中国が経済発展を続けようとすれば為替の自由化は避けては通れないし、マネーが自由に出入りできなければ経済交流は難しくなる。それでも外資が中国に投資を続けているのは中国が近代国家となり巨大市場になると考えてきたからだ。もしこのまま中国が為替規制を続けてドルにリンクし続ければ中国は国際市場から排除されるだろう。

85年のプラザ合意は日本経済を吊るし上げる手段でもあったのですが、日本は400%以上もの円の切り上げに耐えてきた。しかし切り上げる事によって石油や石炭や鉄鉱石などを安く買えるようになって、二度にわたる石油ショックに耐えたばかりか高度成長の持続にも繋がった。

日本は労働集約型の産業は失ったが、付加価値の高い技術集約型産業に転化する事によって円高に耐えられる産業構造を作り上げた。日本はいつの間にかアメリカやヨーロッパを追い越してしまったのであり、日本はバブル崩壊を20年前に経験しましたが、アメリカやヨーロッパは2年前に日本型バブル崩壊を迎えた。

アメリカやヨーロッパは日本の経験を元に経済対策や金融政策を行なっていますが、結局は日本病に罹ってしまうだろう。FRBは資金供給を続けてBSを膨らまし続けていますが、それは通貨安競争で金などの資産インフレを招くだけだろう。金が高騰すれば石油や他の資源にもヘッジファンドの投機の手が伸びるだろう。

普通ならば景気が低迷すれば石油や石炭や鉄鉱石は価格が低迷するはずですが、アメリカやヨーロッパの通貨供給政策が資源価格の高騰を招いている。石油の高騰で一番困るのはアメリカでありドル札を印刷しまくってばら撒けば自分で自分の首を絞めることになる。まさに小沢一郎が言うようにアメリカ人は単純だから困ったものだ。

ドルもユーロも信用できないとなれば円に買いが集まるわけですが、欧米から非難される為替介入よりも、国債の買いオペを行なって日本も資金供給してバランスを取る政策に切り替えるべきだ。マネーが世界的にだぶつけば投機の矛先は金や石油に向かうだろう。そうなればFRBもドル札を世界中にばら撒く事は出来なくなる。

金融政策は効果がすぐに現れる事は少なくて3ヶ月から1年以上たって現れることがある。中央銀行の金融政策が後手後手に回りがちなのは過去のデーターで金融を決定するからであり、金融政策は逆に3ヶ月先を見ながら金融政策をコントロールすべきだ。

おそらく来月あたりから緊急経済対策の期限が切れたマイナス効果が出てきて危機的状況になるかもしれない。FRBはそれを警戒しているのでしょうが日本型のデフレ不況はアメリカも避ける事は出来ないでしょう。しかしアメリカはデフォルトの誘惑に打ち勝つ事ができるだろうか? 

「株式日記」では、アメリカと中国の抱き合い心中するだろうと言う予想を書きましたが、中国が元の切り上げをすれば中国から製品の供給を受けていたアメリカが困る事になる。中国に投資をしていた日本やヨーロッパの企業も困るだろう。しかし中国に代わる国はいくらでもあるのであり、インドやベトナムなど人件費の安い国はいくらでもある。

世界の中央銀行が金を買い始めていますが、ドルを買うよりも金を買って資源価格を引き上げたほうが日本にとってはいいのかもしれない。ドル札はいずれ紙切れになるのでしょうが金は価格の変動があっても金の価値には変わりがない。しかし数千億円もの金を買ったら保管場所に困る事になる。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2010年9月23日 16:15:28: ibwFfuuFfU
中国に代わる国はいくらでもあるのであり、インドやベトナムなど人件費の安い国はいくらでもる。
==========

これに尽きるのではないか?根性の腐った国と付き合う必要がない状況を現出したいものだ。インド人にはいい加減な者もいるが、あそこまで根性は汚くない。非常に優れた頭脳の0持ち主も多いのは数学などの分野で証明済みだ。なんと言ってもゼロを発明した民族だ。ベトナム人や台湾人の水準の高さは潜在的には日本以上かもしれない。目先のコスト節減という麻薬におぼれるのは愚かである。


02. 2010年9月23日 23:48:48: 08ydHbTzRV
彼らなら やる。イルミナティの命令なら 是非も無く 実行する。

以下はイーグルヒットの小出さんから情報。
 http://eagle-hit.com/

[財産税の恐ろしさ(1)/恐るべき資産没収計画] 2010年9月21日 21:51

 財務省が「財産税」を導入する恐れが高まった。
 「財産税」とは、一言で言えば、国民の財産を没収することである。

 実際、昭和21年に発令された臨時財産調査令、いわゆる「戦後の徳政令」では、
 預金封鎖を行い、財産調査書の記入が求められた。
 この記載に虚偽があれば、刑事罰が科せられた。
 つまり、「刑務所行き」である。
 そして、資産のある者はもちろん、財閥、そして天皇皇族まで、
 あらゆる資産が没収された。

 財産税の対象となるのは、

  金融資産(現金、株式、債券、ファンド、国債等有価証券)
  土地・建物等 不動産
  金・銀・プラチナ・ダイヤ等貴金属類
  絵画・骨董品・古物・希少金貨等
  美術品 個人の債権、法人売掛金

 などである。

この恐るべき財務省が密かに計画を進める「財産税」について、
その恐ろしさを今後述べていこう...。【続く】

--------------------------------------------------------------------------

[財産税の恐ろしさ(2)対談;恐るべき財産税の実態] 2010年9月23日 00:01

 今回は、財産税導入について、元財務省関係者と匿名(T氏とさせていただく)
 を条件に話をうかがうことができたので、その一部をご紹介しよう。

小出「財産税については、私は認識を持っていましたが、
   それは国家破産後にやむなく採られる措置と思っていましたが、そうではないのですか?」
T氏「いや、私も始め、それを知った時は耳を疑いました。
   まだ時期尚早というか、外部にでも漏れたら、大変なことになると思いましたよ。
   表向きは、ご存じかと思いますが、“戦後の徳政令”の研究であって、学問的な意味が強いんですがね」
小出「たしかに戦後の徳政令は、敗戦により日本の通貨は暴落、ハイパーインフレ状態でしたからね、
   預金封鎖、新円切り替えを行い、タンス預金を炙り出してから、
   財産税をかけ、銀行の預貯金残高から税金を差し引く、
   そして残高不足なれば物納、という完璧なストーリーでしたね」
T氏「国家破産したロシアやアルゼンチンを参考にするよりも、
   詳細な資料やデーターが残っている日本の徳政令が参考になるわけですよ。
   国民の習性もありますしね。それ以上に、考えるべきは財務省の体質というか、習性です」
小出「と、言いますと?」
T氏「国家破産をさせない、というプライドのようなものですかね。
   おわかりのように国家破産となれば、IMFなどの介入を受け、
   あれをやれ、これをやれと指示させられるわけです。それが耐えられない。
   自分たちは国家破産させた無能の官僚だと思われることは、屈辱ですからね」
小出「なるほど。東大出のエリートがひしめく財務省ですからね。
   私たちの想像を超えたところで物事が動いているような気がします。
   しかし、それでも、「財産税導入」というのは、少し乱暴というか、
   憲法に抵触するほどの非常時立法だと思うんですが」
T氏「その通り、非常時になるということです。それも国家破産前にです。
   国会も一気に立法化させることでしょう。そのための根回しもしているはずです。
   デフォルト(債務不履行に)する前に、1,400兆円もある国民の金融資産をあてがうわけです。
   税率80%で ほぼデフォルト回避できると考えているようですよ」
小出「うーん、実際問題、それは可能なんですか?」
T氏「意外と簡単なスキームですからね。戦後の徳政令の時のように財産調査書を送り、書かせるだけです。
   あとは虚偽や申告漏れがあれば刑事罰がくだる、正直に答えてもほとんどの資産が没収される。
   しかも、現代においては金融商品が発達していますからね。これらも皆時価で評価される」
小出「時価ですか!?それは参りましたね・・・」
T氏「そうそう、ネットで調査書を書かせ、当局へ提出させることもありえますよ。
   どこにいようと ネットのつながる環境があれば、提出させられることになります。海外にいてもです」
小出「ますます八方ふさがりというか・・・
   ところで、時期やタイミングはいつ頃ということはメドがたっているんですか?」
T氏「それは、さっきも言いましたように、国家財政が非常時になる前です。
   それ以上はわかりません。というより、いつでもできるように準備を進めているということです」
小出「そうですか。わかりました。ありがとうございます」


T氏には、対策についても聞いたのだが、「あるわけないでしょ」と苦笑された。
さすがは元財務省関係者だけあって完璧を自負しているように見受けられたが、
所詮、人間の考えることである。完璧はありえない。
それでも財務省が密かに進める「財産税導入」は、
国民の金融資産を確実に奪い取るために牙を研いでいるのである...。

--------------------------------------------------------------------------

[財産税の恐ろしさ(3)財務省の怨念] 2010年9月23日 22:11

 昭和21年2月に導入された「金融緊急措置令及び日本銀行券預入令」、
 すなわち「戦後の徳政令」は、敗戦後の日本の財政が破綻したゆえに行われたが、
 当然、通貨の暴落は暴落し、ハイパーインフレ状態であった。
 極度の物不足も加わり、国民の生活は疲弊していた。
 逆に言えば、不動産などの現物資産は高騰していたことになる。
 大地主や資産家など不動産をもつ資産家の資産を増大していたのである。
 この資産に目を付けたのは、当時の大蔵省というよりは、占領軍GHQである。
 したがって、米国主導のもと「財産税導入」が行われたも 等しい。
 敗戦国・日本は彼らの計画に沿って、日本は再建させられたのである。

 大蔵省の“大蔵”とは、平安の昔からある由緒正しき言葉であり、
 一国の蔵所を仕切る代々の役所でもあった。
 その精神が明治以降も大蔵省には息づいていた。
 そして仕えるのは、幕府というよりも天皇というのが彼らの本分である。
 だが、敗戦による米GHQの指図による「財産税」は、天皇の領地まで召し上げてしまったのである。
 大蔵官僚にとってこれほどの屈辱はなかったのである。

 その屈辱は再び1990年以降訪れる。
 バブル崩壊という“第二の敗戦”を受け、日本経済は逼迫し、
 欧米発の金融自由化の名のもと、
 ついに2001年、金融政策を担当する「金融庁」と「財務省」に分裂させられ、
 1,200年間続いた「大蔵」の名は日本の歴史から消えた。
 いわば、外圧によって財務省は、辛酸を舐めてきたのである。
 この怨念にも似た執念が、国家破産させまいとする“荒療治”に出ようとしているのである。
 むろん、これにより国民は激痛の如き痛みを伴うことになる...。【続く】


03. 2010年9月24日 20:45:04: uMdpCKWm4Y
""財閥、そして天皇皇族まで、あらゆる資産が没収された。""
のは うそぴょーん。


04. 2010年9月24日 21:01:15: 3yRRxYRWpw
 阿修羅のシンボル 副島さんの指導でゴールドを購入しています。買うだけでね売ってはいないので、まったく利益は出ていません。これからも、買い続けます。

05. 2010年9月25日 03:29:07: CUNQahzNTQ
先日 タナカの特約店で キンチキン500gを購入。
お店で 「何か 身分証明書は お持ちでしょうか?」と聴かれ, ドキッ!
 200万円に達していないのに, それを言うのか?
咄嗟 「今日は 持ってはいません。」と逃げたが, かなり締め付けが厳しくなっている。

キンチキン所有者への課税が現実味を帯びてきたのでは?
イルミナティに命じられるまま, 野田メ菅タービレは 財産課税に歩を進めつつあるのか?

 円高を利して日本人にキンチキンを割安で購入されては甚だ困る。
 これがイルミナティの本音。

国を支えるのは政府ではなく国民自身。
国民自らが決意し, 自己資産を守ることが, 結果 国家を守ること。
政府は崩壊しても, 国民は生き続け, 次なる時代に備える。
この気概なくしては同胞を守ることもできない。

勿論 遵法闘争に徹する。
グラム4,000円に達したら, 300gのキンチキンを買えばよい。
グラム1万円に達したら,100gのキンチキンを買う。そして また買う。
それだけのこと。
法律が変わらない限り, 「身分証明書は 今日は持っていません。」と断ること。
もし彼らが法律を変えてきたら, その時が来たのだと悟る。
それまでが勝負。

http://gold.tanaka.co.jp/commodity/shohin/g_coin.html
http://gold.tanaka.co.jp/commodity/store/g_map.html
http://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/d-gold.php

食糧難に備えて溜め込んだ シーチキンまで まさか[財産課税]なんてことないですよね?
http://www.cocodecow.com/coco/gi/800707/


06. 2010年9月25日 06:44:58: CUNQahzNTQ
小出さんからの続報

[財産税の恐ろしさ(4)/皇室も没収された] 2010年9月25日 00:02

「戦後の徳政令」は、財閥を解体させた。また、旧華族らを没落させた。
彼らの財産には高額の税率がかけられたのである。

当時の財産税は、累進課税で
  10万円超の資産には25%、
  50万円超には65%、
 100万円超には70%、
 300万円超には80%、
1,500万円超には90%
の税率がかけられた。

当時の金額であるからピンとこないが、現代の価値に換算すれば、
当時の10万円は4,000万円ほどである。
その25%が課税であるから、1千万円が徴収されることになる。
最高税率の1,500万円、90%となると、約60億円の90%であるから54億円が召し取られたわけである。
むろん、このような資産全額を現金で支払える者は少なく、残高不足分は物納となった。

前回触れたように、天皇皇族も例外ではなかった。
当時の皇室の資産は、37億4,700万円余りにのぼった。
現在に換算すると、実に1兆5,000億円である。
当然、最高税率90%がかけられたわけであるから、
1兆3,500億円分の資産が没収されたことになる。
この皇室の資産は国有化され、
以後、新憲法のもと皇室費用は国会の承認を得なければならなくなった。

前回述べたように、財務省(旧大蔵省)は こんな主人を裏切るようなことはしない。
米GHQの意向である。
だが、今回導入されるであろう「財産税」は、
財務省主導のもと国民の金融資産をターゲットにしているのである。
それも ごく僅かな期間で捕捉することに成功するであろう...。


07. 2010年9月26日 09:12:20: QeuwR4bsCs
02.さんへ
元財務省関係者と匿名(T氏とさせていただく)さんに聞いといてください。

T氏「意外と簡単なスキームですからね。戦後の徳政令の時のように財産調査書を送り、書かせるだけです。
   あとは虚偽や申告漏れがあれば刑事罰がくだる、正直に答えてもほとんどの資産が没収される。
   しかも、現代においては金融商品が発達していますからね。これらも皆時価で評価される」
T氏「そうそう、ネットで調査書を書かせ、当局へ提出させることもありえますよ。
   どこにいようと ネットのつながる環境があれば、提出させられることになります。海外にいてもです」

戦時中ならお国のためといって正直に申告しただろうけど、このご時世でどれだけそんな人がいるだろうか?
だいたい「刑事罰がくだる」といったって、金・銀・プラチナ・ダイヤ等貴金属類・絵画・骨董品・古物・希少金貨等・美術品なんて持ち運び自由だし、隠したらどうやって正確に捕捉するんだろう?
最悪、どうせ取られるぐらいならといって、捨てる人も出てくるだろうね。
頭のいい人は馬鹿な人の行動が読めないのかな?
それにしても金持ちは大変だね。
私みたいに馬鹿で金もないほうが気楽でいいね。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 コメントの2重投稿は禁止です。  URL紹介はタイトル必須
ペンネームの新規作成はこちら←  最新投稿・コメント全文ページ
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民69掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民69掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧