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一つ目の介入はあくまでも85円半ばを守っていくという介入、そこでは何十兆円の資金がかかるかもしれませんが、まさにヘッジファンドとの戦いでしょうが、二つ目は心理戦という戦いだと感じます。
まず暫くは現在の水準を維持していく、そしてやがて介入の一時停止時期。円の85円台がが83円台から82円台になったところで今回のような急激な介入を行う。円買いに走った人たちに相当な損失というダメージを与える。そのことの繰り返しにより円買いに消極性が生まれてくる。
また今回の円買いは黙っていれば円の値上がり益を得ようとして、さらに円買いが進み、やがては80円台を目指すということから介入に入ったのだと考えます。2、3円の動きで輸出企業の救済はできないはずです。現在の水準でもアメリカの新幹線に他の国との価格競争ではたして勝てるのか疑問です。ユーロが下がっている現在価格面でユーロ圏の高速鉄道に勝ち目が出てくるのでは。
まずは次の時代を意識して現状は輸出という価格面で敗れたとしても、そして貿易収支での輸出に赤が出たとしても、次の時代があるじゃないかと考えで、次の時代の研究開発をしていく。その主導は大手ではなく中小に技術革新という優遇処置をしていく。それが内需拡大に結びつくのでは。
今の円高の原因である輸出での黒字は大手だけが稼ぎ出した金額といえる。つまり輸入品では全ての国民が外国にお金を払っていますが、輸出での黒字には多くの庶民は恩恵から外れています。
大手よ過大な輸出から手を引け。そして政府が日本国民が潤うことなき輸出超過に目を光らせる政策に転じるようにすべきだと感じますが。
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