http://www.asyura2.com/10/hasan69/msg/677.html
Tweet |
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=ail1TT1zaY30
仙谷長官:82円台が防衛線−円高の問題は看過できない(Update2)
記事をメールで送信 記事を印刷する
記事
映像
TwitterはてなlivedoorYahoo!Newsing it!Buzzurl
9月15日(ブルームバーグ):仙谷由人官房長官は15日午前の会見で、日本が同日円売りの為替市場介入に踏み切ったことについて「円高の問題は看過できない」と語った。その上で、82円が一つの防衛ラインかとの質問に対しては、「財務相のところでそういうふうにお考えになったんだろうと思う」と言明した。
仙谷氏は今回の介入実施に先立ち、野田佳彦財務相財務相と官邸で会談したことを紹介。「まさに発表を行う前提で、『やります』という報告だった」と介入について事前に報告を受けていたことを明らかにした。14日の民主党代表選については「あくまでも相場のレートを注視しながらやってきたので、代表選とはまったく関係ない」と否定した。
日本銀行に対しては「われわれの方からあれしろ、これしろと言うことは日銀の独立性からしてあり得ない」としながらも、「一つの期待として、この円高による先行きについての日本における重苦しい雰囲気を解消してもらうというか、解消する方向にもっていってもらうことは期待している」と語った。
仙谷氏は最近の円高の進行について「経済・金融の安定への影響から、特に『気の問題』として看過できないと考えている。今後とも引き続き為替の動向については注視をして適時、適切に為替介入を含めた断固たる措置を取ろうということだ」と語った。
円高の要因に関しては「プロのポジションが特に海外のマーケットでどうなっているのか、そこまではつまびらかに分からないが、ある種、こういう時は投機筋が、どちらかのポジションで構えているんだろうとは思う」と分析した。
単独介入
単独介入への国際的な理解については「少なくとも欧米には説得というか、理解を求める行動は取っていると理解している」と指摘した。
菅直人首相は10日の代表選公開討論会で、為替市場について、「今の状況はユーロ圏、欧州は、まさにユーロ安に誘導していると言ってもいい状況で、米国もいろんなところに輸出倍増とオバマ大統領は言っている」と主要国の対応を紹介。
その上で「そういう意味では協調してくれる状況にはなかなか難しい。少なくとも何らかの行動を我が国が取ったときに、ネガティブなことは言わないでほしいということでいろいろやっている」と述べ、単独介入を実施する場合への理解を求めていることを明らかにしていた。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。