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http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0911&f=business_0911_035.shtml
9日の東証1部の売買代金は8月23日以来、約2週ぶりに1兆円の大台を割り込んだ。民主党代表選が14日に迫ったことが最大の要因だ。財政健全化を重視する菅首相と、財政拡大による景気回復路線の小沢前幹事長とでは、政策がまったく異なり、中期的な株式市場の方向性も180度変わる可能性がある。
このため、多くの投資家は、どちらが新代表になるが判明するまでは、様子見を決め込んでいるとみられる。これがはっきりすれば、来週は積極的な売買が行われ、相場に方向感が出てくる可能性が高い。
株式市場は緊縮財政が大嫌いで、積極財政が大好きだ。つまり、小沢代表誕生なら株高、菅代表続投なら株安になるとみている。日経平均は小沢勝利なら9100円〜9800円程度、菅勝利なら8700円〜9400円程度のレンジを想定している。
なお、ここ最近の株安の主因である円高だが、8月30日の日銀の追加金融緩和の後も円高は止まらず、足元では1ドル=83円台と約15年ぶりの円高水準で推移することも珍しくない。これに関しても、菅勝利なら円高継続、小沢勝利なら円高一服とみている。財政規律への警戒感から、小沢勝利なら円が売られることになると考える。円安も、株高要因になるだろう。
ところで、オバマ政権は総額3500億ドル(約29兆4000億円)の追加景気対策を発表した。うち財政負担は1800億ドル(約15兆1200億円)。規模は小粒だ。また、ブッシュ政権時代の富裕層減税の打ち切りなどに共和党は反発しており、議会審議は難航が必至の情勢だ。このため、米景気浮揚効果への期待は抱き難い状況だ。
ただし、バーナンキFRB議長は8月下旬に、経済見通しがかなり悪化すれば追加金融緩和に踏み切る用意があると表明した。現時点では米経済見通しを大幅に下方修正する材料は見当たらない。このため、このままなら、21日の次回FOMCでは大きな政策変更はないだろう。しかし、悪化見通しが強まれば、FRBが機敏に緩和に動くとの安心感がるため、米株式市場は崩れ難い状況とみている。
一方、国内でも、政府は10日、追加経済対策を閣議決定した。約9200億円を投じて、既卒者の就職支援や家電エコポイント制度の延長などを実施する。事業規模は約9.8兆円で、政府は約20万人の雇用創出やGDPを約0.3%分押し上げる効果を見込んでいる。しかし、こちらも小粒な対策で、景気押し上げ効果は限定的。相場を押し上げるには、規模・内容ともに無理がある。
ただし、日経平均に関しては、9月のSQ値の9150.32円を上回っている限りは、好需給が維持される公算が大きい。また、10日のNYダウ終値も10462.77ドルで、200日移動平均線(10日現在、10449.16ドル)を上回った。日米ともにテクニカルは比較的良好だ。つまり、週初は良好なテクニカル状態でスタートするため、日米ともに戻りを試すことが予想される。だが、円高が重石となり、日本株は米株ほど上昇することは難しいとみておく必要がある。(編集担当:佐藤弘)
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コメント
しきりにマスコミから菅総理優勢の報道がされているようですが、どうも本当かなとも感じます。
自民党支持者からも小沢期待の本音がではじめており、この経済状況、政治状況からやはり小沢期待というものがわき上がってきているのではないかとも感じますが、今回はそのような有権者には、投票権がないために、民主党支持者が、どう判断したのでしょうか。
自民党にしても菅政権歓迎の雰囲気であり、自民党とほぼ同じようなスタンスを今後するような菅政権続投ならば、当然、菅政権よりも自民党に戻った方がいいという土台作りが始まるとは思いますが。
菅続投とともに、マスコミからは、菅政権批判が猛烈に始まるかも知れず、今回の世論は一体なんだったのかともいうような状況になりかねません。
菅総理続投が決まり次第、民主党の支持者は、政権放棄というのが真相なのかもしれません。
ただし、今回小沢総理が負けても、反自民であるかぎりおのずと次の機会がでてきます。
小沢総理誕生ともなれば、マスコミからみれば異様な支持上昇となるのかもしれず、人気が高ければ高いほど、挙党体制とはいえないようなマニュフェスト実現本格的内閣をつくらないと支持もきえふせます。
ポッポ総理のようなハネムーン期間などないと感じた方がいいのではないでしょうか。
しかし、小沢期待というのは、マスコミ報道とは違い多数の国民が潜在的に持っているようであり、特に景気動向に作用される国民に対しては、今の状況では小沢しかいないという言葉さえでています。
ただ、投票権が今回ありません。
つまりは、小沢総理誕生とともに政権交代が有権者に実感できたことがおきたとしたら、次の衆議院選挙が近々起ころうとも民主党政権が続き、菅政権続投ならば自民党を中心とした政権作りが始まるのかなとも感じます。
政治板ではなぜか反小沢とのらく印を押されていますが、私は、小沢総理誕生支持者です。
ただ、連合、自治労、日教組などの労働組合に対しては、政治力を持たせることは大反対であることから民主党支持者ではなく、今回は、投票権がありません。
投票権がないにもかかわらず小沢総理誕生支持という有権者が、本当に多いということを民主党の議員は気付くべきかなとも感じますが。
金曜日の株式市場は、日経平均140円程上昇し、たぶん円高がすすまなければ上昇するかなとも感じますが、この上昇もそう長くは続かないとも感じています。
政権からも景気対策がでてくるというのは、やはり景気が悪化傾向にあるということであり、菅政権が考えているレベルの景気対策では、よくなるということもないでしょう。
マスコミの報道に反して、小沢氏期待を続けようとも感じています。
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