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http://www.asahi.com/business/topics/ogiwara/TKY201009080181.html
猛暑で、ついついエアコンをかけすぎたり、ビールやアイスクリームばかり食べて、家計の出費が例年よりも増えてしまった家庭も多いことでしょう。たぶん、この猛暑が終わって冷静になると、涼しくなってしまったお財布を見て、寒い思いをするかもしれません。
怖いのは、9月分の公共料金。10月以降は電気・ガス料金ともに原油価格の下落と円高で下がる見込みですが、10月に請求が来る9月分の電気・ガスの料金は、5か月連続で値上がりしてきた最高値の料金。エアコンなどをガンガン使ったツケや、やたらにシャワーを浴びた結果、びっくり仰天の料金になって財布を直撃するかも。暑くて火を使う料理が嫌で、ついつい外食が多くなってしまったというご家庭もご用心です。
サラリーマンが加入する厚生年金保険料も、10月から値上がりします。現行の15.704%(労使折半)から0.354%引き上げられ、16.058%になります。年収600万円の会社員なら年間1万円ほどの負担増となります。
支払いが増えるだけでなく、秋から冬にかけて、さらに別の不安が出てくる可能性があります。
円高のメリットは、モノの値段が安くなること。日本は、かなりのものを輸入に頼っています。国産牛、国産豚といっても、育てる飼料の穀物のほとんどは海外から輸入していますから、円高になると餌代が下がることで肉代も下がります。
ただ、価格が下がるのはうれしいことですが、この価格の値下がりがデフレを加速します。安売り競争の中で企業の利益が減り、これが従業員の給料減や人員削減につながってくる可能性があります。そうなると、安いものしか買えないので安売り競争がさらに激化し、いっそうの賃金低下を招くデフレスパイラルに陥る危険性さえあります。
こうした円高の負の影響が、冬のボーナスあたりから出てくる可能性があるので、秋から冬にかけて、もう一度、しっかり家計を見直す必要があるでしょう。
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コメント
民主党総裁選もサポーターや党員などの投票も11日頃までに終了するようですし、民主党の中心議員も各々誰を支持するのか公表し始めたようです。
菅総理の評判はというと、私の周囲の自営業者などは、民主党員ではないのですが、評価はかなり低く、小沢期待というものが発言ででてきています。
しかし、何故か大手マスコミから流れる報道は、菅支持が強いようです。それほどに国民は、小沢さんが嫌いなのでしょうか。
既得権益で守られ、かつ高待遇を維持している者からみれば、小沢なるものは排除という気持ちもわからないではないのですが、今後子の既得権益者たちは、菅総理のままで既得権益を維持できるとも真剣に感じているのでしょうか。
先日も日銀による量的緩和の発表がありましたが、それらは、特別市場が買いあがるような状況ではなく、一時市場も盛り上がりましたけれども、すぐに織り込み済みということで下落しました。
菅政権というのは、この三カ月の政権運営から、総理はともかく、官房長官、財務大臣、そしてノーテンキな前原国土大臣にしても多くが経済音痴でもあり、また、経済の勘というものすらもちあわせていないようにもみえます。
このことは、日銀にもいえ、今や日銀に経済対策をすがるしかないようですが、安堵した環境の中で業務している労働者とその性質をもった政治家では、この日本は、とてつもないところまで落ち込むのかもしれません。
菅総理は、雇用、雇用と叫んでいますが、現実今後進んでいくのは、雇用無き経済回復になるかもしれず、益々日本に住むこと事態が、生活苦となる時代へと変わるのかもしれません。
日銀にしても財務省にしても、それなりに大ナタをふるう準備はしているはずだとも感じていますし、また、そうするように市場も追い込んでいるのですが、肝心の大ナタをふるうことに責任を持つかじ取りがいなく、菅政権が今後続くということになれば、すべてが無責任、或いは責任のなすり合いという状況に変わるかもしれません。
たぶん、日銀にしても官僚にしても本当は、小沢総理誕生期待ではないかとも感じます。
それだけ菅政権というのは、政権担当能力がなさすぎると感じているというのが真相ではないでしょうか。
米国にしても欧州にしても、かつ、中国にしても今後さらなる大ナタを振るうはずであり、多分日本の大手企業もその政策に沿って動き始めるかとも感じますが、それと同時に日本人の雇用問題が噴出するかもしれず、かつ、日本人経営者そのものの問題まで突き進むかもしれません。
つまりは、日本人経営陣にしても既得権益で守られている正社員労働者にしても、菅総理が一に雇用、二に雇用とは叫んでいますが、それとは裏腹に日本人そのものの雇用が危機に見舞われるということになるのかもしれません。
日本国内経済に限って言えば、黙っていても自滅していく国ともみえます。
小沢政権となってその後どのような事態になるのかはわかりませんが、危機がせまっているのに何もしない国よりはましとも言え、後はどれだけ血を流すことを覚悟するかどうかとも感じますが。
前回の衆議院での民主党の勝利は、無血革命ともいわれていますが、やはり本当の革命というのは、無血ではなく血を流さなければならないということかもしれません。
明治維新からというもの政治家の世界は、常に本当の血を流している事件が多々あり、本当の血を流さなくても、それに変わる血を政治家、官僚が流して真の革命ができあがるのかもしれません。
小沢氏が先日高知で街頭演説をしたようですが、これまた、最高の演出とも言え、今や高知県は、竜馬さんのおかげで何とか観光業でこの不景気をしのいでいるようですが、実際は、まれにみる県内不況の地域なようです。
菅総理は、四国88ヶ所のお遍路を途中でやめたそうですが、彼の場合、お遍路している間も税金をもらってお遍路をしたようですが、お遍路をしている大抵の人は、編路している間は、無収入であるものが多く、この貴重な歩きお遍路の時間を心を無にして歩き続けているというのが現実なようです。
そしてその無の中で見る者は、四国各県の地元のお遍路さんに対しての温かい接し方、そしてさびれた駅前などの中心街、かつ、交通機関の貧弱さ、お金の必要さなどそれぞれ何らかの目的を持って歩きお遍路に参加するのですが、菅総理は、果たして歩きお遍路をして地方の市民の生活がどう映ったのでしょうか。
そのことに反して、小沢氏は、本当の地方の窮状を理解しているのかもしれません。
徳島県を歩き、そして高知県、愛媛県、香川県と歩く中で、地方の現状が理解できないような政治家は、これまた市民から選ばれた政治家ではなく、特定の利権勢力から選ばれた政治家ともいえるのかもしれません。
今後は、市場から政治は追い込まれ、政策を打つようになるかとも感じますが、これまたここ数年来の日本的サラリーマン体質をひきづった政治家、官僚では、政策の効き目が政策を打っても効果がなかったり、乏しかったりとする機会が多くなるのかもしれません。
その間に、多くの国民が苦しみにあう世界へと突入するのかもしれません。
菅総理が続くならば、もはや次の政権は、民主党でもなく、一部の自民党を中心とした既得権益重視の政権へと変わるのかもしれません。
私の周囲は、大手マスコミの報道とは違い、小沢総理誕生との声が多いのですが、そうでなく菅政権継続となったならば、多分真剣に次の不況の準備をはじめるというのが本音かもしれません。
ただ、市場はすでに金余り現象となっており、それだけ債権が買われすぎているのですがその状況がいつまでつづくのでしょうか。他国先進国の大ナタを横目に、日本だけが何もしなく沈没するという状況が続くのかもしれません。
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