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円高:阻止へ 日銀、週明け追加緩和 前倒しで臨時会合〔毎日JP〕
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100828dde001020003000c.html
日銀は28日、週明けにも臨時の金融政策決定会合を開き、急激な円高と株安による景気悪化を食い止めるため、追加の金融緩和に踏み切る方針を固めた。
9月6、7日に定例の決定会合が予定されているが、早めの対応が必要と判断し、訪米中の白川方明総裁が30日に帰国後、前倒しで臨時の決定会合を開く見通し。
政府は31日に追加経済対策の基本方針をまとめる予定で、これを踏まえて、日銀は政府と協調し円高阻止に取り組む姿勢を打ち出す。【清水憲司】
米国経済の先行き不安などからドル売り・円買いの流れが加速し、円相場は24日に一時、約15年ぶりの高値となる1ドル=83円台に急伸し、日経平均株価も9000円を割り込んだ。
日銀はドバイ・ショックで円が高騰した直後の昨年12月に追加緩和策を打ち出したが、「今回もドバイ・ショック時と同様に企業心理が悪化している」(幹部)とみており、追加緩和による景気下支えが必要との判断を強めている。
追加緩和の具体策としては、政策金利と同じ超低金利(年0・1%)で、貸出期間3カ月の資金を供給する「新型オペ」の供給規模を現行の20兆円から30兆円に増額することや、貸出期間を6カ月に延長することを軸に検討が進んでいる。
資金供給の拡大で、やや長めの金利を低下させ、市場で円を売る動きを促し、円相場を円安方向に向かわせる効果を見込んでいる。
臨時の決定会合は、ギリシャの財政危機で信用不安が広がったことを受けて、米ドル資金の供給再開を決めた5月10日以来となる。
菅直人首相は27日、週明けにも白川総裁と円高対策などをめぐって会談する考えを示しており、日銀は臨時会合と合わせて、首相と白川総裁の会談日程も調整している。
白川総裁は訪米中、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長らと、世界経済の先行きや金融政策運営について意見交換し、国際的な情勢も見極めたい考えだ。
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余録:円高の「不如意」
毎日新聞 2010年8月28日 東京夕刊
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