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再分配をしなければ消費は落ち込む
http://www.asyura2.com/10/hasan69/msg/534.html
投稿者 地には平和を 日時 2010 年 8 月 19 日 00:40:36: inzCOfyMQ6IpM
 

企業は安い労働力を使ってなるべく高く売る事によって利益を得る。
現在の市場の中心にはこの原理がある。
労働者は低賃金でこき使われ比較的高い商品を買わされる。
現在の日本では生活できない賃金にまで下げられている。
市場に任せているだけではこれは必然だ。
だから企業か国が労働者に分配しなければ死体の山が築かれる事になる。
消費が伸びない事によって市場全体が収縮し経済がマヒ状態になる。
血液が回らない人体のように。
市場原理主義というのはタコが自分の足を食べ始めてて最後に自分を丸々飲み込むかのような愚行なのだ。
自分の足を食べさせない為には外からエサを与える必要がある。
これが貧乏人に対するお金の給付なのだ。
給付された金は貧乏人の生活の為に使われるだろう。
交換が成立し市場は息を吹き返す。
市場は基本的にワンウェイなのであり、意図的に復路を作ってやらなければ循環しない。
貨幣はその為の手段に過ぎず貨幣を目的化して蓄積に励む事はフェティシズムであり自然を破壊してピラミッドを建てるがごとき愚行だ。
自然を破壊し続ける貨幣教という物神崇拝の幻想から逃走し自然と諸生物によって生かされる人間という生態系内存在としての人間に目覚めなければならない。
正に「自然に帰れ」だ。
人間の経済活動自体を自然の中に埋め込み直さなければならない。
人間の行動自体が自然破壊だというスウェーデン流の考えもあろうがまずは経済を人間の為のものにしなければならない。
現在の経済システムは人間の為ですらないのだ。
人間の為の経済が実現できればゆとりができた人間は生態系や自然そのものと調和した経済活動を実現しようと努力し始めるだろう。
少なくとも再分配を行い市場を適度に回転させて人間が救われるようにしなければならない。
再分配は市場の生命維持装置なのだ。

 

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コメント
 
01. 2010年8月19日 02:08:02: IqDrSmvKOo
市場に任せずに政府が統制しているから、経済がこのザマだw
市場は根本的に双方向w
売り手と買い手、双方の合意によってしか取引が成立しないからだw
自由市場では、どちらか一方が主導権を握ることはあり得ないw
政府が干渉する時、どちらか一方を有利にするw

>自然を破壊してピラミッドを建てるがごとき愚行

それは、政府が行ったことだw
早稲田の墓堀りバカ学者が、優れた公共事業だとか言っているがw

政府による再分配こそ市場を破壊する元凶だw


02. 2010年8月19日 02:35:35: O7DqlgFQUg
>01
市場に任せようとした小泉-竹中の10年がどうだったか。
完全な自由経済市場など存在せず、既得権益側の有利性、優位性が拡大しただけだった。
その結果が、格差社会の到来であり、デフレスパイラルから抜け出せない日本型経済構造の定着だ。

>自由市場では、どちらか一方が主導権を握ることはあり得ないw

これは現実経済を知らない素人の寝言。あるいは現状の利権を手にしている側の諫言以外の何者でもない。
公共投資利権、電波利権、官僚利権、その他もろもろの無数の利権構造(規制)の中で、現実の市場は動いている。
もし市場を活力のある場にしようと思うなら、そうした利権構造を規制する力として、政府の統制/規制が必要になる。
まあ、そうしても新しい利権が発生することになるだろうが、それでも市場の活性化には大いに寄与するだろう。
民主党政権にはそうした現状の、レガシーの利権構造の破壊を期待したい。


03. 2010年8月19日 02:41:49: IqDrSmvKOo
>市場に任せようとした小泉-竹中

それが地球上有史以来の最大の嘘だって何度も言っているでしょうがw

>完全な自由経済市場など存在せず、既得権益側の有利性、優位性が拡大しただけだった。

自分で分かっているジャンw
それが、小泉-竹中のやったことだw
完全な自由経済市場が存在しないことが問題なのだw
存在させまいとしたのが、小泉-竹中だってのw


>利権構造(規制)の中で、現実の市場は動いている。

自由市場では規制は無いのだから、利権構造はあり得ないw
特権は存在し得ないw
顧客様、消費者様の気まぐれな決定に従うしかないのw

>利権構造を規制する力として、政府の統制/規制が必要になる。

利権構造を生み出しているのが、「政府の統制/規制」なのにw


04. 2010年8月19日 11:07:57: O7DqlgFQUg
>03

前半(地球上有史以来の最大の嘘だってこと)はこちらが言おうとしたことなんだが。
01を読む限り、「何度も言っているでしょうが」なんてどこから出てくるんだ。

>完全な自由経済市場が存在しないことが問題なのだw

「完全な自由経済市場が存在」すると考えること自体、理想郷の話をしているに過ぎないということだよ。
今まで存在したこともないし、これからも存在し得ないだろう(歴史的連続がある限り)。
今考えるべきなのは、いかに「完全な自由経済市場」に近づけるかだろ。
そのために「政府の統制/規制」が必要ということだ。
そんなことも理解できないようでは、議論できないな(要するに子供の議論ということ)。


05. 2010年8月20日 23:28:34: 2nq7s3xHSU
地に平和は問題発言が多いお騒がせ男だな。
やたらコメント数ばかりかせぐ。それもこのサイトの閲覧者の中途半端な浅知恵に付け込んでるからだ。

いいか、よく聞け。資本の搾取や富の偏在を説く剰余価値説までは正しいが、それへの対策で最終戦争にいたりかねないほどの対立があるのだ。

マルクス主義は独占資本への対策として国家を完全独占資本の主体とした。

それに反対するのが独占禁止法などを整備した自由経済主義だ。

社民主義の福祉政策や社会政策は現在の寡占市場下では程度の差はあれ、国民の保護策として必要だが、ようはそれが上に述べたどちらのベクトルを向いているかだ。

地に平和をのような思想が危険視されるのは、今や中国を含む世界の社会主義政党さえ自由市場経済を前提としてるのに、かつて手痛い経験から得て人類が総意として歩んでる自由の方向と逆にベクトルを向けてるからだ。

あんたなどよりはるかに搾取されていた二十世紀初頭の労農階級の絶望を糧に全体主義は独裁権力を打ちたて、そのみかえりに戦争や強制収容所という肉轢き機に下層階級をまるごと放り込んだのが歴史の真相だ。


06. 2010年8月20日 23:56:41: 2nq7s3xHSU
IqDrSmvKOoは左傾化したこのサイトで孤軍奮闘してるが、地に平和とかにレトロな論理で突っ込まれるのは、ようするに現実という足元を見て具体的な対策、政策を提示していないからだ。

現実に民間の富の半分も支配する政府がここ日本を始め世界中にある以上、自由な社会や市場を目指す上での具体的な道筋を示さなければならない。

どす黒い社会から明るい完全自由社会に一挙に移行できんだろ。灰色の汚い過程を通過せざるをえないのだ。

アナキストやリバタリアンが力を持たないのは突き詰めれば現実的な代案に乏しいからだ。

オーストリア学派やシカゴ学派の急進派(あるいは現実主義的アナキストも?)は、左右の国家行政過剰依存主義者の批判を真正面から受け止めて真摯に政策を論じるべきだ。


07. 2010年8月21日 00:46:36: bFFv0TxGZw
阿修羅さんへ
コメントのレベルが低いと感じるのは私だけですか?

需要と供給しか見なかったのが「自由市場経済」。
労働者が消費者となり需要を生むのが現実。
実際には「自由市場経済」を信奉するものは『労働者に分配をせず消費者をつくらなかった』わけで、根本が腐っている。
結局全体を見渡すと、マクロ経済がいうことは正しいのだと理解せざるを得ない。

「児童手当」など個別に消費者を育てる政策はマクロ経済から見ると「正しい」行為となる。
逆に「企業主導」で経済を立て直すのは「一部の人間がフトコロに入れてしまい『消費者』が育たない」ので「誤り」と言える。
マクロ経済がわからないなら、少なくとも国政に対して発言すべきではない。

こんなことを書きながら、本当に等価な取引は物々交換だけだよなあとか思っていたりする。
私は資本主義はもう既に破綻していると判断している。


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