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2010年08月17日
本格的なPKO発動
今日の【東証】にはずいぶん久しぶりになりますが本格的な≪PKO≫が発動されており、日経平均の底割れを何とか防ぐという買いが入っています。
これで【日経平均】は9200円前後の動きとなっており動きが管理されており、投資先としては非常に『つまらない』存在になっています。
結果、目先の投機資金はどこにいくでしょうか?
【為替市場】にいくことになります。
円高が進むために株安になっており、この株安を防ぐために株の動きを封印すれば投機資金は為替に向かい、却って円高圧力を強めることになります。
もし、PKOを発動するのであれば、日銀総裁談話で為替について言及するということをすれば、投機筋は一斉にドルを買戻し、そのタイミングを見てまずレートチェックそして1億ドルでもドル買い介入を行えば効果は絶大になります。
そこまで日銀・政府は考えがあるでしょうか?
投機筋が力を溜める前に日銀・政府は動けるでしょうか?
攻防
ニューヨークダウは10300ドル台を終値でかろうじて守っていますが、やっとの状態で守っているという状態で今晩にでも200〜300ドル下落し、今度は1万ドルの攻防に移りましても何ら不思議ではありません。
今、株式の攻防より為替の攻防が注目を浴びており、今現在、【ユーロ】は対円で109.05円となり、109円割れ寸前にまでになっており、このまま108円割れから105円にまで突っ込むのか。
そして【ドル】は、一ドル85.11円となっており、再度85円突破を意識し始めています。
管内閣と日銀が介入をするのか、どうか。
これを見定めてから本格的な戦いになるのでしょうが、一度85円突破を成功させており、次は先日指摘しました【ユーロ】崩しを仕掛けてそしてドルを崩すという方針になるかも知れません。
【ユーロ】の108円台突入は強烈な円高の合図になるかも知れません。
大恐慌へのカウントダウン
今年に入りアメリカの銀行の破綻は110金融機関に達していますが、現在の低金利で預ける意味がないとして預金者は預金を引き出し現金で保管したり現物資産に転換したりしており、資金量に乏しい地方の金融機関は資金難に陥ってきています。
融資も中小企業向け融資は減少しており(バーナンキFRB議長はこの2年間で中小向け融資は7100億ドルから6700億ドルに400億ドル減少したと発表しています)、中小金融機関は稼げなくなってきているのです。
この融資減少の理由ですが、いくらキャッシュフローが黒字でも保有する担保不動産(商業用不動産)が年率で20%以上下落している以上、金融機関はそう簡単に貸せないとなっているのです。
この現象は日本のバブル崩壊後と全く同じであり、アメリカは完全に日本と同じ『デフレ』に落ち込んだと見て間違いありません。
しかもこの『デフレ』がかねてから述べてきています《アメリカGDP半減化政策》に沿ったものであり、今後急速に加速していきます。
アメリカのGDPは1400兆円余りであり、これが半減するとなると金額にして700兆円余りの『経済・需要』が消える事を意味しているのです。
この衝撃は世界をとてつもない【大恐慌】に陥れる事になりますが、ここにきましてその全貌がわかってきた為に、世界中の為政者や著名な経済学者はこの恐怖に恐れおののいてきています。
何故ならどのようなシュミレーションをしましても破滅的な結果しか出てこないからです。
実態がわかった専門家は今はまだ『二番底』という表現を使っていますが、近いうちに『恐慌』という表現に変わる筈であり、この変更が起こればあとは『大恐慌・金融市場崩壊』まで時間の問題となります。
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