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http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aSt2xbXWQCMc
8月13日(ブルームバーグ):世界経済が一貫して減速する状況へと移る中、投資家は「大規模な構造的変化」に備えるべきだ。世界最大の債券ファンドを運用する米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のモハメド・エラリアン最高経営責任者(CEO)がこうした認識を示した。
同CEOは、ブルームバーグラジオの番組「ブルームバーグ・サーベイランス」の司会者、トム・キーン氏との13日のインタビューで、「国家レベル、また世界的レベルで大きな再編、大規模な構造的変化が起きている」と発言。「世界経済がニューノーマルに向かう困難な状態にあるときは、想像していないことや起こりそうにないことが起きる」と語った。
PIMCOは、世界経済の成長率が向こう3−5年間、平均を下回るとみている。2008年の信用危機の影響で、先進国が財政赤字の増大と規制強化で打撃を受けていることを理由に挙げる。
エラリアンCEOは、質の高い資産への移行と投資対象国・地域の拡大がPIMCOの戦略だと説明した。
同CEOはまた、住宅ローン担保証券(MBS)などの償還元本を米国債に再投資する米連邦準備制度理事会(FRB)の決定は、投資家の懸念を和らげなかったと指摘。FRBはあらゆる経済問題に対処する適切な手段を持っていないとし、「過度にFRBに依存すべきではない」と述べた。
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