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昨夏の民主党のマニュフェストは、子供手当て等の社会福祉政策を支持した国民にはまだ支持せれてますので、その民意を汲み取った政界大再編が最後のデフレ脱却へのチャンス
http://blog.livedoor.jp/mkld4001/ より
2010年07月05日付けの
富の分配ベーシック・インカム参院選の重要なマニュフェストを軽視する大多数のマスコミ、国民 その付けはデフレに化ける
http://blog.livedoor.jp/mkld4001/archives/51507898.html
で懸念したことが現実になってきました。
為替は、1995年以来の超円高で、84円台に突入してきました。当局の円売り介入がなければ70円台への大台割れは必至で、往きすぎると50円台が一つの目途となりそうです。
いつまで経っても大人になれない日本です。
この7月の参院選挙の民意を問う選挙で、民衆党への政権交替の効果もご破算になりました。
菅首相のマニュフェストを軽視する姿勢が大多数のマスコミ、国民に嫌われました。
その付けがデフレとなって日本経済に表れてきました。
景気回復の手段は、富の再分配の導入しか今の日本経済の状況打破は有り得ません。
あまりにも低すぎる、高額所得企業の法人税(現在40%)、所得税(現在40%)、遺産相続税、譲渡税。これらは田中内閣当時の75%に引き戻すことが順当です。
そのようになるか、参院選のマニュフェストを注視いたしましたが、菅首相と一部の閣僚の消費税増税発言で昨夏の衆院選のマニュフェストが反故にされてしまいました。
子供手当て等の社会福祉政策を支持した国民を愚弄した結果が民主党の敗北の要因のようです。
当然といえば当然です。
しかしながら、せっかく昨夏の衆院選の民主党のマニュフェストは、子供手当て等の社会福祉政策を支持した国民にはまだ支持せれてますので、その民意を汲み取った政界再編が最後のデフレ脱却へのチャンスになりました。
2010年04月08日15:33 付けの下記の当ブログで参院選での重要なマニュフェストについて記述しました。
真の不況の原因は、不十分だった所得の再分配、財産の再分配まで出来れば完全に富の再分配が完了
http://blog.livedoor.jp/mkld4001/archives/51462462.html
そこでは、
今後の動向としては、この夏の参議院選挙がありますので、各党のマニュフェストに、
1)累進課税の税率の強化
2)給付金を支給するベーシックインカム(BI)の導入
3)財産の再分配(戦後の農地改革、戦後のハイパーインフレと同様な)
3つ目の財産の再分配まで出来れば完全に富の再分配が完了しますが、そこまで実行できる政党が出現するようなサプライズは、今の段階では無いと思われます。
この財産の再分配は2013年の衆院選を待たずに政界再編で焦点になりそうです。
(1)累進課税の税率の強化が民衆党の枝野幹事長から発せられ始めました。
また、この選挙では時期尚早でご法度の筈の消費税引上げ発言をした菅首相は、その発言に対する国民の反発に対して、今でも打ち消し発言に必死のようです。
小沢前幹事長も、前回の目玉のマニュフェストであった子供手当てを反故にする一部の民主党執行部の考えに対して危惧懸念を感じ始めたようで、警鐘発言が聞かれるようになりました。
この様な状況下で、来る政界再編劇で、
(1)累進課税の税率の強化、
(2)給付金を支給するベーシックインカム(BI)の導入
のコンセンサスが得られるかが政界再編劇の勝負になりそうです。
政界再編劇では各党各派閥のマニュフェストをしっかり見守りたいです。
そして、この秋の民主党党首選が、いよいよ目が離せなくなってきました。
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