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(転載開始)
【国家破産への道】3.日銀ルール改正2010年8月 5日 22:00
昨日のブルームバーグで興味深い記事があった。
元財務大臣の藤井裕久氏が、みんなの党を中心に議論が進んでいる日銀法改正論について、「大反対だ」との見解を示した。
その理由について、以下のように述べている。
【国家破産への道】3.日銀ルール改正2010年8月 5日 22:00
昨日のブルームバーグで興味深い記事があった。
元財務大臣の藤井裕久氏が、みんなの党を中心に議論が進んでいる日銀法改正論について、「大反対だ」との見解を示した。
その理由について、以下のように述べている。
「インフレの危険性があり、お年寄りを直撃し、サラリーマンにも相当影響がある。一体何のために日銀法を改正したのかということだ。再改正は日銀の独立性を明確にした1998年の日銀法改正の理念を損なうものだ」
また、次のようにも述べた。
「(戦時下の42年に制定された旧日銀法は)政府の言いなりに軍事費支出を無制限に出せる仕組みだった。今度は戦争ではなくてインフレだ。日銀が日銀の意向に反して大量の資金供給をせざるを得なくなるのかということで、これは絶対反対だ」
日銀法改正は、物価水準を高めるため、日銀が円(日銀券)を刷ることであるが、その発行額は、長期国債の保有残高以下に抑制するという「日銀ルール」によって制限されれている。これを撤廃しなければ、円を刷れない。大量の円を発行するためには、
長期国債の保有残高を上げなければならないからだ。
そうなれば、藤井氏が指摘しているように、高度なインフレを招く恐れがあるのだ。つまり、お金の価値が下がり、相対的に物の価値が上がるのだ。
しかも、財政問題も絡み、国債の価値が下がり、金利が上昇すれば、さらに財政が破綻しかねない。
その時、ハイパーインフレが襲ってくるのだ。
デフレとは対極にあるハイパーインフレによって、国も企業も、そして私たちの生活も一気に破綻するのである...。「インフレの危険性があり、お年寄りを直撃し、サラリーマンにも相当影響がある。一体何のために日銀法を改正したのかということだ。再改正は日銀の独立性を明確にした1998年の日銀法改正の理念を損なうものだ」
また、次のようにも述べた。
「(戦時下の42年に制定された旧日銀法は)政府の言いなりに軍事費支出を無制限に出せる仕組みだった。今度は戦争ではなくてインフレだ。日銀が日銀の意向に反して大量の資金供給をせざるを得なくなるのかということで、これは絶対反対だ」
日銀法改正は、物価水準を高めるため、日銀が円(日銀券)を刷ることであるが、その発行額は、長期国債の保有残高以下に抑制するという「日銀ルール」によって制限されれている。これを撤廃しなければ、円を刷れない。大量の円を発行するためには、
長期国債の保有残高を上げなければならないからだ。
そうなれば、藤井氏が指摘しているように、高度なインフレを招く恐れがあるのだ。つまり、お金の価値が下がり、相対的に物の価値が上がるのだ。
しかも、財政問題も絡み、国債の価値が下がり、金利が上昇すれば、さらに財政が破綻しかねない。
その時、ハイパーインフレが襲ってくるのだ。
デフレとは対極にあるハイパーインフレによって、国も企業も、そして私たちの生活も一気に破綻するのである...。
(転載終了)
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