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「財政再建」なんて自殺行為だ 何十兆円も償還されて困るのは“借金”漬けの銀行 (三橋貴明)
http://www.asyura2.com/10/hasan69/msg/432.html
投稿者 ダイナモ 日時 2010 年 8 月 04 日 08:10:03: mY9T/8MdR98ug
 

http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20100728/215611/?P=1

 日本は今こそ国債を「増発」すべきだ――。こう言ったら暴論に聞こえるだろうか。

 しかし、よく考えてみてほしい。今、日本経済の最大の問題は「満足に成長できていない」ことであり、資金を潤沢に使いたくなるような産業が生まれ、そして育っていないことなのである。ここで「借金を返そう」などと号令をかけ、萎縮の道をたどるのは自殺行為に等しい。

 日本が取るべき解は正反対のところにある。世界でも最低水準の長期金利を最大限活用して国債を増発し、成長分野に注ぎ込む。そして、日本が持つ潜在力に火を付ける。

 暴論と思われても結構。ぜひ、この連載を読んでみてほしい。「日本の財政が危ない」というイメージにとらわれず、正しい「数値データ」に基づく議論をしようではないか。
 なぜ、日本国債の金利はこれほどまでに低いのか?

 2010年7月21日時点で、日本の新規発行10年物国債金利の利回りは、わずかに1.1%。もちろん、長期金利としては世界最低である。すなわち、日本政府は現時点において「世界最低の資金コスト」でお金を調達できる組織なのである。

日本政府の資金調達コストは世界最低

「財政破綻! 財政破綻!」

 と騒がれている割に、日本政府の資金調達コストは世界最低。なぜだろうか。

 ちまたをにぎわす「日本財政破綻論者」の皆様が、この問いに明確に答えたことはない。聞こえてくるのは、

「日本国債は、単に『国債バブル』になっているだけだ!」
「日本政府と銀行の間で、密約があるのだ! あるはずだ!」

 など、率直に言ってトンデモ論としか表現しようがない「言い訳」ばかりなのである。あるいは、

「日本政府の財政再建への姿勢が、国債金利を低く抑えているのだ」

 などと主張する人もいる。だが、新規国債発行残高が史上最高を更新している中、財政再建も何もあったものではない。

「民間の資金需要がない」ことが真の問題

 この手の「言い訳」をする人々に共通する姿勢は、言っていることが非常に「定性的」であるという点だ。あるいは「イメージ」で語っていると言い換えても構わない。

 日本国債の金利の低さは、イメージ的あるいは定性的に考えず、定量的に問題をとらえようとすれば、簡単に説明がつく。単純に、日本国内に過剰貯蓄があふれ、資金需要に対して資金供給が大き過ぎるためである。銀行などの国内金融機関にあふれたマネーの運用先が見当たらず、「国債が買われるしかない」状況に至っているからこそ、日本国債の金利は世界最低なのだ。

 意外に理解していない人が多いが、銀行にとって預金残高とは「負債」であり、「資産」ではない。厳密に書くと、我々がお金を預けると、銀行のバランスシート(貸借対照表)上で、同額分の資産(現金)と負債(預金)が増える。

 誰でも理解できると思うが、現金をそのまま保有していたとしても、金利は生まない。それに対し、我々の預金に対しては、銀行は金利を支払う必要があり、実際に支払っている。金利を支払わなければならない「預金」という形で調達したマネーを、現金資産として保有しているだけでは、銀行は逆ザヤで倒産してしまう。預金が「借金」である以上、銀行は何らかの手段でそのお金を運用しなければならないのである。

 日本経済の真の問題とは、財務省の言う「国の借金!」とやらではない。1990年のバブル崩壊、及び97年の橋本政権による緊縮財政開始以降、国内のデフレが悪化し、民間の資金需要が全く増えなくなってしまったことこそ問題なのである。すなわち「民間の資金需要がない」ことこそが、日本経済の真の問題なのだ。

 下のグラフは日本国内の銀行について、実質預金(※銀行にとっては負債)と貸出金残高(※銀行にとっては資産)、そして「貸し出し切れない預金」である預金超過額の3つをグラフ化したものである。実質預金については、本来は「負債の残高」であるため、プラス表記をするべきなのだが、今回は分かりやすさを優先し、マイナス表記とした。

 不況、不況と騒がれつつも、国内銀行の預金残高は増え続けている。というよりも、民間の家計や企業が支出をせず、預金残高を増やし続けているからこそ、不景気なのだ。

 好景気とはGDPが成長すること、不景気とはGDPが成長しないことである。そして、GDPとは国内の各経済主体の「支出」の合計なのだ。民間企業や家計が支出を減らし、預金残高を増やしている以上、GDPの成長が抑制されるのは当然だ。

「強制借金」と呼んでも構わないような存在

 橋本政権による緊縮財政のダメージが表面化した1998年以降、国内銀行の実質預金残高は着実(?)に増え続けている。先述の通り、預金とは我々にとっては資産であるが、銀行にとっては負債である。しかも、基本的に銀行側は預金を断ることができないため、いわば「強制借金」と呼んでも構わないような存在だ。

 本来的に、銀行は家計や企業から「借りた」預金を他者に貸し付け、金利を稼ぐのを生業としている。銀行に集まったお金の運用先が充分に存在しているのであれば、実質預金残高が増えていこうが全く問題にならない。

 とはいえ、現実の日本は「運用先が充分に存在している」どころの状況ではないことが、先のグラフを見れば誰にでも瞬時に理解できるだろう。バブル崩壊以降も辛うじて増え続けていた国内銀行の貸出金は、橋本政権期にピークを打ち、その後は明確に減少に転じた。

 国内銀行の貸出金残高が減る。すなわち「民間の資金需要」が縮小を始めたのである。民間がお金を借りず、支出も増やさない。それどころか、返済してくる。結果、「支出の合計」であるGDPが成長しない。本格的なデフレ不況の到来だ。

「運用先がないマネー」は鬼門

 デフレ不況下にも関わらず、いや、むしろデフレ不況下だからこそ、民間の経済主体は支出を切り詰め、預金残高を積み上げていった。結果的に、銀行が貸し切れない預金残高である「預金超過額」が次第に拡大していった。

 預金超過額とは、
「民間に貸出先が見つからない、銀行の負債である実質預金残高」
 という定義になる。

 「預金超過額」という言葉がピンと来なければ、「過剰貯蓄」と言い換えても構わない。民間に貸出されない貯蓄、すなわち過剰になっている貯蓄を示すものこそが、預金超過額なのだ。

 とにもかくにも、銀行にとって「運用先がないマネー」は鬼門である。何しろ、銀行にあるマネーは銀行自身のものではないのだ。我々一般の預金者から借りうけた「借金」なのである。逆ザヤを発生させたくなければ、銀行は何とかこの過剰貯蓄を運用する、すなわち「誰かに貸し付け」なければならないわけだ。さもないと、銀行から我々一般預金者への金利がストップする、あるいは銀行側が預金を断るような異常事態に陥りかねない。

 無論、そんな異常事態に達する前に、銀行は何とか手元の過剰貯蓄の運用先を見つけようとする。結果、当然の話として国債が買われているわけだ。

138兆2000億円が国債で運用されている

 日銀の「金融経済統計月報」によると、2010年5月時点で、国内銀行の実質預金残高から貸出金を差し引いた預金超過額は、159兆9000億円と、160兆円の大台目前になっている。この預金超過額のうち、およそ138兆2000億円が国債で運用されている。過剰貯蓄のうち、約86%が日本国債に回っている計算になる。(残りは米国債などの外国証券で運用されている)。

 銀行は国債を買う、すなわち政府にお金を「貸し付ける」ことで、政府から金利収入を得て、我々一般預金者への金利支払いに充当しているわけだ。

 こんな有り様で、日本政府が「財政再建!」の声に押され、何十兆円もの金額を償還した場合、いったいどうなるだろうか。たとえば、ある日突然、日本政府が銀行の保有する十兆円分の国債を償還(=借金を返済)したケースなどだ。銀行は果たして、喜ぶだろうか。

 とんでもない。

政府の負債残高を問題視し、国内需要を縮小させている

 過剰貯蓄の運用難に悩んでいる状況で、銀行が何十兆円ものお金を返済されたところで、嬉しいはずがない。何しろ、銀行が政府から返済してもらうお金は、元々は我々、一般預金者のものであり、銀行自身のものではないのだ。我々に金利を支払うために、銀行は再び何十兆円分のお金の運用先(=貸付先)を、死に物狂いで探さなければならなくなる。

 デフレに悩む日本において、何十兆円もの金額の運用先など、そうはあるはずがない。国債を償還してもらった銀行は、結局のところ、再び国債を購入する羽目になるだろう。何しろ、ほかに運用先がないのである。

 日本経済の真の問題は、「民間の資金需要がない」ことであり、政府の負債(いわゆる「国の借金!」)云々ではないのだ。

 むしろ日本政府の負債残高を問題視し、政府の支出(例:公共投資など)を削り取ることで、日本国内の需要を縮小させているからこそ、民間の資金需要が高まらないのである。しかも、現在の日本国債の金利は世界最低だ。

 世界最低の資金コストでお金を調達できるわけであるから、日本国民の生活水準を高めるための投資を行うには、「今」が絶好の機会なのである。さらに言えば、1996年のピーク(約42兆円)時から、橋本政権の緊縮財政開始以降、すでに公共投資は半分以下(2009年で20兆円)の水準にまで削減されてしまった。結果、我々日本国民が現在の生活水準を維持することすら、このままでは不可能になってしまうのだ。

正しい「数値データ」に基づいた議論が必要

 日本政府は今こそ国債を増発すべきなのである。そして、子ども手当のように直接的にはGDP拡大に貢献しない「所得移転系」ではなく、公共投資などの「日本国民の生活水準を維持する」あるいは「日本の産業力を強化する」ための支出に振り向けるべきだ。

 公共投資などの政府支出を呼び水に、日本経済の成長力が回復し、民間の投資意欲を高めていけば、「民間の資金需要がない」という日本経済の真の問題は解消されるだろう。

 そもそも現在の日本の超低金利は、金融市場が政府に対し、
「もっと国債を発行し、支出を増やしてほしい」
 と求めているサインなのである。

「財政出動による経済成長か、それとも緊縮財政による財政健全化か」

 この議論は、既に日本国内では10年以上も続いている。決着をつけるには、「イメージ」に振り回されるのではなく、正しい「数値データ」に基づいた議論が必要なのだ。

 本連載が、日本国内で正しい「財政出動」「経済成長」あるいは「財政健全化」に関する議論を呼び起こすきっかけになれば、筆者にとってこれ以上の喜びはない。

-----------
デフレの原因は国民の間にある将来不安だと思う。お金を使わずその大部分を貯蓄に回しているのだから内需が増えない。企業にとっても事情は同じだ、将来の不況に備えて利益の多くを内部留保としてため込んでいる。

新成長分野を創出することができれば問題は解決するのだが、これまでに創出できたためしがない。結局、旧来の建設業や新成長分野とはなり得ない介護分野などへの資金投入にとどまらざるを得ない。

内需拡大が言われながら縮小を続けている。将来不安を一掃することのできる社会保障のグランドデザインと新成長分野の創出が実現できるか否かがデフレ脱却の二つの鍵だ。
 

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コメント
 
01. 2010年8月04日 11:03:56: IqDrSmvKOo
また、成長のない馬鹿の議論の繰り返しw
政府に投資は出来ない。
政府は宦官仲間と政治家仲間に配ることしか出来ないw
それが、経済成長の「呼び水」になることはないし、なかったし、経済学的にもあり得ない。
ブドゥー魔術のケインズ主義の洗脳から、さっさと目を醒ますことだ。
国民は、政府に収奪され続けているw

さっさと政府は緊縮しろw
政府の財政は常に健全でなければならない。
緊縮し続けろw

そして、銀行は、「死に物狂いで」、優秀な経営者を見抜いて「投資」しろ。
経済からチューチューと経済資源を吸い尽くし富を破壊し続け経済を沈滞させる寄生虫に過ぎない政府に貸すなw


02. 2010年8月04日 13:00:02: ibwFfuuFfU
三橋という人はバーバードにもMITにも行っているわけではないが、そういう経歴がないだけにむしろ信用できる。いっていることは至極まともで明晰だ。桜チャンネルは一見の価値あり。自分が投資対象を安く買いたたきたい(汚い根性の)投機業者だったらどう振る舞うか考えて見ること。この投資先は「危ない」という噂をばらまいて暴落させてから買い占めようとするに決まっているではないか。これが事の本質である。

03. taked4700 2010年8月04日 15:09:43: 9XFNe/BiX575U: tC8f2oPwcc
国債消化に余裕のあるうちに思い切って国が産業構造の組換えに国債発行をして投資をするのがいいというのは、ある意味、非常にまっとうな議論。

問題は、産業構造の組換えを政府自体がなかなかやろうとしないこと。地熱開発しか、日本が進むべき道はないはずで、これについて、多分、いろいろな圧力が働いてしまい、政府もマスコミも企業も動こうとしない。

むしろ、こちらのほうが問題で、国債発行とか財政再建などよりも、地熱開発に動くことができなくなってしまっていることが、行き詰りの打破をできなくさせているように見える。


04. 2010年8月04日 15:52:36: HUEeiFUtEo
日本に国債を大きく増発する余力はない。むしろここまでよく起債出来たものだと感心するばかりである。
日本のバランスシートからは、なにやらきな臭いものが漂ってくる。
数字を操り過ぎて、ここにきて財政全体が硬直化してしまっているようだ。
株式や不動産価格は相変わらずの低空飛行のままで、経済全体に潤沢な資金が供給できる状態にはないことは明らか。それだけ不況感は根深いのではないか。

何が原因なのか?国民が貯蓄に熱心なあまり消費がさっぱり伸びない状況が問題なのか?
本当は、売ろうにも売れない債権類、使おうにも使えない拘束資金が、想像以上に巨額だからじゃないのか?
結局のところ、日本という国はどこぞの不良債権をたらふく買い込んで動きが取れなくなった金融機関と同じ状況というところだろう。


05. 2010年8月04日 18:35:45: OU45NNHkXI
>>01 さん
あなたがこれほど悪辣に批判するということは、この投稿は的を得ているという
ことだと思います。(疑問があれば、site:www.asyura2.com IqDrSmvKOo
で検索してみてください)

個人的にも賛成です。支出の見直し、仕分けは必要ですがいま緊縮財政を選択する
ことは、デフレをさらに悪化させる愚作だと思います。


06. 2010年8月04日 21:33:43: CHInJmz4a6
じゃ、これ書いたバカは、一般会計に「国債償還費」という科目があって、これが税収37兆円を上回る40兆円規模になってることはどう説明するわけ?借金の利払いが税収を上回る状態で国がもつわけねえだろ。

07. 2010年8月04日 22:13:53: IqDrSmvKOo
>>06

デフレは、政府が経済資源を奪いすぎている結果w
政府が配分を決める割合が多すぎるw
さっさと、政府の事業は仕分けじゃなくて全廃して、大減税で返せ!ドロボー!w

site:www.asyura2.com IqDrSmvKOo ←こっちのほうから検索して読んでねw

site:www.asyura2.com 4jR6EEAOpI ←こちらは2010年5月02日にISP変更後w

どちらもしっかり読んでね、よろしく〜w


08. 2010年8月04日 22:15:53: IqDrSmvKOo
しまった、訂正w

site:www.asyura2.com 4jR6EEAOpI ←こっちのほうから検索して読んでねw

site:www.asyura2.com IqDrSmvKOo ←こちらは2010年5月02日にISP変更後w


09. 2010年8月04日 22:18:33: IqDrSmvKOo
しまった、06宛てではなくて、>>05です。

10. 2010年8月04日 22:19:36: gDKpfWxUBo
植草が財政再建と経済成長は両立しないと徹底的に吹き込んだから
それを信じている人は多いだろうな。
G20でも難癖つけられて例外扱いされたように、日本は財政再建したくても
させてくれないというのが真相ではないか。

11. 2010年8月04日 23:04:58: uGCEafmnUc
メデアが騒ぐ事案に 大事無し! 閣僚が素人揃い をいいことに 借金が・・・確かに 莫大な借金の山である、しかし 今日の長期国債の金利はなんと言う金利
調べて欲しい、 官僚はしっかりやることはやっている だからといって 今のままで良い? とは思わないが 政治主導にするのは まだまだまだ・・・早いと思う、 それだけの政治家が 少なすぎる。 今私が 自分なりに この人ならばという人を 数えても 幾人も思い浮かばない、そんな状態で 空き缶内閣が政治主導で国政を・・・。 笑ってしまいます、 せめて 小沢さんには 側近が その位のことをわきまえ 知った激励できるような スタンスで 首相になってもらいたい。 そう考えるとき まだ まだ まだ・・・ (情けない国民と あほな政治家の多さに)まだ早いのかな? 

12. 2010年8月05日 02:28:49: FjN8k8cSiU
三橋なんて、論破された自称経済評論家だね。
ネトウヨ4万人をあぶりだした貴重なお方ですな。

13. 2010年8月05日 09:38:13: JNt4FPkdeY
俺なんか、経済音痴だけど、このスレ、なんとなく同感だよ。植草氏のブログなど、ど素人が読んでも分かる。悪徳ペンタゴン等の収奪を排除し、財政出動すれば、経済再建も可能なのではと、思うよ。緊縮したら、国内にお金が回らないから、不況になるんじゃないの?だとすれば、ど素人でもわかるよ〜!(笑)

14. 2010年8月05日 09:49:55: 5Ihgk1V0Dg
>>10
国内債がほとんど、長期金利の動向、経常黒字、その他加味して総合的に他国ほど深刻でないから、そういう判断。それだけのこと
最も他国は、「景気を無視してでも国挙げて財政再建に突っ走る政府」とか「景気が悪いのに緩和せず引き締めに走ろうとした中央銀行」「そもそも官僚、政治家、中央銀行総裁が基本的な経済の知識すら持っていない」ってことを知らないからそう言えるんだけどw
そして日本のマスコミはそれを「日本だけどうしようもないから除外された」と解釈して報道し、それにのせられてる人も多いってこと

15. taked4700 2010年8月05日 14:13:38: 9XFNe/BiX575U: mhzhqAgL2A
ヨーロッパのソブリンリスクははっきり言えばそんなに心配するような規模ではない。それに、もともと国内には資産家がかなりいて、彼らに課税強化すれば、財政の健全化はかなり簡単にできる。

また、景気が悪いと言っても、ヨーロッパ、日本、アメリカとも、それなりに結構豊かな暮らしをしている。北朝鮮のように餓死者が何万人と出るような状況では決してないので、国が緊縮財政を行うのはある意味当然。ギリシャや日本の場合なら、公務員給与の引き下げは当然できるし、やるべきことの一つだ。

問題なのは、緊縮財政をやった結果、財政赤字が解消するかというような問題であり、日本の場合、消費税上げをやった結果、却って税収が減り財政悪化に向かう可能性が強い。

つまり、ヨーロッパのソブリンリスク危機も、日本における消費税引き上げも、もっと別の目的があって行われているとみるべきなのだ。それは、多分、国債や公債のリスク資産化だ。現在はリスク0とされているので、銀行などが無制限に国債引き受けができている。しかし、リスク資産化されてしまえば、自己資本規制に引っ掛かり、国債を売りに出す金融機関が出てきたり、新規の国債引き受けができなくなる金融機関が多くなる。日本政府もアメリカ政府もデフォルト宣言はできないだろうから、通貨価値の変動が問題になり、そこに大きな投機の機会が生まれる。


16. 2010年8月05日 16:36:14: 9ZeIoVblso
>日本政府もアメリカ政府もデフォルト宣言はできない

まったく、その通りだと思う。
官製統計、官製バランスシートはどうにでも隠蔽できるわけだし、どうにでも操作できるということになる。
現在、高齢老人の生存確認が問題になっているが、社保庁を引き出すまでもなく、官製データのいい加減さはどこも同じレベルであろう。
あるはずの資産がない、ないはずの負債がどこからか出てくる。そういう操作、帳簿上の架空計上や飛ばしも累々と蓄積されていることであろう。
確実なことは、今後消費税アップによる増税が具体化されるということである。
増税したら、さらなる国債の起債が可能になるという話しだろう。


17. 2010年8月05日 18:44:47: 4qavk0ma5Y
日本国債を中国辺りが買いに来る理由はコレだろう
世界中の国債を比較すると日本国債が現時点で最も安定的
ショウガナイから日本国債

18. 2010年8月05日 22:21:20: 1WAaNkwsN2
誰も、今の日本政府の正しい会計データについて議論してない。

まず、状態を把握してから対策をうつ。
それができてないのに、下手な政策を実行すると
余計に傷口が広がる。

政府単独ではなく、それにぶら下がっている種々の法人、
これを含めた日本国の正確な会計を出してから議論しよう。

塩爺が母屋でおかゆ、離れはすき焼きという状況は変わっているとは思えない。
だからこそ、正確な状況把握を


19. 2010年8月06日 05:59:50: aRG5bE8RVE

>>18さん

同感です。この時代に日本政府は政府単独のしかも単式簿記...そんなチンケな
バランスシートを見たって...

ちょっと古いが公会計について

http://www.kosonippon.org/project/detail.php?m_project_cd=415&m_category_cd=11

でも既得権益にぶら下がり続けるあほうキャリア菅猟どもは絶対に奴等の手の内を
さらけ出すことは絶対にありえないやろーけど...

政官民プラス渡世の鉄のトライアングルならぬスクエアーが大好きなハコモノ公共投資にだいたい減価償却の概念がないなんて...阿呆や...

プラス本来は

>政府単独ではなく、それにぶら下がっている種々の法人、
これを含めた日本国の正確な会計を出してから議論しよう。

これも当然のことやが奴等は絶対せーへんやろし...

会計は上記のリンクの結が言うように

>事実があって会計があって判断がある。事実があって判断があって会計だと”ことなかれバランスシート”になってしまう。

情けない...今の官僚のメインの仕事は

”嘘があってその嘘をいかに事実に粉飾するか”

が奴等の仕事や...カスや...


20. 2010年8月06日 09:52:28: bo703iBNdE
預金超過額が160兆円あっても、2011年度の国債発行総額が160兆円(うち新規発行額は44兆円)にものぼるのだから、これ以上増発して、誰が買い支えるのか?政府債務残高(地方含む)が1000兆円を超える規模に膨らんでいて、どうやってこの天文学的な借金を返済できるのか?

数兆円の公共投資(建築国債の発行)をして、それが新しい枠組みの成長戦略を生み出せるのだろうか?

幸運にも成長戦略が成功して、過去のピークだったバブル期の60兆円程度まで税収が回復したとしても、増え続ける国債費(現状でも一般財源の約50%)と社会保障費の解決策をあみださなければ、財政を緊縮しようがばらまこうが変わらないのでは?

いずれにせよ、早晩日本国債の信用が落ち国債価格が暴落すれば、ゆうちょ銀行・メガバンクの資産が減少し経営悪化→さらなる不景気の加速。長期金利が上がり民間も国家も急騰する利払い費用に財政がさらに悪化し、にっちもさっちもいかなくなるでしょう。

議論するのであれば、「正しい」数値データにもとづく必要がありますね。


21. 2010年8月06日 13:44:17: EiDuby9xxg
結局、民間の資金需要を増やすには景気を回復させるしかないんですよ。
それには、どーしても一般庶民の需要を増やす必要がある。これ以外では抜本的な
景気回復は出来ない。

一般庶民にカネを使わせるにはどうするか。賃金を上げるしかないんですよ。
厚生労働省が言い出した、最低賃金千円という政策を即座に実行するべき。

企業は人件費が負担になるだろうけど、その分はきちんと商品価格に転嫁する。
すると、物価が上がってデフレも解消される。上手くいけばいい事尽くめで。

まあ、そこまで上手く運ぶかは判らないですが、とにかく平均賃金を上げるのが
最も重要だと思います。
投資するなら、国でもなく企業でもなく、消費者である一般庶民に直接投資
しなければならない。


22. 2010年8月06日 14:30:44: eByUT7RGwI
デフレだから今は実質的に賃金は高くなっている。
インフレにして実質賃金を下げることが必要。
庶民が困る庶民が困るというがインフレになることで仕事が無くて困っている本当の弱者は助かっていくんだよ

23. 2010年8月07日 10:51:32: EiDuby9xxg
>>22
そんな馬鹿な。デフレよりも給料の下落の方がはるかに激しい。

だいたい、今起こってる物価の下落はデフレと言っていいのか疑問だし。
大手の販売店同士の激しすぎる価格競争が価格の下落を引き起こしているの
であって、経済学で言う需給バランスによって起こるデフレとは違いますよ。

規制緩和とリストラ理論が、経済が本来持っているバランス調整のメカニズム
を狂わせている。
新自由主義者が当てにしている、経済の自律的な回復はまったく起きていないし。


24. 2010年8月07日 11:22:15: afcbMPCcK2
国民が自分中心、家族中心でなく、国全体のことを考えるようになれば、
いくら財政支出しても構わないんじゃないかと思う。
今はネットで政府情報が手に入りやすいんだし。

財務省のHP見れば、財政出動はできるなって容易に判断できると
思うが。
財政出動しても、マスコミの協力と、国民が貯蓄に
励まないという条件がそろう必要がある。

今財政出動をすれば、日本人の助け合いの精神が元に戻る
可能性は高いとは思う。
そうなれば、再び日本がゆるやかな成長軌道にのると思う。


25. 2010年8月07日 12:17:41: EiDuby9xxg
なんで庶民が貯蓄に走るかと言えば、将来が不安だからですよ。

雇用が安定すれば、将来への不安は無くなり、物を買ったり旅行が気軽に出来る
様になる。個人住宅の購入も、雇用の安定無しには伸びない。
景気回復には、平均賃金の引き上げと終身雇用の復活がもっとも効果的で。

景気を回復させるカギを握っているのは、財務省でも経済産業省でも国土交通省
でもなく、厚生労働省だと思います。

財政出動なんかは必要が無い。
厚労省がきちんと仕事をして、企業に強く労働環境の改善を指導して、実際に
改善が成されれば、景気回復に結びつく筈。
ほとんど予算を増やす必要すらない。


26. 2010年8月07日 12:32:25: EiDuby9xxg
あと、少子化問題も、雇用の改善をすれば大幅に改善される筈。
日本では子供を育てるというのは非常にコストがかかるので。
子供を大学卒業まで面倒を見るには、やはり終身雇用制度が必要で。

とにかく、今の日本経済を蝕んでいる原因は、企業の闇雲な人件費カット
に尽きる。
人件費削減が消費需要に回るべきカネの流れを絶ち、景気の悪化を
引き起こしている訳です。


27. 2010年8月07日 20:21:21: vrDH5Nb1YA
日本国債は9割以上を日本人が持ってるから安全だとは素人のいう事。現物は確かに日本人の所有だが、先物は外人が買っている。先物はFXと同様50倍以上のレバリッジを利かせるから、現物以上に相場を左右する。一般的に外人は相場の流れにそっての先物売買をするので、今の様にブル相場の時は買い持ちのポジションを取っている。このところの急激な円高で外人は為替差益だけでも充分益出し出来る状態だ。外人がいっせいに手仕舞いをしたら、国債は急落する。国内の機関投資家はブル相場で先物のヘッジはおろそかになっている。銀行、郵貯、公的年金、全て壊滅的な損失を被るはずだ。他人の預金を使って国債を買い公共事業をやらせ楽をしようというのは、そもそも怠け者、貧乏人の卑しい根性だ。

28. 2010年8月07日 20:37:18: tjcfiZiviA
>>27
空売り禁止をすればいいだけ。
ドイツもやっているし、何も恥ずべき事はない
。そうやって脅しが効くとでも思ってるのか
、売国クズw

29. 2010年8月07日 21:47:41: Dnziaj4qII
日本は今こそ国債を「増発」すべきだ。これ以外に策がない。
日銀が定期的に出している資金循環統計、家計、民間、一般政府の資産と負債の一覧を見ると
資産
個人資産   1456 (内預金 757 そのうち 約250兆が郵貯) 
民間(除く金融)787
一般政府    467
合計     2700兆
負債
個人資産     369
民間(除く金融)1054
一般政府     994
合計     2417兆
民間を除くとまだ560兆の資産がある。この預金の投資先として米国債を買うか日本国債を買うか。預金を投資するのは同じこと。

見るべきものは日銀が定期的に出している資金循環統計、家計、民間、一般政府の資産と負債の一覧です。これを頭に入れれば納得します。

資金循環統計の解説の5ページに部門別(個人、会社、政府)の金融資産・負債残高(2009年12月末速報、兆円)があります。
探し方
http://www.boj.or.jp/type/exp/stat/exsj01.htm
を開いたら 全文ダウンロードを選択。
ダウンロードしたら 開いて5ページの
部門別(個人、会社、政府)の金融資産・負債残高(2009年12月末速報、兆円)
を見る。


30. 2010年8月07日 21:51:49: PJmW7feqxo
構造化する労働市場のデフレ
http://www.ryuji.org/column/20100629_deflation.php

31. 2010年8月07日 22:08:22: Dnziaj4qII
日銀の資金循環統計の解説に
速報値2009.12の資産負債全体図があります。
http://www.boj.or.jp/type/exp/stat/exsj01.htm
ダウンロードし5ページ目
これを見たら財政は短なんて考えられません。

32. 2010年8月08日 10:13:48: 9ZeIoVblso
これまでの統計資料が示すような金融資産が本当に日本にはあるのか?
あるのならこれほど硬直した金融政策しか取れないというのは、むしろ異常ではないのか?
膨大な金融資産があるといいながら、ここ数年の歳入の落ち込み傾向はどういうことなのか?
国も民間も緊縮財政というジリ貧状態に追い込まれつつあるのは何故なのか?
実際は国民が知らないところで資産の劣化が相当進んでいるか、負債が圧縮されているのではないのか?

結局、ギリシア同様、粉飾隠蔽されたバランスシートがやたらばら撒かれているだけのことではないのか。究極の大本営発表に思えてならない。


33. 2010年8月08日 10:57:24: uIUSCZ2uro
何よりもまずアメリカから 独 立 し、アメリカのパシリの朝鮮勢力+最近進出中の中国人を追い出し、スパイ防止法、国家反逆罪法を作り、軍備防衛をしっかり行い、

「ま と も な 国 家 」

になることが先決。

官僚、政治家、メディア、大手多国籍企業にはまずアメリカ、朝鮮のスパイやロビイスト、外資系金融勢力がうじゃうじゃいるからまず日本のためになることが何一つできない。そして現在日本の経済体制はコーポラティズム・クローニー資本主義なのでまずそれを止めるべき。。(これが市場原理であり、自由経済のデメリット。政府や政治家にくっ付いて予算分配を支配する「自由」もありだとということがこの経済体制)

だから財政出動しても結局政府やメディアにくっついている企業や外資の連中がそのお金を仲間内の事業内で転がす計画経済だから駄目。金が身内の事業とその関連事業でグルグル回っているだけだから。

そして実は市場原理自由主義経済は、政府にくっ付いて税金の使い方を指図、コントロールしやすくするための 詭 弁 であり、さらにそれは「計 画 経 済」であり「社 会 主 義 」である。市場原理、自由経済と言われるアメリカがいい例。ウィール街の連中や私営銀行だが、政府の権限を持つ特殊な民間銀行 F R B の連中が財務省の高官の役職に常についている。完全に回転ドア化している。日本も同じ。

これをはっきり認識するべき。

市場原理、自由主義経済は

コーポラティズム・クロー二ー資本主義であり

計 画 経 済 

で 

社 会 主 義 

です。

>なんで庶民が貯蓄に走るかと言えば、将来が不安だからですよ

この不安を煽っているのが売国メディア連中。こいつらがそもそも外国マフィア勢の息のかかった フ ロ ン ト 企 業 だから全部潰すか、国営化するべき。その国営化もまず政府の売国連中を追い出してからだが。

ベネズエラは欧米連中のフロントメディア企業を潰したからそれを見習うべき。


34. 2010年8月08日 11:51:33: 4Dau2huNPc
 
【老齢加算に続いて母子加算も廃止】
 
2009.04.02 きっこのブログ
 
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2009/04/post-a7f6.html
 

35. 2010年8月08日 14:59:16: dSZR7EKq7I
「もっと国債を発行し、支出を増やしてほしい」ッテ言ってんのは金融機関でしょ? 

いくら金融機関で安全パイの国債運用積み増やしたって 国民の懐に金が入るわけじゃない。 全ては金融機関の都合だよね? 金融機関が貸し出せる先でぐるぐるお金回したって国債買ったって 国民の懐には一銭たりとも入らない。

毎年国債及び地方債を40兆円以上を発行して20兆円以上国債の元利払いにあてられてるんですよね?http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/sy014_1809.pdf (国家予算円グラフ)
おいしいのは銀行だけなんでしょ?(あるいはその恩恵にあずかる企業・グループ)

一般家計に置き換えれば、収入が夫婦とも働きで年収450万円(月40万程度)しかないのに年間400万円(月々35万円)の借金を消費者金融で借りて生活をしている。

もちろん貯蓄に回すお金は無い。年間の元利返済は200万円 月々15万返済で夏のボーナス時(そんなもんあったとしてw)残りを一括返済してる つまり毎月20万円借りて15万円返済している。 もうすでに総額1000万円か2000万近い借金かもしれない(実は250万円くらいかもしれない)親から譲り受けた資産はあるが いくらになるのかわからない 果たしてこの借金は誰の借金なのか? 本当に借金なのか? 国民か? 政府か? 銀行のか? 国民は借りた覚えもなく請求書はだれ宛の請求書かもわからない。(w)

銀行は金を貸す先がない この20年公共事業で箱ものをずいぶん造ったが 厚生省が二束三文で売り払った 何処に? 国民の懐には一銭も金は回ってこない。

景気が悪いのは公共事業が少ないせいだ (そうだ そのとうりだ! 公共事業が駄目だというわけじゃない クリントンはそれで乗り切った でも政府の債務を我々一般庶民が何故負わねばならないのか?馬鹿馬鹿しいから国民に刷って配れと言っている)

政府紙幣発行案について 200兆円国民1人につき120万円を5年続けて配りなさい!
http://www.asyura2.com/10/hasan69/msg/426.html

政府紙幣という表現が誤解を招くのであれば という意味で (5年間の期間限定 しかも国民に直接配るためだけの)(商品券であろうがサービスチケットだろうが地方紙幣であろうが構わないのです 政府の債務を我々一般庶民が何故負わねばならないのか?馬鹿馬鹿しいから国民に刷って配れと言っている)

ところがお金が上のほうでぐるぐる回ってるだけだから 景気なんて良くなるわけがない そうして失敗したんですよね?この20年 
http://www.asyura2.com/10/hasan69/msg/440.html



36. 2010年8月09日 16:40:06: vg2bnvblmo
三橋氏の論調に賛成する者ですがその論理に対して各氏からの多様な反論もあり迷います。三橋氏は各反論に対して丁寧な反論、説明をされるべきと思います。
各氏の反論にも成るほどと思える面も有ります。三橋氏はこれ等を論破されないと
折角の正論も単なる意見の表明。交換の段階で終ってしまうのではないでしょうか。

37. 2010年8月09日 19:03:50: FqDvXxU8vI
チェンネル桜は日本会議の宣伝部門。
右翼に都合いい世界観。
詰まる所、三橋が言っているのも其れ。
右翼は、財政健全化しないで、これからも銀行を食い物にしたい。
何しろ、相当過去の闇金部分を注入し終わった、詰まり手懐け終った所だからだ。
マヤ文明が子供を生贄に捧げた様に、国債発行で未だ見ぬ子供を捧げると、今生きてる右翼に都合いい訳だね。
しかし最後の正しい数値データは曲者。
今現在の財務官僚がまともな数値を出してくる訳が無い。
何とかして、菅総理を篭絡して民主党のネームバリューをしゃぶり尽くし、食い物にしようと必死なのに。
結局、其処でも右翼が一枚噛むんじゃないか。

38. taked4700 2010年8月12日 20:24:53: 9XFNe/BiX575U: CRcRFKKMhg
確かに、政府の発表する統計資料がおかしくなっている感じがありますね。

ひょっとしたら、政府部門で200兆円を超える米国債を持っているのじゃないかとか。そして、これは利子さえつかないような形で単なる塩漬けになっている。または、毎年毎年、新たにそれが数兆円から十兆円ほど増えているという感じもある。

既に日銀は市場から毎月2兆円近い国債を買っているという。これだけ、市場へ資金を投入しているのに、インフレ傾向にならないのは、どこかで、資金が海外へ流れているからだ。それが米国債ではないだろうか?

だいたい、毎月2兆円という金額は、消費税でいうと、毎月1%分を市中へばらまいていること。年間でいうと10%分以上を市場へ還元していることになる。こんなことをやっていてもまだデフレ傾向が止まらず、インフレにならないのは、どう考えてもおかしい。


39. metola 2010年8月29日 23:32:34: XbEFO1BzdtcZo: 3hQAmgZ6Hg
内容は同意できるものではないが、>>33は良いことを書いている。

とどのつまり、金融施策は必要だが、金を右に左にやったところで、単なる延命に過ぎない。それだけの話。
転載されている三橋の主張は銀行目線。所詮、金のやり繰りにすぎない。下らない。
銀行が預金の運用のために国債出してくれなきゃや〜よ、と書いてるだけだからね。で、その理由が、利鞘確保のためだそうだ。馬鹿である。これをマジメに言っていたら無知であるし、知ってて書いてるなら詐欺だね。
偽善者め、それなら、郵貯なんか民営化せずに、国民が皆、郵貯に預けて政府に運用して貰えばいいじゃない。社会主義万歳w
違うでしょ。

銀行は国債で、それを投機対象にした博打の胴元になって儲けようとしている。それにかまけて、実態のないやり繰りで儲けようとするから、ドツボにはまっている。なぜ、国民が困窮してるかって?
博打に失敗したからさ、一部のバカが。(売国奴なんだから成功というほうが正しいかもね。)


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