http://www.asyura2.com/10/hasan69/msg/189.html
Tweet |
(回答先: ストレステストが問う究極の懸念、欧州に銀行救済余力はあるか 投稿者 gikou89 日時 2010 年 7 月 13 日 01:09:15)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0707&f=business_0707_122.shtml
6日、世界株式市場が反発を見せ、欧州の主要3指数がいずれも2%を超える大幅高となったことを受け、リスク選好度が高まったため、金買いポジションの解消が優勢となり、スポット金は押し下げられた。最終的には当日のスポット金は1,192.5ドルで終了し、前取引日より16.3ドル(1.35%)安となった。一方、スポット銀は17.82ドルで引け、前取引日より0.03ドル(0.17%)小幅高となった。だが、ファンダメンタルズからみると金相場の好材料が存在しており、海外メディアの報道(7月6日)によると、今月実施される欧州連合(EU)の銀行ストレステスト(健全性審査)の結果で、最大で20行もの銀行が資本不足に陥り、最高で300億ユーロの資本増強が必要になるだろう。イタリアのバンカ・ポポラーレ・ディ・ミラノ(BPM)、スペインのバンコ・ポプラール、さらにギリシャ、ポルトガル、アイルランドの銀行などが資本増強に追い込まれる可能性が高いとみている。欧州債務危機及び世界景気回復の見通しをめぐる懸念から、金相場はサポートされて上昇すると見込んでいる。また、インドによる実需筋の買いが金価格を下支えた。
6日、中国の上海総合指数の反発を手がかりに、中国経済先行きと銅需要への期待感が高まった。その原因としては中国が世界最大のベースメタル消費国であることに加えて、6月の米ISM非製造業景況指数が市場予想を下回ったことから、ドルが軟調な展開となり、ドル建ての銅先物は安くなり、銅相場の買い材料となった。当日のCOMEX銅先物9月限は前取引日より2.85セント(0.97%)高の296.80セントとなった。在庫の方では、ロンドン金属取引所(LME)の銅在庫は6日に2,800トン減の441,700トンとなり、2月中旬以来既に20%減少した。
オーストラリア準備銀行(RBA)は6日予想通りに政策金利を4.5%に据え置くとともに、経済見通しについてハト派的な見解を示した。会合後の声明では、アジアと中南米の成長率はこれまでのところ非常に力強いと指摘したため、リスク志向の改善が意識されるなか、原油先物は小幅高となった。半面、米供給管理協会(ISM)が発表した6月の非製造業総合指数によって米経済成長ペースが下期に減速するとの見方を裏付ける内容となったことから、米国経済の鈍化への懸念が再燃し、原油価格の上値が抑えられた。NYMEX原油先物8月限は前取引日より0.22ドル(0.31%)高の71.93ドルとなった。(情報提供:東岳証券株式会社)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。