http://www.asyura2.com/10/hasan69/msg/173.html
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貸金業法の改正が施行され、中小企業主や個人事業主が運転資金を借りられなくなったり、専業主婦はキャッシングサービスを受けられなくなるなど多大な影響が出ている。
多重債務者を減らすための改正ということだが、まったく多重債務者の減少には寄与しない。
単に今まで正規の業者から借りている分が闇金業者から借りることになるだけだから、この改正は闇金業者のために行われた改正と言えるだろうし、多重債務者は今までより悲惨な状況に落ちるだろう。
今度は日本証券業協会が訳の分からない規制を行うらしい。
このままでは新規ベンチャー総崩れ? 未公開企業の出資に新規制で、業界騒然
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100701/215221/
【記事】
「今回の規制の日本ベンチャーへの打撃は計り知れない。世界の勢いからますます取り残される恐れがある」
昨年9月にマザーズ市場に上場したばかりのがん治療薬に特化する創薬ベンチャー、キャンバスの加登住眞・最高財務責任者(CFO)はこう嘆き、危機感を募らせている。
【続きはURLを参照】
多重債務者や未公開株の詐欺は無い方が良いのは当然だが、すべて通常の経済行為の中でほんの一部の人が起こす問題であり、基本的に個々に対応すれば良い事柄であるはずだ。
一部の不心得者のために大多数の問題の無い人々の利益を損ねるような規制を行うことは、角を矯めて牛を殺す行為に他ならない。
最近はこの様な短絡的に規制に走るケースが多い、タクシーの台数規制がまたぞろ復活しているようだが、これも同じ様に感じる。
自由化で台数が多くなって利益が出ないから台数規制をすると言うのは本末転倒で、一歩進めて料金設定も自由化すれば、ほっておいても自然に適性ば台数と料金に収束するはずだ。
証券業協会は何処を向いて規制を言い出したのだろう、犯罪防止などは警察の仕事で個別業界の仕事とはとても思えないのだが。
日本は自由な経済活動が出来る国のはずだが、このままでは日本経済はがんじ搦めの規制で窒息死する日も遠くない気がする。
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