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(回答先: 石油産出国ロシアのSDR通貨構想 [ 付:米ケネス・ロゴフの世界経済予測 ] 投稿者 DOMOTO 日時 2010 年 7 月 03 日 20:23:44)
[ワシントン 28日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は28日、中国人民元をIMFの特別引き出し権(SDR)バスケットに組み入れることを検討する考えを示した。
同専務理事は記者会見で、組み入れは「早ければ早いほど良い」と述べた。ただそうするには、人民元相場が市場で自由に設定されるようになる必要があるとの考えを示した。
ストロスカーン専務理事は、中国の経済力が増大するに従い、人民元をSDRバスケットに組み入れるよう圧力も増大するとの考えを示し、「この件について検討する必要がある」と述べた。
「人民元相場が真に市場原理に基づき、何らかの意味で自由に変動する通貨になるまで、SDRに組み入れることは困難であると考える」としながらも、「時間が経てば他の通貨をSDRバスケットに組み入れるための理由が次から次に出てくる」ため、人民元のSDRバスケットへの組み入れは「早ければ早いほど良い」と述べた。
IMFのSDRは現在、米ドル、ユーロ、円、英ポンドからなる通貨バスケットでレートが設定されている。SDRを基軸通貨に準ずる通貨として活用する案は、これまでも頻繁に提起されてきた。
同専務理事は人民元をSDRバスケットに組み入れることは、人民元が市場と完全に一体化していることを示すとし、中国当局が人民元相場の弾力性を強化する方針を発表したことは、その方向に向けた一歩であるとの考えを示した。
ただ「急速に状況が変わるとは予期していない」とし「現時点でも、人民元相場が過小評価されているとの考えを持っている。ただ今回の動きは、この過小評価されている状態を進行的に是正してゆくものだ」と述べた。
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