http://www.asyura2.com/10/hasan69/msg/102.html
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大手マスメディア、野党、財界は、郵政改革、財政問題について批判を繰り広げてきた。
・民間金融機関が懸念していた「民業圧迫」、民間活力を阻害しかねない・・・
・限度額を引き上げて資金を集めても今は国債購入がほとんど・・・
・郵貯マネーが財政投融資計画を通じて特殊法人に流れ、無駄な事業の温床になる・・・
・バラマキで財政が破綻する・・・
・消費税を上げねば、ギリシャの二の舞になる・・・
しかし、実際は、財政破綻の瀬戸際にある日本で、なぜか長期金利は史上最低、円高更新している(笑)
なぜか?理由は簡単だ。
国債の国内消化率も95パーセントを超えた。
民間企業にお金を貸し出すはずの、国内金融機関は、郵政改革批判で言っていたこと正反対に、民間企業に融資せず、挙って国債を購入していることが分かる。
外国も、欧州から資金を引き揚げて、「財政破綻の瀬戸際にある」日本に投資しており、これがユーロ安・円高につながっているということ。
郵政改革を批判し、財政破綻を煽る売国奴たちの主張が全て嘘だということは明らかだろう。
したり顔のえせ学者たちも、もう一度大学で経済学を学び直してはどうか?
▼長期金利低下1・090% 6年10カ月ぶり低水準 安全資産の国債に買い(SankeiBIZ)
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/100630/eca1006300924009-n1.htm
30日午前の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(308回債、表面利率1・3%)の利回りが前日終値比0・020%低い1・090%で始まった。取引時間中としては2003年8月以来、約6年10カ月ぶりの低水準。
世界経済の先行き懸念が広がって前日の米国株が大幅安となり、東京株も大幅続落して始まるなど金融市場が不安定化したため、安全資産とされる国債に買いが集まり利回りが下がった。東証10年国債先物の中心限月である9月きりは25銭高の141円72銭。
▼ 円高・ユーロ安が進行=欧州不安再燃で107円台−東京市場(時事)
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2010063000274
30日午前の東京外国為替市場の円相場は対ユーロで続伸した。欧州の金融システムに対する不安が再燃し、約8年7カ月ぶりに1ユーロ=107円台を付けた海外市場の水準を引き継いだ。午前11時現在は107円97銭〜108円00銭と前日比27銭の円高・ユーロ安。
前日の海外市場では、欧州中央銀行(ECB)が供給した資金の返済を前に、欧州の一部銀行で資金繰り懸念が浮上。欧米株価の下落も悪材料となり、円買い・ユーロ売りが進んだ。東京市場でも107円台後半を中心に推移した。(2010/06/30-12:40)
▼ 日本国債、国内保有が95%超に 金融機関に集中 09年度、海外投資家は敬遠(日経)
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E1E2E2E1E38DE1E2E2E4E0E2E3E29F9FEAE2E2E2
国債消化の「国内頼み」が一段と進んでいる。国内投資家による日本国債の保有比率は今年3月末で95.4%。1年間で1.8ポイント上昇し、2006年3月末以来の高水準になった。市場混乱などでリスクを嫌った・・・
▼【経済コラム】日本国債に現実逃避のマネーが流れ込む−W・ペセック
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920021&sid=ar4WD6s8qmVs
7月1日(ブルームバーグ):日本国債を安全な逃避先と考えるほどの錯覚は世界に例がない。
日本は最も巨額の公的債務を抱える先進国だが、10年物国債の利回りはわずか1.07%と7年ぶりの低水準にある。高齢化が急速に進む日本では、人口動態的には最も見るに堪えないトレンドが至る所にあふれている。だが、心配は無用だ。国際市場の混乱を避けるため、資金は円建て資産に殺到している。・・・
日本が取り得る選択肢は限られている。日本の輸出押し上げにつながる米経済成長の確かな回復はずっと先の話になりそうだ。菅首相がタイミングの悪い消費税率の引き上げを進めれば、日本の景気見通しは一段と損なわれ、家計の消費拡大を促す努力を妨げるだけだろう。
政策金利がほぼゼロに近い状況では、政府の支出が極めて重要だ。歴代の首相が過去10年間になし得なかったこと、つまり「大規模な景気刺激策に頼らない成長拡大」を菅首相が実現できない限り、日本の債務は今後も増加するだろう。首相は先に基礎的財政収支(プライマリーバランス)を10年後に黒字化する計画を打ち出したが、急ピッチな成長なしにそれを達成するのは非現実的に思える。・・・
▼遊説録:サンタクロースじゃない−−自民党・石破茂政調会長(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100702ddm005010126000c.html
自民党は(子ども手当や高速道路無料化などの)バラマキ政治はしません。政治家はサンタクロースでも、はなさかじいさんでもない。いつまでもあると思うな親と金。国民の貯蓄を国の借金が上回った時、日本は外国からお金を借りないといけなくなる。 ...
【ゆがむ郵政改革】大田弘子・元経済財政担当相 事業の効率化 明確な説明を (産経)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100608/plc1006080054000-n1.htm
−−郵政改革法案が今国会で成立しそうだ
「かつて民主党が公約などでうたった『郵便貯金の預入限度額を半額』『簡易保険廃止』と正反対の内容で、国民への裏切りだ。郵政改革法案の扱いは菅直人新首相の試金石ともいえたが、失望した」
−−法案策定プロセスが不透明だと批判される
「鳩山政権が経済財政諮問会議をなくしたのはマイナスだった。私が経済財政担当相として諮問会議を運営していたころは、閣僚が賛成と反対の意見を首相の前で言い合い、民間議員もあるべき姿を述べた上で、首相が最終判断を下していた。郵政改革法案にはこのような過程がないため国民は政策決定プロセスを見ることができず、かやの外に置かれた。何が政治主導か、と言いたい」
−−郵便貯金の預入限度額の引き上げで膨らむとみられる郵政マネーの運用方法として、国家ファンドを設立しインフラ建設に投資する構想が浮上している
「これこそ財政投融資の復活だ。かつて郵政マネーは政府・与党の便利な財布として特殊法人に貸し出され、公共事業に垂れ流されていた。政府が自由に使えるお金が多く、無駄や非効率が生まれていたことをただすのが郵政民営化の狙いだったが、政府・与党は郵政マネーを再び財布として使う気だ。この結果、国民負担にはねかえる非効率性が温存される」・・・
▼全銀協会長、郵政改革法案改めて批判(毎日放送)
郵政改革法案について全国銀行協会の奥会長は、「国民経済の利益にかなっているかどうか疑問だ」と改めて批判しました。 郵政改革法案は今月、通常国会で一旦廃案となりましたが、政府・与党は、この法案を修正せず次の臨時国会で成立させる方針を示し ...
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- Re: 《財政破綻と郵政改革批判の虚構》日本は財政破綻の瀬戸際にあるそうだが、なぜか長期金利は史上最低、円高更新(笑) metola 2010/7/03 13:02:27
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