http://www.asyura2.com/10/hasan68/msg/879.html
Tweet |
(回答先: ドルに代わる準備通貨が必要=国連リポート 投稿者 gikou89 日時 2010 年 7 月 01 日 00:08:38)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100629-00000001-diamond-bus_all
文具のコクヨ(コクヨS&T株式会社)はこの6月、書き換えに便利な
「遺言書用紙・封筒セット」を発売した。コクヨはすでに「遺言書キット」を発売して人気を博しているが、今回のセットは「書き損じたときの予備が欲しい」という要望に応えたもの。
その「遺言書キット」は、遺言の作成に必要な用紙・封筒・保管用台紙と、書き方を解説した「遺言書虎の巻」をセットしたもので、昨年6月に発売された。発売から半年で、販売目標の2万冊をクリアしたという人気ぶりだ。
遺言がないため、「家族の死」という悲劇に加え、相続問題のトラブルにまで巻き込まれてしまうケースはよく耳にする。そこで、「生前から遺言を書いておこう」と思い立つ人は少なくない。
しかし調べてみると、多くの専門家が勧める「公正証書遺言」では、おカネも手間もかかる。かといって自筆では、書式などの条件をクリアするのは難しそうだ……。ということで、くじけてしまう場合が多いのだ。
その点、コクヨの「遺言書キット」は、マニュアル(虎の巻)と用紙をセットにすることで、そのハードルを越えやすくした。同社HPの購入者アンケートによると、50〜70代が回答者の6割以上を占めているが、20〜40代といった比較的若い層も2割ほどいるという。遺言への関心は、幅広い世代に浸透しているようだ。
今や「死んだらどうするか」は、全国民の関心事。実は、「遺言ツール」は他にもある。その名の通り、「僕が死んだら」というフリーソフトが静かに認知度を高めているのだ。
これは「遺言ソフト」と紹介されることも多いが、(法的に有効な)遺言書を作成するためのソフトではなく、パソコンのHDDにある「他人には見られたくない」データを消去するものである。
遺族が死者のパソコンを開くと、デスクトップに「僕が死んだら」というショートカットを見つける。メッセージを期待してクリックすると、その通りあらかじめ死者が用意した文言が表示される。
しかし、このソフトの役割はそれだけではない。クリックと同時に、指定しておいた「見られたくない」ファイルを削除してくれるのだ。
難点は、「目立つ場所にショートカットを表示」しなければならない点だ。確かに死後、家族が見つけてくれなければ無意味だが、生前に本人もパソコンを使用するたびにコレを目にするので、複雑な心境になるだろう。
平均寿命よりだいぶ若く、とりあえず体も健康となると、「死の準備」という面倒な作業に着手する気には、なかなかならないもの。
しかし、遺言を作ることでかえって混乱を招くことが予想されるとか、死に関する一切を考えずに生活したいなど、特別な事情がない限り、何らかの形で死後への備えはしておいたほうがいい。少なくとも、損はないはずだ。
手続きの煩雑さに関しては、ここに紹介したツールが大幅に軽減してくれた。今後、この手のツールはより高機能になっていくだろう。入手して、作業する、それだけのことなのだ。
(工藤 渉)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。