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メキシコ湾油田事故、そして日本の出番 2010年06月22日19:47
石油連盟の天坊昭彦会長が、メキシコ湾沖大規模原油流出事故に対して、「原油汚染の封じ込めや油の回収機能を持つオイルフェンスを貸し出す検討に着手した」と発表しました。
英国の威信をかけて、BP社は深海1500メートルで流出口をセメントで固める「トップキル」などの手法を必死で試みてきました。
しかし作業は難航し、ついに失敗に終わったようです。
そして日本に出番が回ってきたということでしょうか、BP社のアジア・太平洋本部(シンガポール)から協力の打診を受け、オイルフェンスの輸送手段などを詰めているところだそうです。
オイルフェンスは海面に浮かんで、オイルの拡散を止めるもの。もっぱらタンカーからのオイル流出事故で使われるものです。
今回の事故は1500メートルの深海から噴出しているもの。オイルフェンスで食い止められるのでしょうか?
しかし他に方法がないとすれば、試してみるしかないでしょう。
オイルフェンスで拡散を止め、浮き上がったオイルを回収しながら時間を稼ぎ、1500メートル下の噴出孔を固める作業を再開するということでしょうか。
ともかく出来るだけ早く、噴出孔を止めなければ・・・
さて、これで海底油田の危険性がはっきりしてきました。海底に寝る石油は、探せばまだまだあるでしょう。しかしこのような事故が発生すると、掘削費用もばかになりません。
今回の事故で失われた資本は、今後石油価格に上手に上乗せされるかも知れませんしね。
オバマ大統領は自分の政権の危機として、テレビで演説をしました。米国民や議会に理解と支持を訴えた形ですが、原油噴出が止められなければ有権者のいらだちと怒りが政権を直撃するのは間違いないと見られています。
11月は中間選挙。それまでに何とか目処をつけたいところでしょう。日本からの支援が功を奏すといいですね。
ABCテレビとワシントン・ポスト紙の合同世論調査結果では、原油流出事故へのオバマ政権の対応について、69%が否定的な見方を示しているそうです。
クリントン元大統領の選挙参謀だったジム・カービル氏は、「大統領には、まるでやる気が感じられない」と厳しく批判しております。
一日で噴出する原油の量は最大950万リットルに上ると発表されました。これも今までの発表よりもかなり増えております。(いままでは最大630万リットルと見積もっていました)
今後の原油の値上がりが心配されています。
それにしてもBP社(とは英国の企業)、ずいぶんと評判を落としてしまいましたね。
ここの最高責任者、トニー・ヘイワード氏の発言が「メキシコ湾は広大で、流出した原油量は微々たるもの」というものだったり、「私の生活を返してほしい」などと勝手なことを言っているものですからね。(けっこうこの人もルーピーですね。他にもあきれる発言が・・)
これではオバマ大統領も怒り心頭でしょう。賠償問題へと発展するようです。
また、石油依存を止めるべく、使用量の最も多い「米軍」も、今後石油消費量を激減させ、アルコール燃料合成などに変えていく計画だとか。
さて、このメキシコ湾原油噴出事故、どの国が最終的に解決するのでしょうか? 英国か、アメリカか、欧州のどこかの国か、はたまた日本か・・・
石油連盟の天坊昭彦会長が、メキシコ湾沖大規模原油流出事故に対して、「原油汚染の封じ込めや油の回収機能を持つオイルフェンスを貸し出す検討に着手した」と発表しました。
英国の威信をかけて、BP社は深海1500メートルで流出口をセメントで固める「トップキル」などの手法を必死で試みてきました。
しかし作業は難航し、ついに失敗に終わったようです。
そして日本に出番が回ってきたということでしょうか、BP社のアジア・太平洋本部(シンガポール)から協力の打診を受け、オイルフェンスの輸送手段などを詰めているところだそうです。
オイルフェンスは海面に浮かんで、オイルの拡散を止めるもの。もっぱらタンカーからのオイル流出事故で使われるものです。
今回の事故は1500メートルの深海から噴出しているもの。オイルフェンスで食い止められるのでしょうか?
しかし他に方法がないとすれば、試してみるしかないでしょう。
オイルフェンスで拡散を止め、浮き上がったオイルを回収しながら時間を稼ぎ、1500メートル下の噴出孔を固める作業を再開するということでしょうか。
ともかく出来るだけ早く、噴出孔を止めなければ・・・
さて、これで海底油田の危険性がはっきりしてきました。海底に寝る石油は、探せばまだまだあるでしょう。しかしこのような事故が発生すると、掘削費用もばかになりません。
今回の事故で失われた資本は、今後石油価格に上手に上乗せされるかも知れませんしね。
オバマ大統領は自分の政権の危機として、テレビで演説をしました。米国民や議会に理解と支持を訴えた形ですが、原油噴出が止められなければ有権者のいらだちと怒りが政権を直撃するのは間違いないと見られています。
11月は中間選挙。それまでに何とか目処をつけたいところでしょう。日本からの支援が功を奏すといいですね。
ABCテレビとワシントン・ポスト紙の合同世論調査結果では、原油流出事故へのオバマ政権の対応について、69%が否定的な見方を示しているそうです。
クリントン元大統領の選挙参謀だったジム・カービル氏は、「大統領には、まるでやる気が感じられない」と厳しく批判しております。
一日で噴出する原油の量は最大950万リットルに上ると発表されました。これも今までの発表よりもかなり増えております。(いままでは最大630万リットルと見積もっていました)
今後の原油の値上がりが心配されています。
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(私のコメント)
人災ですね。早く止めて欲しい物です。それにしてもこの手の大事故が今後どこかの原発でも起こるような気がします。脱石油、脱原発、脱核兵器で人類の恒久平和を、というのは理想ではなく今、生きている人間が取り組まなきゃあいかん問題なのです。
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