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英財務相:金融機関への課税強化、緊急予算案で社会保障費削減へ 6月21日
(ブルームバーグ):
オズボーン英財務相は、金融機関に対する課税を強化する方針を示す一方、22日公表する緊急予算案に社会保障費の削減が盛り込まれることを明らかにした。景気回復の腰を折ることなく、過去最悪の財政赤字縮小を目指す。
オズボーン財務相は20日、過去30年で最大規模の歳出削減を下院の任期である今後5年間を通じて実行すると表明。緊急予算案は、財政赤字を穴埋めする意思が疑う余地がないほど確かなものであることを示すと語った。格付け会社フィッチ・レーディングスは8日、英国が最上級格付けを維持するには赤字削減ペースを加速させる必要があると指摘した。
財務相は20日のBBCテレビの番組で、「英国民は債務の累積を続けることは不可能であり、『いつかそのうちに』という姿勢を取ることはできないと理解している」と述べ、「英経済が現在直面する最大のリスクはソブリン債リスクだ」と訴えた。
保守党主導の連立政権が発足して6週間後に公表される緊縮予算案ではまず予算の規模を確定し、歳出削減の詳細は秋に省庁別の計画で策定する。財務相は、赤字削減の8割を歳出カット、2割を増税で賄う考え方が「確かな経験則」としてなお有効だと説明した。
英財政研究所(IFS)の試算によると、2015年までに財政収支の均衡を実現するには、オズボーン財務相は国内総生産(GDP)の5.7%に相当する850億ポンド(約11兆4600億円)の財政赤字を削減する必要がある。
一部のエコノミストや野党は、緊縮予算が英経済に振り向ける資金を奪うため、政府の経済成長率見通し(11年が2.6%、12年は2.8%)が下方修正される可能性があるとみている。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aqnTJYefCKRE
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