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消費税増税でつくった財源が大企業減税に回るとすれば、財源の使い道を含めて考えても景気には大きなマイナス
http://www.asyura2.com/10/hasan68/msg/681.html
投稿者 TORA 日時 2010 年 6 月 18 日 14:36:44: GZSz.C7aK2zXo
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu218.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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消費税増税でつくった財源が大企業減税に回るとすれば、
財源の使い道を含めて考えても景気には大きなマイナス

2010年6月18日 金曜日

◆消費税率で首相「自民提案の10%を参考に」 6月18日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100617-OYT1T01006.htm

民主党は17日、東京都内で菅首相が記者会見し、「参院選マニフェスト(公約)」を発表した。首相は、消費税について「2010年度内にあるべき税率や改革案の取りまとめを目指したい。当面の税率は、自民党が提案している10%を一つの参考にしたい」と述べ、10%への引き上げを目指し、今年度中に具体案をまとめる考えを表明した。

引き上げ時期について、同席した玄葉政調会長は「仮に10年度内に超党派で合意したとしても、実際に実施されるのは2年以上かかり、12年秋が最速となる」と語った。税率の10%については「最終的に『それで足りるのか』という議論になるかもしれない」と指摘した。参院選後に党内に財政健全化プロジェクトチームを設けて税制改革案をまとめる意向を表明した。

 玄葉氏は、公約に盛り込んだ法人税率引き下げの時期について「消費税を含めた税制抜本改革の時に実施するか、先行的に実施する選択肢もある」と語った。昨年の衆院選政権公約(マニフェスト)の柱に据えた子ども手当の満額支給を見送ったことなどに関しては、「率直に国民におわびしたい」と陳謝した。

◆菅政権と小泉政権は同じ 「新自由主義」。 6月17日 世界の真実の姿を求めて
http://oujyujyu.blog114.fc2.com/blog-entry-975.html

2006年、小泉内閣のとき、財界が司令塔となって政府に法人税減税と消費税増税の計画を作らせ、11年度までに消費税増税の法案を成立させるレールを敷くところまで行きました。

本日、菅首相は、小泉内閣のときのように、消費税の増税をはっきりと公言。
さらに、法人税減税も実施する方向らしい。

消費税増税でつくった財源が大企業減税に回るとすれば、財源の使い道を含めて考えても景気には大きなマイナス

日本の大企業は、この10年で90兆円近くもため込み金(内部留保)を積み上げ、過剰貯蓄になっています。大企業減税は必要もないし、意味もありません。

新自由主義の基本政策を小泉政権が、「構造改革」として実行する前から、新自由主義の基本政策をとろうとしていた勢力があった。

例えば、前原誠司、岡田克也、玄葉光一郎、長島昭久、野田佳彦、古川元久、は新自由主義が思想信条だった。

小沢一郎の「国民の生活が第一」の路線に対して最も拒絶的だったのが玄葉光一郎で、小沢一郎が党内で実権を握っている間、ずっと頑迷に抵抗して無役を通した。

原理主義者の玄葉光一郎は猛反発し、自分は新自由主義の節を曲げられないと言い、小泉勉強会に参加して新自由主義者の信仰告白をした。小泉純一郎や小池百合子と一緒に、「改革」の新党を立ち上げて政界再編したいと申し出た

党内で最も狂暴で過激な新自由主義者の玄葉光一郎が、政調会長の要職に就いたことは、菅直人が最終的に新自由主義者に転向したことを意味する。

長い長い政治家人生の果て、社会民主主義者から出発した菅直人は、竹中路線を再興する新自由主義者に流れ着いた。

政府は15日午前の閣議で、丹羽宇一郎・伊藤忠商事元社長を駐中国大使に任命した。
丹羽氏は小泉政権幹部と米国に都合のいい人物。
丹羽宇一郎氏は、小泉政権時代に、重用された人物。もっとも記憶に残っているのは、残業代ゼロ法案を推進していた点である。「従業員は、たとえ残業代をもらえなくても、仕事が覚えられるだけで満足するものなんだ。だから残業代ゼロ法案を推進すべしだ」という趣旨の発言を、主張していた。

米倉弘昌経団連会長と直嶋正行経済産業相は16日、東京・大手町の経団連会館で意見交換し、法人税の実効税率引き下げで共闘する方針を確認。国会閉会で政界が参院選モードに入る中、手のひらを返したように経団連との距離を縮めようとする民主党に対し財界には戸惑いの声もある。

結党以来のコアのメンバーは、新自由主義が思想信条なのである。例えば、前原誠司、岡田克也、玄葉光一郎、長島昭久、野田佳彦、古川元久、皆、そうだ。

ところが、この新自由主義の基本政策を小泉政権がパクって、「構造改革」という名の下で自家薬籠中の物にしてしまうのである。2000年代前半の出来事だ。こうして、新自由主義は自民党の看板になり、民主党は政策の対立軸を打ち出せなくなり、オロオロするばかりとなり、郵政選挙で惨敗した後は前原誠司が「改革競争」を唱えるに至った。小泉政権が登場する以前、民主党が批判する自民党の像は田中角栄と宮沢喜一の自民党だったと言える。

その後、「構造改革」の弊害が顕著となり、国民生活の破壊と窮状が歴然として、国民の不満が高まったとき、民主党は「国民の生活が第一」の路線へと切り換えた。この路線転換は、98年の「基本政策」を原理的に否定するものである。だからこそ、原理主義者の玄葉光一郎は猛反発し、自分は新自由主義の節を曲げられないと言い、小泉勉強会に参加して新自由主義者の信仰告白をした。小泉純一郎や小池百合子と一緒に、「改革」の新党を立ち上げて政界再編したいと申し出たのである。

小沢一郎の「国民の生活が第一」の路線に対して最も拒絶的だったのが玄葉光一郎で、小沢一郎が党内で実権を握っている間、ずっと頑迷に抵抗して無役を通した。党内で最も狂暴で過激な新自由主義者の玄葉光一郎が、政調会長の要職に就いたことは、菅直人が最終的に新自由主義者に転向したことを意味する。長い長い政治家人生の果て、社会民主主義者から出発した菅直人は、竹中路線を再興する新自由主義者に流れ着いた。

思い出すのは、昨年5月に代表選に立ち、鳩山由紀夫に後塵を拝しつつ幹事長に就任した岡田克也が、テレビで国民に言った言葉である。記憶では、こんな事を言っていた。自分の目指す政治は、政府が国民に介入しない政治であり、政府は国民の最低限の後押しをするだけでよく、国民は自ら自由に人生を楽しめばいい。この言葉は、「構造改革」の政治によって生活に深刻な打撃を受け、瀕死の状態で喘ぎながら、民主党の「国民の生活が第一」に一縷の望みを寄せ、衆院選の一票で政治を変えようとしていた多くの国民にとって、意外で神経を逆撫でする一言で、国民の心情を察する感性のない坊ちゃん政治家の言葉だった。

岡田克也としては、ボンボンらしく正直に自分の思想信条(=新自由主義)を言ったつもりだったのだろうが、実に場違いで、政権交代に盛り上がったムードに冷水を浴びせた一幕だった。この岡田克也の哲学は、菅直人の今回の「最大多数の最小不幸を目指す政治」と思想的に共通している。政府は何もしないと言っているのであり、国民が幸福になることに関心がないのだ。能力と責任がないというエクスキューズにも聞こえる。

新自由主義の政府にとって、大多数の国民は単に収奪の対象である。税金を奪い、社会保障を削ることが任務であり、国民の幸福や権利の拡大は使命ではない。個人的には、岡田克也や前原誠司がこうした姿勢を示すのは、十分頷けるし、オリジナルの思想の発現であると認めることができる。しかし、菅直人が平然とこう言ってのけるのを聞くと、変節と転向の腐臭に不愉快な気分にならざるを得ない。4年前の「国民の生活が第一」の政策への転換には、菅直人も深く関わっていたはずだと思うからである。

(私のコメント)
管政権の基本政策がどうなのかは参院選過ぎて見なければなりませんが、「国民の生活が第一」路線から「新自由主義路線」に大きく転換するようだ。「新自由主義路線」といえば小泉構造改革路線であり、アメリカー霞ヶ関ーマスコミの主導の下に行なわれた政策だ。結局民主党に政権が交代してもアメリカー霞ヶ関ーマスコミの主導の政治では自民党政権と同じ事になってしまう。

鳩山政権が誕生してもアメリカー霞ヶ関ーマスコミの抵抗で八ヶ月で退陣に追い込まれましたが、自民党政権もこれら三者の上に乗っかった政権であったのであり、民主党は無駄を排除して財政再建に取り組むと公約して政権を取ったのですが、既成勢力の壁に阻まれて自民政権と同じような政権になってしまったようだ。

自民も民主も公務員制度改革に取り組む姿勢は見せましたが、官僚たちの陰湿な抵抗で阻まれてしまった。公務員給与法の改正も4年先までに先送りにされてしまった。そして消費税の引き上げだけが前倒しで行なわれるようだ。「国民の生活が第一」と言うスローガンは何処へ消えてしまったのだろうか。

マスコミは勝ち誇ったかのように管政権の支持率は60%とさっそくぶち上げましたが、同じ民主党支持者が代表が変わっただけで支持率が三倍に跳ね上がるものだろうか? 支持するもしないも時間が経ってみないと評価のしようが無いはずだ。沖縄の普天間問題も毎日のように報道されていたのに菅政権が出来てからテレビから全く消えてしまった。

アメリカー霞ヶ関ーマスコミのトライアングルの壁は田中角栄を辞任に追い込んだほどの権力であり、小沢一郎はその権力の実態を誰よりも知っているはずだ。鳩山由紀夫も経世会出身の政治家であり権力のトライアングルの恐さを知っているはずなのですが、政権交代の熱狂の中で警戒を怠ってしまったのだろう。アメリカは会談に応じないと言う嫌がらせをしてきた。

霞ヶ関ーマスコミは政治とカネで攻撃してきましたが、それは支持率低下に繋がった。それに対して菅政権では彼らと手を組む事で政権を維持する事に切り替えたようだ。つまり国民世論よりも権力のトライアングルに取り込まれることを選択したのだ。これでは自民党政権となんら異ならず国民の政権の交代の夢は潰された。

結局は自民党も民主党も国民世論など選挙の時ぐらいしか気にしないし、政権を取ってしまえば政治は霞ヶ関に丸投げだ。情報は霞ヶ関が一元管理して政治家や国民にもたらされる。沖縄の密約問題も結局は霞ヶ関が今まで隠し続けてきた。政治家は国民の代表といいながら彼らには大した実権など無いのだ。

法律上は政治家には強力な権限が認められているのですが、実際の法律の制定などの能力は彼らにはなく霞ヶ関がこしらえてきた法案を審議しているだけなのだ。消費税の問題にしても菅首相や野田財務大臣などみんな霞ヶ関の言いなりになってしまって、国民を敵に回している。

自民党も民主党も国民の敵であるように、国民の味方をしてくれるのは選挙の時だけである。だから政権がいくら交代しても実権は霞ヶ関とマスコミとアメリカが持っている。郵政法案も廃案にされて外資が小泉政権の頃のようにのさばり始めるだろう。だから法人税を引き下げて外国資本の会社を呼び込むつもりのようだ。

アメリカにしても中国にしても外資であり彼らが日本企業を乗っ取っていこうとしている。やがて社内の公用語は英語や中国語となり、日本語は下層国民が話す言葉になって忘れられて行くのだろうか? ネトウヨは頭が単純だからアメリカを批判すれば中国よりマシだと擁護するが、アメリカも中国も日本を支配しようとしている勢力だ。

テレビは視聴者が望んでもいない韓国ドラマばかり放送しているが、視聴率は一桁ばかりであり、誰も見ていない番組をどうして放送しているのだろうか? 韓国ドラマを四六時中見せつけて韓国人のイメージを上げて外国人参政権を通そうという目論見なのだろうか? このようにマスコミはアメリカや中国や韓国の手先になって、日本を外国勢力の言いなりにしようとしている。

霞ヶ関も国民生活が苦しくなる一方なのに公務員の給与は国民の平均給与の二倍近くにもなっていて、天下りでさらに退職金や高給などを取り放題だ。我々の所得税や消費税が公務員の給与になっているのですが、民主党は公務員の給与を二割カットすると公約していたはずだ。つまり国民は民主党に騙されたのだ。

マスコミは最近は日米安保と言う言葉を使わずに日米同盟という言葉を使っている。同盟というと対等なような感じがするが、今度の菅新政権は自民党時代よりも対米従属的な関係を築こうとしている。菅政権の普天間問題を見ても沖縄県民よりもアメリカの言いなりになろうとしている。

7月の参議院選挙では民主党を選ぼうが自民党を選ぼうが消費税増税は霞ヶ関が決めてしまったように倍の10%に引き上げられるのだろう。ならば消費税に引き上げに反対なら国民新党に票を入れて民主党が過半数割れなら連立を組めるようにしなければならない。


◆国民新党・自見氏「聞いてなかった」 消費税10%案 6月18日 日経新聞
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C9381949EE3EAE2E7938DE3EAE2E4E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;bm=96958A9C93819481E3EAE2E2958DE3EAE2E4E0E2E3E29F9FE2E2E2E2

 自見庄三郎郵政・金融担当相(国民新党副代表)は18日の閣議後の記者会見で、前日に菅直人首相が消費税率を10%へ引き上げる案に言及したことについて、「事前に聞いてなかった」と語った。国民新党は、連立を組む民主党と当時連立の一角にあった社民党との間で「3年間は消費税を上げない」ということで合意している。自見氏は「議論をすることは必要なことだ」としながらも、「まずは景気回復、デフレ脱却が非常に大事だ」と強調した。〔NQN〕


 

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コメント
 
01. 2010年6月18日 14:59:34: eJpJR4SFmM
国民新党を国民が支持しないのは、抵抗勢力と言うイメージがあるからだろう。

郵貯資金を金融資本が合法的に支配下に置こうとしているときに、特定郵便局の利益など小さなことなのに、国民はそっちの方を許さない。

どうかしている。

経済政策に関してまともなのは、国民新党だけである。

有権者は、死に票を恐れるからどうしても勝てそうな候補に投票したくなる。

それをわかってマスコミは、みんなの党をもち上げ、批判票がここに集まるように仕向けているのである。

比例区だけでも国民新党に入れるしかない。


02. 2010年6月18日 21:41:01: byFS4SOfxM
>消費税増税でつくった財源が大企業減税に回るとすれば、
財源の使い道を含めて考えても景気には大きなマイナス

確かにJALや郵貯みたいなダメ企業にまわせば、老人の年金や
不当に高い賃金で食いつぶされるだけだろう

それよりもGLOBAL成長企業の設備投資減税にまわす方が遥かにマシ


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