http://www.asyura2.com/10/hasan68/msg/606.html
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(回答先: ラスベガスの死 from Rockway Express 投稿者 真夏の海の家 日時 2010 年 6 月 13 日 18:51:02)
http://blog.livedoor.jp/usretail/archives/51450883.html
■カリフォルニア州雇用開発局(EDD)が21日に発表した統計によると、4月のカリフォルニア州の失業率は前月(12.6%)から横ばいとなった。前年同月の失業率は11.1%だった。
カリフォルニア州の失業率は、昨年1月から15ヶ月連続で二桁台となっており、前回二桁台となった1982年〜83年の13ヶ月を抜き、戦後最長の記録を更新している。また、12.6%の失業率は、1940年12月(12.6%)以来の高い失業率となっている。
労働省によると、全米で最も失業率の高い州は14.0%のミシガン州。ワースト1位だが、ミシガン州の失業率は前月(14.1%)から改善している。ワースト2位のネバダは前月(13.4%)から0.3%上昇し13.7%と悪化。ワースト3位となったのは、カリフォルニア州。ワースト4位は前月と変わらない12.5%のロードアイランド。そしてワースト5位はフロリダ州の12.0%となっている。なお、失業率が最も低い州はノースダコタの3.8%となっている。
失業率が上昇(悪化)した州は4月、全米50州のうち10州となり、逆に失業率が下降(改善)した州は34州。横ばいとなった州は6州となっている。失業率が二桁の州は3月の16州から4月は17州に増えている。
全米の失業率は4月、前月から0.2%上昇し9.9%となっている。
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。ニューヨーク株式市場のダウ平均株価(30種)は21日、一時1万ドルの大台を割り込みました。現在は買戻しが入り、上昇に転じています。2週間前にあった誤発注と見られる急落より、全体的には欧州の財政問題により、弱音感というか市場のボラティリティ(変動性:volatility)が増している感じです。アメリカ経済は回復基調とはいえ、順調な回復とはいえないまだら模様ですから、外的な要因で脆弱さが露呈するのです。州別の失業率でもニュースサイトでは「失業率が下降(改善)した州が4月、34州に」ということを強調しています。しかし失業率二桁の州が17州もありますからねぇ。失業率は遅行指数とはいえ、あまりに回復が遅いと、他の経済指数に表れている明るい兆しを台無しにしてしまいます。
⇒ここ最近、発表された決算からトレードダウンしていたミドルや一部富裕層が以前、買物していた場所に戻っています。でも、高級デパートメントストアでさえもお買い得感を提案しないとお客は戻ってきません。ところで先月末、航空大手6社の2010年1月〜3月期決算が出そろいましたが、サウスウエスト航空以外の5社が赤字となりました。これについてサウスウエスト航空CEOのガリー・ケリー氏は、競合の多くが預け荷物を課金しているのに対して同社は課金を行っていないことを要因としてあげていました。このお値打ち感から、競合からお客が流れているのです。お値打ち感といえば、全米に約5,600店を展開するファストフードチェーンのタコベルは17日、なんと2ドル!のセットメニューを発表しました。チキンブリトーなど4種のタコスやブリトー、飲み物、そしてドリトスチップスがたった2ドルです。セットメニューを3ドルで提供するマクドナルドも驚く安さです。
失業率に大きな改善が見られないので、バリュー(お値打ち感)の提案は長期にわたって必須になります。しかし、2ドルのセットメニューは安いナァ〜。
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