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(回答先: 小さな国会に勝間和代新議員が初登院「10年間消費税アップ禁止します」 投稿者 gikou89 日時 2010 年 6 月 02 日 06:16:49)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100602/mcb1006020504010-n1.htm
欧州のソブリン債危機が金融機関の貸し渋りを招き、域内の銀行と個人向けの融資が著しく抑制されている恐れがある。ポルトガルの上場銀行最大手バンコ・エスピリト・サントの投資銀行部門の責任者が強く警告している。
同行の投資銀行部門責任者、ホセ・マリア・エスピリト・サント・リッチアルディ氏はこのほど、ブルームバーグ・ニューヨーク本社で行われたインタビューで「今や与信が全く不足しているため、実体経済に問題が生じている」と指摘。「資本市場の機能が完全に止まっているとは言わないが、ソブリン債対策以上に銀行にとって一層困難な状況だ。中小の銀行が問題を抱えている」と話す。
リッチアルディ氏は、今年のポルトガルでの融資の伸びが約2%と、昨年の9%から鈍化すると予想した上で、自身のエスピリト・サントについても「大幅に減るだろう」と述べ、欧州の「極めて多くの銀行」が同じ状況だという。
市中の金融機関が余剰資金を欧州中央銀行(ECB)に預け入れる翌日物中銀預入制度の利用も10日時点で3150億ユーロ(約35兆4200億円)と、10カ月ぶりの高水準に達し、高債務国へのエクスポージャー(リスク債権)を懸念し、銀行が相互の資金融通に慎重になっている様子がうかがえる。さらに米国における外国金融機関と現地部門のコマーシャルペーパー(CP)発行残高も過去10カ月で最も落ち込み、米国の銀行が欧州勢への資金提供に懸念を強めている兆候も表れている。
リッチアルディ氏は、米連邦準備制度理事会(FRB)が過去に住宅ローン担保証券(MBS)や米国債の購入による流動性供給プログラムを導入したことに言及。「FRBは銀行システムへの流動性供給と、あらゆる種類の資産購入の基準を完全にオープンにした」と指摘し、「ECBも金融政策を変更する必要がある。スペインのような一部の国の銀行に問題が生じているとすれば、それが再び世界規模の問題となることが予想されるからだ」と訴えている。(ブルームバーグ Fabiola Moura)
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