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2010年05月28日
資料(356万人が失業状態)
日本の完全失業率が5.1%に悪化したと発表になっていますが、同時に発表になりました完全失業者数は356万人となり10万人増加しています。
ところが就業者数は53万人減少の6269万人となっており、この1年間で53万人が仕事から離れています。
景気は回復していると発表になっていますが失業者数は増加しており、国民の実感とはかけ離れています。
更に撤退(日本下流社会)
イタリアの高級ブランドのひとつである【ドルチェ&ガッバーナ】ですが若者向けの第二ブランドである【D&G】18店舗を閉鎖して中国に力を入れると報じられています。
主力のドルチェ&ガッバーナ店16店舗はそのまま残すとなっていますが銀座店等で購入している客は中国人が多いともいわれており、事実上日本人は購入していない実態があります。
安いものしか買わなくなった日本人を相手にしたビジネスは成り立たなくなってきており、日本から高級ブランドが続々と撤退する事になるはずです。
楽観論の急浮上と激動したドル・スイス相場
株式市場は軒並み3%を超える急騰を演じており、空売りしてきたファンドが一斉に買い戻しに動いたことが分かります。
イギリス(FT) +3.12%
ドイツ(DAX) +3.11%
NYダウ +2.85%
そして為替も以下のような動きになっています。
ユーロ・円 110.56円 >> 112.80円
ユーロ・ドル 1.2202 >> 1.2397
為替の動きは株式程大きなものではなく、【ユーロ】が買われたものの単なるチャート上の買い戻しが入ったことが分かります。
このような中、激変したのが【ドル・スイス】相場です。
1.1517から1.1653まで一気に急落し、そこで今度は1.1483まで急騰するという粗い動きになったのですが、この間わずか4時間です。
一体何が起こったのでしょうか?
市場が薄くなっている今、ファンドの事情でこのような相場が出来上がったのでしょうが、今の相場はファンドの動き(事情)で相場を作ることが出来るようになっており、それだけ相場が薄くなっているのです。
【金融崩壊第3章(最終章)】では相場の振幅が粗くなると指摘しておきましたが、まさにこれが出現してきており、株式市場も一日で5%を超える上下動が日々出現、そして金融市場が崩壊することになります。
消えたギリシャ問題?
今、金融市場ではユーロ問題は終わったとの雰囲気が出てきており、株・ユーロを買い戻す動きが出てきていますが、ギリシャ問題は全く終わっておらず、スペイン・ポルトガルの過剰債務問題も一切終わっていません。
ましてやドル流動性問題も今はFRBのドル供給約束で一時的に収まっていますが、実際には何も解決していません。
金融市場には売り飽き気分が出てきているだけであり、この売り飽き気分が終われば今度は実態悪を見にいくことになります。
相場の上下動が激しくなってきており、上下に振れやすくなっていますので、FX取引・株式先物等を手掛けている投資家はくれぐれもリスク管理をしっかり行うべきだと言えます。
【円】ですが、社民党の連立政権離脱危機で円が売られる展開になってきており、世界では一強(ドル)2弱(ユーロ・円)になりつつあります。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/
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