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「共有地の悲劇」〜なぜ落ちこぼれ社員はいつも時間をもてあますのか http://www.asyura2.com/10/hasan68/msg/228.html
(回答先: 財政破綻のギリシャ セックス世界一の相関関係ギリシャは国民の4人に1人が公務員で、そのうち7割は窓際だといいます。 投稿者 gikou89 日時 2010 年 5 月 22 日 08:44:10) http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100521-00000001-president-bus_all ■無理難題をこなす60点主義とは とある遊牧地帯に共有の牧草地がある。私有地なら牧草を食べつくさないよう牛の数などを制限するが、誰もが利用できる共有地の場合、周囲の遊牧民は自分の利益を最大化するために牛の数を増やしすぎる。なんらかの規制を加えないかぎり牧草地は荒れ果ててしまうだろう。つまり個々の利益を最大化することで、全体の利益は損なわれてしまう。これが数学のゲーム理論でいう「共有地の悲劇」だ。 同じようなことはサラリーマン社会でも起きている。 もっとも、多忙がすぎれば体を壊す。「今日中にやってくれ」「3日後までに調べろ」という無理難題に対して、僕は自分なりに次のような対処基準を設けることにした。(1)どんな要求にも必ずアウトプットを出す、(2)精度や完成度は必ずしも100%に固執せず60%でよしとする――この2点である。 あとになって知ったのだが、当時の僕のような状態こそ「共有地の悲劇」に当てはまる。担当分けがきっちりしていない職場では、気の利いた若手社員にあらゆる仕事が殺到してしまう。頼む側は直接の部下ではないという意識があるから、長期的な見地から仕事をセーブしてやるといった配慮をしないのだ。 さて、ダメ社員のことはともかく、多忙すぎる若手が仕事でつぶれないようにするにはどうするか。
作家・元サントリー広報部長
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