投稿者 888(スリーエイト) 日時 2010 年 5 月 16 日 11:54:53: jwMgwr3A1J/pE
きくちゆみのブログとポッドキャスト 様ブログ
http://kikuchiyumi.blogspot.com/
5月14日記事
−腐るおカネ?愛知県豊田市のコメ兌換通貨−
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2010/05/blog-post_14.html
(以下に全文転載)
私、『週刊ダイヤモンド』って、すごくいい記事が時々あるので、注目しています。きっといい編集者か記者がいるんだな。以前、『戦争中毒』を取り上げてくれたときも、素晴らしい内容だったのよね。そのときの担当者は若い女性でした。
<世界初!愛知県豊田市で誕生したコメ兌換通貨の凄味〜「腐るおカネ化」で流通の加速を目指す>
http://www.excite.co.jp/News/economy/20100514/Diamond_20100514002.html
以下、引用します:
愛知県豊田市でコメと交換できる地域通貨が誕生し、今年の5月1日から一部の地域で流通が始まった。その名も“おむすび通貨”だ。
発行元は弁理士で代表を務める吉田大氏や、大学准教授の村田尚生氏などが中心となって立ち上げた「物々交換局」という共同事業組合。吉田氏によれば、コメで価値が担保された地域通貨というのは世界で初めてだという。
通貨単位は“むすび”といい、1むすびは無農薬・有機栽培・天日乾燥の玄米0.5合(おにぎり1個分)と交換できる。この通貨を幅広く流通させることで、荒廃した農山村の振興を図ろうというのが目的だ。
さらに、コメとの交換以外でも、飲食店や雑貨屋など20店舗以上ある協力店舗で代金を支払う際にも利用できる。通常の通貨との交換レートが決まっていないため、販売者と消費者が商品やサービスの価値がいかほどなのか互いに決める形だ。
「価格の裏に隠れた本当のコストを、消費者が意識するきっかけになれば」と、吉田氏は話す。
だが、それだけではない。じつはこのおむすび通貨、これまでの通貨の概念自体を覆すことにもチャレンジしている。それは通貨の“腐るおカネ化” だ。普通のおカネならば、時間が経てば金利分 だけ価値が増えるところを、逆に減価させようというのだ。
現在は作付けした年内の間にコメと交換しなければならないが、ゆくゆくは交換可能期間を延ばす予定だという。古米になれば価値が下がるので、それを価値の担保としているおむすび通貨も、自動的に減価するというわけだ。
そうすることで、価値が下がる前に早く使いたくなり、流通速度が上がる。どこか一部の人に留まることなく、社会を循環していくと考えているのだ。
これは「普通のおカネは利息の支払いと金利の受け取りが起こり、貧しい人から富める人のところにおカネが流れて滞留し、富の偏在を招く」(吉田氏)ことに対する挑戦でもある。
おむすび通貨が資金決済法の適用にあたるかどうか検討している東海財務局は、コメを担保にした通貨というのも、腐るおカネというのも「今まで見たことがない」(担当者)と語る。
物々交換局は今後、腐るおカネ化に加え、「流通領域をさらに広げ、農家が収穫したコメの分だけ通貨を自主発行できるようにしたい」と意気込む。
(「週刊ダイヤモンド」編集部 鈴木崇久)
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そうなのです!!お金は劣化する方がいいのです(時とともに価値が減るほうがいい)。
なぜってみんなが早く使いたがる、そうすると景気が良くなる、しかも金貸しで儲ける人は減り、金をもっていても目減りするから意味がなくなり、実質的な暮らしに関わるモノとサービスの経済が活性化し、みんなが豊かになれるからです。
『エンデの遺言』がやっと日本でも理解され、実践され始めたのかもしれません。うれしい!
(投稿者注:「エデンの遺言」につきましては阿修羅に集う多くの方が既にご存じでしょうが詳しくお知りになりたい方は以下URLを御参照下さい。
http://310inkyo.jugem.jp/?eid=503
「エデンの遺言」をご存じない方は上記記事中で紹介されている約47分の動画は必見です!by888(スリーエイト))
ということで、お金の本質に迫った『キャピタリズム』、戦争の原因に迫った『ブルーゴールド』、どちらも東京平和映画祭でやりますから、どうかお見逃しなく。(3本観れば元が取れるよ「東京平和映画祭」!)
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(以上、転載終了)
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