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2010年05月14日
FX投資で損抱えて１０億円の搾取
昨日の夕刊で報じられました事件は大方の報道タイトルは【近鉄子会社元社員を逮捕１０億円搾取の疑い】（日経）ですが、この社員（３６歳）はこのように述べていると報じられています。
『ＦＸ【外国為替証拠金取引）など個人的な損失の穴埋めしようとした』となっており、ＦＸや株・商品先物等の投資で損を抱えて横領をはじめたのでしょうが、ＦＸは一旦損をし始めますととめどなく損が拡大していき、更に相場変動が激しい時には一瞬で保証金を吹き飛ばすこともあります。
（勿論、反対に膨大な利益を上げることもあるのですが）
今回逮捕された社員は３６歳で経理担当職員だったようですが、まさかここまで損をするとは思ってもみなかった筈ですが相場程恐ろしいものはなく、どこかで麻痺をした筈です。
今相場の振幅が激しくなってきており、投資にはくれぐれもお気をつけください。
急落するポンド
【イギリス・ポンド】が急落してきており、ここ２４時間の高値である１３９．５４円から１３５．６４円まで一気に４円以上下落してきています。
（この間のユーロは１１８．７４円から１１６．２９円と２円５０銭程の下落）
また、【ユーロ】は対ドルでは１．２６８４から１．２５３９まで下落してきており、１．２５台割れをうかがっており、そうなれば対円では１１０円台割れも時間の問題になってきます。
ＥＵとして金融危機対応策を策定したはいいですが、次第にほころびも出てきており、今回の金融危機対応策が如何にずさんなものであるかを世界中の投機家に知らしめたことになり、ヨーロッパ通貨が格好の投機対象にされているのです。
株式市場の楽観論とは裏腹に為替市場は風雲急を告げています。
2010年05月13日
日経平均上昇の中身
日経平均は２２６円余り上昇して引けていましたが中身は以下の銘柄への集中買い上げです。
東京エレクトレン ＋４００円
アドバンテスト ＋７２円
ソニー ＋１２５円
ユニクロ ＋５５０円
これだけ買われれば日経平均は２００円以上上昇して当然ですが買い上げから除外されていたのが【トヨタ】と【新興不動産株】です。
【トヨタ】は引けでは何とか１０円高で引けていましたが引け前には５円高となっており殆ど変わらずとなっていたのです。
＊寄り付きは買い気配から始まり５０円高となっていましたがその後５５円高まで買われそこが高値でその後はじわりじわりと値を下げて行って終わったものです。
全く日経平均とは違う動きだったのです。
軽量級銘柄は買い上げられますがさすがにトヨタは重過ぎたとなっているのです。
そして急落していたのが新興不動産株です。
プロパスト −２３％
総和地所 −１４％
ダビンチ −１３％
中でも総和地所は１２０円、ダビンチは１６３円まで売られ株価的には危険水準にまで売られてきています。
金融機関が決断すれば経営破綻するのは必死となっており今の株価はそのリスクを織り込み始めたとも言えます。
日経平均上昇の陰で重大な経営問題に直面している会社が複数あります。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/
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