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米モルガンSを検察が捜査、住宅ローン証券めぐり−WSJ(ブルームバーグ) http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/906.html
米モルガンSを検察が捜査、住宅ローン証券めぐり−WSJ(Update3) 5月12日 米投資銀行モルガン・スタンレーは、住宅ローン関連のデリバティブ(金融派生商品)をめぐり投資家を欺いた疑いで米連邦検察当局の捜査を受けている。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が事情に詳しい複数の関係者の話を基に伝えた。関係者の名前は明記していない。 モルガン・スタンレーは住宅ローンを裏付けとして債務担保証券(CDO)と呼ばれる投資商品をアレンジし販売したが、同社のトレーディング部門は時に、同商品の値下がりを見込む取引をしていたと、同紙は複数のトレーダーの話を基に報じた。当局はモルガン・スタンレーが自社の役割を明白にしていたかどうかを捜査しているという。 捜査は予備的段階にあるが、世界的な金融危機を受け米規制当局がウォール街への監視を強めている一環だと同紙は解説している。同業の米ゴールドマン・サックス・グループは2007年の住宅ローン関連商品に絡み米証券取引委員会(SEC)に提訴されている。 モルガン・スタンレーの広報担当のニック・フッティット氏はブルームバーグ・ニュースにあてた電子メールで、「WSJ紙が取り上げた取引について、米司法省から接触を受けてはいない。同省が同件について捜査しているとは承知していない」と説明した。マンハッタンの検察当局とSECの報道官はWSJ紙に対してコメントを控えたという。 同紙によれば、検察の捜査はSECが09年から続けてきたウォール街各社の住宅ローン証券関連業務への十数件の調査が基になっている。マンハッタンの検察当局は、これら金融機関の一部の活動について刑事捜査を行っているという。 当局が刑事捜査を開始し、訴追請求をしないことはしばしばあると同紙は付け加えた。訴追請求するには、企業またはその従業員が投資家を欺いたことについて、合理的な疑いのないところまで証明する必要があるという。 WSJ紙が引用した事情に詳しい関係者1人によると、捜査対象となっている取引にトレーダーらは「ジェームズ・ブキャナン」と「アンドルー・ジャクソン」という名前を付け、2つは合わせて「死んだ大統領」と呼ばれていた。同紙はまた、モルガン・スタンレーは商品をアレンジし下落を見込む取引をしたが、顧客向けに売り込んではいないとしている。 モルガン・スタンレーは07年に住宅ローン関連投資で90億ドルの損失を出したが、この2件の取引では利益を上げたという。同社はCDO市場で最大手の1社ではなかったと同紙は付け加えている。
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