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FXを極める=逆ギレのブラジル http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/800.html
(回答先: 「敏腕為替ディーラー」の実力は本物なのかFXの勝者に共通する素養とは 投稿者 gikou89 日時 2010 年 5 月 05 日 19:22:13) http://www.morningstar.co.jp/portal/RncNewsDetailAction.do?rncNo=281774 ブラジル、逆ギレ! 「インフレ抑制で後手に回っていることはない!!」 ブラジル中銀は4月28日に0.75%の利上げに踏み切った。利上げ幅は市場予想(0.5%)を上回った。 ブラジル中銀は3月、インフレ率の上昇にもかかわらず、利上げを見込む市場予想に反して利上げを見送り。一部ではバブル懸念が指摘され、「G20でも相当の突き上げがあったのではないか」(エコノミスト)。前に示したのはブラジル中銀のメイレレス総裁の25日の発言である。この日を境に、0.75%の利上げ予想が増えることになる。 持てる者の強み、である。外国為替市場では資源国通貨が強い。 ようやく利上げ局面に入ったブラジル。すでに利上げ局面を歩み、5月4日にも追加利上げが予想される豪州。豪ドルの上昇は行き過ぎと出遅れ修正中のキウィ(NZドル)。RBNZ(NZ中銀)は4月29日に早期利上げを示唆した。カナダ中銀は異例の低金利政策からの脱却をすでに宣言。資源価格の上昇はロシア経済の見通しも明るくし、ロシア中銀の利下げ局面も終盤に差し掛かった。ルーブルは対通貨バスケットで上昇中である。 ドル。 4月28日のFOMC(米連邦公開市場委員会)声明文では、FRB(米連邦準備制度理事会)の低金利政策の長期継続を示唆する文言に修正なし。 しかし、見落としてはならない。雇用に関する現状評価がまた一歩前進したことを。 4月28日公表分では「労働市場は改善し始めている」 前回分では「労働市場は安定化しつつある」―― 欧州系銀行の外国為替営業部長はポツリ。 「マーケットはドル買い材料に反応しやすくなっている。5月、米経済指標を好感する形で、1ドル=97円台回復もありうる」 日本。 4月30日に示された展望レポートでは11年度の消費者物価指数の予想が前年度比プラス0.1%に引き上げられた(前回は同マイナス0.2%)が、「きわめて緩和的な金融緩和環境を維持していく」方針を改めて確認。「物価見通しには国際商品市況の上昇も考慮されており、デフレ基調は変わらない」(欧州系証券)。 円が、独りだけ弱いのである。 かつての円キャリートレード全盛のころを彷彿(ほうふつ)とさせる動き。 しかし、連休中にFXを満喫されるなら、注意されたい。 水星が逆行している!―― だけではない。 ギリシャ。 27日のS&P(スタンダード・アンド・プアーズ)によるギリシャの3段階格下げを受けて、リスク資産価格が急落した。ギリシャのソブリンリスクの高まりが決してユーロだけの問題ではないことが示された瞬間でもある。 ギリシャ問題は、なかなか終わらない。EU(欧州連合)とIMF(国際通貨基金)がより強力な支援スキームで合意に至っても、ギリシャがより厳しい財政赤字削減策を示しても。 ギリシャは、ことばではなく、実際に財政赤字が縮小していることを示さなくてはならない。 そして、「ユーロ」という温室のなかで育ち、もはや成長戦略を描けなくなった国々がある。 財政赤字に経常赤字。対外競争力は落ち、賃金は上がりすぎた。こうした国々では政権与党が労組を支持母体としているケースが多く、雇用に柔軟さがない。ギリシャのパパンドレウ首相が率いるのは「全ギリシャ社会主義運動」。このほか、ポルトガルの大統領は社会民主党出身、スペインの与党は社会労働党である。 日本の与党は。(和田崇彦)
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