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米銀が国債購入で利益増強、事業向け融資低迷で−金利は低位に安定(ブルームバーグ) http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/787.html
米銀が国債購入で利益増強、事業向け融資低迷で−金利は低位に安定 5月3日 米銀が米国債の購入を増やしている。事業会社向け融資残高が、信用逼迫(ひっぱく)が始まった約3年前以来の低水準付近にとどまるなか、利益を増強する狙いがある。 米連邦準備制度理事会(FRB)のデータによると、米商業銀行の米国債・政府支援機関(GSE)債保有残高は、過去5週連続で増加。計632億ドル増え1兆5000億ドルに達している。一方、同じ期間の伸びが1%未満にとどまった商工業向け融資残高は1兆2700億ドルと、2008年10月に記録した過去最高を23%下回る水準にある。 世界の金融機関が07年初め以降、計1兆7800億ドルの資産評価損・貸倒損失の計上を強いられた教訓から、金融当局は規制を強化している。そうした中、米銀はビジネスの軸足を融資ではなく、米国債での運用に置く。ブルームバーグの集計データによると、米銀が借り入れた資金を米国債で運用する場合の利ざやは最大規模に達している。 オバマ大統領は1兆ドルを超える財政赤字を穴埋めするため、史上最大規模の国債発行を余儀なくされているが、銀行の旺盛な国債購入意欲が需給悪化に歯止めを掛けており、金利の上昇は抑えられている。 債券ファンド最大手、米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のストラテジスト、アンソニー・クレセンツィ氏は「米国債を保有するリスクの方が、融資を組成するリスクより小さい」と指摘。「規制の強化が見込まれる中、資本を取り巻く国内外の環境は視界不良だ。銀行は比較的安全な資産で資金を運用することになる」と語った。 BGキャンター・マーケット・データによると、先週の10年物米国債利回りは前週比15ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.66%と、2月以来の大幅低下となった。4月5日には今年最高の4.01%に達していた。
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