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ゴールドマンは氷山の一角!(イーグルヒット) http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/680.html
(回答先: ゴールドマン訴追のCDO取引、氷山の一角か(ロイター) 投稿者 そのまんま西 日時 2010 年 4 月 20 日 00:06:06)
イーグルヒットから
ゴールドマン・ショックは氷山の一角である。 ロイターでは、他の金融機関にも波及する可能性を指摘している。 以下は、その記事の抜粋である。 ◆06年〜07年には、合成CDOの組成は珍しくなかった。不動産バブルの終了局面では、高度な知識を持つ一部の投資家が、バブルの崩壊で利益が出る様々なデリバティブ取引の開発を始めていた。 トムソン・ロイターのデータによると、メリルリンチとシティ、ドイツ銀行は、2006年と2007年のCDO引き受けランキングでトップ3に入っていた。ただ、引き受けたCDOの大半は実際のモーゲージ証券を組み込んだCDOで、「アバカス」のようなデリバティブを組み込んだ合成CDOではなかった。ポールソン氏をはじめ、ヘッジファンド業界では、比較的組成数が少ない合成CDOの下落に賭けるポジションを組む運用担当者が少なくなかった。 ◆著名弁護士のジェイク・ザマンスキー氏によると、CDOで多額の損失を被った投資家の間では、ゴールドマンの訴追を受け、早くも訴訟を検討する動きが出ている。ザマンスキー氏は「すでにゴールドマンの顧客から、損失を取り戻すため訴訟を起こしたいとの打診があった」と話す。 「アバカスだけではない。規制当局や原告弁護士は、ゴールドマンの他の商品についても利益相反がなかったか調べる見通しだ」と述べた。 ◆CDOをめぐっては、「プロパブリカ」が、シカゴのヘッジファンド、マグネターの取引を調査。ドイツ銀行、メリル、JPモルガン・チェースとの利益相反疑惑が浮上している。取引は、マグネターが2007年に行ったもので、CDO関連証券の下落で利益が出る内容だったという。 マグネターは不正行為には関与していないとコメント。ドイツ銀行はコメントを拒否、メリル、JPモルガンのコメントは得られていない。 ◆このマグネターの取引をめぐっては、少なくとも1件の訴訟が起きている。オランダのラボバンクは昨年6月、マグネターが組成に関与したCDO「ノーマ」をめぐって、メリルリンチを提訴。ニューヨーク州地裁に提出した6月12日付の訴状で「メリルリンチは、顧客である著名ヘッジファンドと組んで、モーゲージ証券市場の下落に賭けるテーラーメイドの商品としてノーマを組成した。メリルは、他にも4件のCDOを、この評判の悪い空売りヘッジファンドと協力して組成した」と主張。メリルの広報担当者はこの問題について、ゴールドマンの訴追とは関係がないと指摘。ラボバンクはこの取引では、投資家ではなく融資機関だったと指摘した。 ◆SECなど米規制当局は、「アバカス」以外にも調査を拡大する方針を示している。SECの法執行部門責任者は「(詐欺行為が)あったかどうか、あらゆる点を調査する」と述べた。また、コネティカット州のブルーメンソール司法長官は、今回のゴールドマンの問題について予備調査を開始すると表明。声明で「重要なのは、この問題が特殊なケースなのか、それとも、投資銀行がヘッジファンドと共謀して、知識のない投資家向けに組成・販売した証券を意図的に下落させることが頻繁に行われていたのかということだ」と述べた。 ◇ 以上だが、言うまでもなく、<投資銀行がヘッジファンドと共謀して、知識のない投資家向けに組成・販売した証券を意図的に下落させることが頻繁に行われていた>のである。 そして、単にサブプライムローンが弾けることを予想したのではなく、ワザと弾かせたのである。であるから、仕組んだ方は必ず儲かるようになっている。 上記に名の挙がっている金融機関だけではない。国際金融資本家すべてが係わっているのは、言うまでないことである...。 (転載終了)
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