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ドル崩壊≠アメリカ崩壊 http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/649.html
兌換性の無いマネーの時代は、信用崩壊という形で亀裂が入り、世界的な経済危機と、それに起因する英国などのデフォルト、そして資本主義を支えてきたドルの地位の失墜という形で終わろうとしている。もっとも、ドルが無くなったからと言って、アメリカの金融家の力も、それに不随する政治力も死ぬというわけではない。勘違いしてはいけない。アメリカのドルは世界中にばらまかれ、世界中の「富」はアメリカに集まっている。ドルが無くなって困るのは世界であって、アメリカではない。ドルが今の形でなくなったとしても、依然としてアメリカは経済大国であるし、世界に大きな影響力を与え続けるだろう。そのための布石も既に打ってある。それが、昨今のゴールドやプラチナの高騰である。 今後、ドルの終焉が脚色されるにつれ、これらの金属価格は操作されてゆく。アメロの話などは、金属関連の金融操作のしやすいカナダとの連携を強化するというアメリカ勢の姿勢が溢れているものと考えてもいいだろう。 これらの金属の産出国の多くがアフリカにあることを忘れてはならない。アルカイダは既にアフリカで「活動」を始めている。「偶然にも」アフリカの様々な国々で「民主化団体」がうごめいており、アメリカからの金が流れている。南アフリカやナイジェリアなどでの民衆の覚醒プログラムは殆ど完成している。 これらの事実を念頭において、これから何が起きるのか。世界の資本家たちは何を考えているのかを考えなければならない。 私の予想では、今後ドル体制が崩壊するまで、何回かゴールドの空売りが行われ、バブル気味の現在の価格の調整が行われる。だが、ドルのリスクを回避して金の価格は吊り上げられるだろう。ドルが壊れれば価格は高騰する。これは、ドル体制から「金本位体制」へのある意味での転換となるだろう。 問題はその後である。 先ほど書いたように、既にゴールドやプラチナを産出する地域では民衆の覚醒が進んでおり、血気盛んな若者たちに、それも学校も冷蔵庫も無いような地域にデジタル情報機器をばらまいている。教育を中途半端に受けたものに情報工作をするのは簡単で(阿修羅もその被害に遭っているが)、それぞれの拠点にある怪しげな民主化団体や支援するNGOが活動するのは、ミャンマーやイランと同様、ただたんに内乱を誘導するためである。そのプロセスについては1990年代に盛んであった自然発生的な民族浄化や、昨今のイランの暴動を参考にして頂きたい。本質は同じである。説明を省きながら書いているが、世界の資本家たちは【いつでも、望むところで】軍事的な緊張を生じさせる手段が調いつつあるのである。 これは、従来の金本位の考え方では、通用しない時代の到来を意味している。金やプラチナの産出国周辺で緊張がおきれば、大きな価格変動が生じる。これまではマネーの世界で行われてきたギャンブルがゴールドにも引き継がれるのである。
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