★阿修羅♪ > 経世済民67 > 643.html ★阿修羅♪ |
|
高速代金の新料金体系:是か非か http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/643.html
高速代金の新料金体系、是か非か 第一印象としてなぜこの時期に唐突に料金を改正するのか非常に疑問に思った。 次に何を意図してこの料金体系を決めたのであろうか。 これに対して先ず国交省や、前原大臣は回答すべきだろう。 このような唐突な料金改正は、穿った味方をすると、自分たちの省の利益と、運送業者への利益供与のように思われる。 なぜなら、長距離が有利であり、運送業者が得をし、多くの近距離が不利で、消費者への還元になっていないように思えるからだ。それにより道路建設費を賄おうとしているように思える。 もしそのように意図されているなら民主党のマニフェストに対する裏切りであろう。 今最も要求される政策は、デフレ解消策であり、経済を成長させることである。 そのためには消費者の懐を増やす政策が必要であり、高速代金を広く薄く低減し、今まで高速代金に支払っていた資金を消費者に還元せしめ、他の消費に回すような政策が必要なのである。http://www.eonet.ne.jp/~hitokotonusi/winningshot.html この料金改訂が、まさしく消費者への還元であり、消費者の懐が潤うのであれば、子供手当の援護射撃となり大歓迎である。 しかしどうもそのような意図は感じず、返って負担を増やし借金返しを意図しているように見える。 巧妙に代金を改定し明らかに値上げであると分からないようにしているが、これで採算が取れると踏んでいるところから値上げになるのだろう。我々からまたも資金を奪う算段らしい。 現今の無料化問題でかまびすしい時に、 このようなややこしい料金体系より今までの高速代金を3割負担で、全高速道路を、首都高なども含めて、年中、実施した方が分かりやすいだろう。消費者も得であるし、政府も借金を返せる。それが消費者の懐を増やし、経済を成長させるのである。 無料化の場合、借金が全く返せず、消費者が得し過ぎるきらいがある。適度な有料化が、より良い借金返済と経済成長を促すのである。 現在、日本は大きな借金を抱えている。これを返済するためには、近視眼的なわずかな借金返済策などでは不可能だ。デフレにおける正しい経済成長をさせることこそが、大事なことであり、それは生産より所得を伸長させるものでなくてはならない。
さらには、預金金利の引き上げや、年金の物価スライド制をやめたり、雇用保険の満額給付やその延長なども行い集中的に消費者の懐を増やすべきなのである。 しかしこの逆にすると、例えば運送業者への還元を主にすれば(すなわち運送業社への補助金)、デフレの場合、消費量が増えず、物量の移動が少なくなり、その結果競争の激しさから、運賃が下落することになる。返ってデフレを促進することになる。 また高速道路建設業者への補助金となれば、物量減少は、高速道路を走る車の減少となり、余計な道路建設となり、赤字が増え、増税に苦しめられることになる。 無料化の実験区間を設け、そのための予算まで取っているのに、このような分けの分からない料金を設定しようとすることは、大臣としての資質を欠くものである。 一言主
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 経世済民67掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。 すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。 |