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米国の中央銀行である連邦準備制度(FRB)は、民間が所有する銀行である【一夢庵氏Twit:釈迦に説法だが念のため投稿】 http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/550.html
一夢庵 米国の中央銀行である連邦準備制度(FRB)は、民間が所有する銀行である
12の連邦準備銀行の本源はニューヨーク連邦準備銀行である。12地区の連邦準備銀行の株式は、それぞれ地区の国法銀行が購入した。ニューヨーク連邦準備銀行が金利を設定し公開市場操作を指揮することによって合衆国の通貨の日々の供給と価格をコントロールしたので、制度全体の真の支配者はニューヨーク連邦準備銀行の株主である。 ニューヨーク連邦準備銀行は20万3053株を発行し、大手のニューヨーク市の銀行が発行株式の過半数を取得した。 ロックフェラーとクーン・ローブが支配するナショナル・シティ・バンクは3万株で、他の銀行と比較して最大の株数を取得した。さらにJ・P・モルガンのファースト・ナショナル・バンクは1万5000株を取得した。この2つの銀行が1955年に合併したとき、単独でニューヨーク連邦準備銀行の4分の1近くを所有し、制度全体をコントロールした。そしてこのことにより、連邦準備制度理事会の議長には、ポール・ヴォルカーであろうとだれであろうと、彼らが適すると思う者を指名することができるようになった。 チェース・ナショナル・バンクは6000株を取得した。のちのマリーン・ミッドランド・バンクであるマリーン・ナショナル・バンク・オブ・バッファローは6000株を取得した。ニューヨーク市のナショナル・バンク・オブ・コマースは2万1000株を取得した。 ニューヨーク連邦準備銀行の株式を所有するこれらの銀行の株主たちは、1914年以来われわれの政治的および経済的運命をコントロールしてきた人びとであり、彼らは、ヨーロッパのロスチャイルド家、ラザール・フレール、クーン・ローブ商会、ウォーバーグ商会、リーマン・ブラザーズ、ゴールドマンサックス、ロックフェラー一族、そしてJ・P・モルガン財閥であった。 『ニューヨーク連邦準備銀行』の株を所有するこれらの銀行の株主は次のとおり。 これらの同業者連は近年になって合併したり統合したので、コントロールはさらに集中している。 その他の11の連邦準備地区では、同一の株主がこれらの銀行の株式を間接的に所有するか、もしくは支配している。その他の株式はそれらの地区の主要産業を所有または支配している主要一族によって所有されている。 以上のように、『ニューヨーク連邦準備銀行』は欧米の銀行家が株式の100%を保有していて、アメリカ政府はただの1株も保有していない。 ●ドル紙幣はアメリカ政府の借金が担保 1ドルは連邦準備制度に対する1ドルの負債をあらわしている。連邦準備銀行は無から通貨を創造し、合衆国財務省から政府債券を購入する。利子の付いた流通資金を合衆国財務省に貸し出し、合衆国財務省に対する小切手貸付と帳簿に記帳するのである。財務省は10億ドルの利付債の記帳を行う。連邦準備銀行は財務省に対して債券の代価の10億ドルの信用を与える。こうして10億ドルの債務を無から創造するのだが、それに対してアメリカ国民は利息を支払う義務を負うことになるのである。 以上 ドル紙幣はアメリカ政府が発行する債券(国債)を担保にニューヨーク連銀が政府に貸し付けた債権証書だと理解すれば、政府経由でドルが流通すれば、国債の利率分、また銀行経由ならば公定歩合分が連邦準備制度理事会(FRB)の利益になることが分かる。ドル紙幣がnotes だとか bill、draftと呼ばれる理由だ。 そして皆さんが、この発券銀行のオーナー(大株主)なら何を考える。実際のオーナーは欧米の金融資本家だ。ドル紙幣は債権証書である。印刷機が壊れるぐらいドル紙幣を刷ることが得策と考えぬか。しかしながら、市場の需要が無い中に過剰に資金を供給するなら、ジンバブエのように超インフレ状態になる。そうしないために需要を創出するのだ。例えば土地、建物等不動産には青天井の価値があるとか、金融工学なるものを駆使し、あたかも価値があるように無から価値を創出する。そして創出された価値分の紙幣を供給する。これが私が理解している金融資本主義の基本的仕組みだ。 そして現在、土地建物をベースとした土地バブルがはじけ、金融派生商品をベースとしたデリィバティブバブルもはじけようとしている。バブルがはじけるのは当然のことである。意図して本来の価値以上の価値を創出する営みこそが昨今の金融資本主義なのだから・・・。そして私は前述のバブルの後、欧米の金融資本家は「空気に価値をつける」事を画策したのではないかと疑っている。二酸化炭素排出権取引と呼ばれるものだ。キャプ&トレードにより、アフリカの空気を買占め、二酸化炭素を多く排出する国に売りつける。当然仲介手数料もとるだろう。そして決済は、彼らがオーナーである発券銀行が発行する紙幣・・・。一石二鳥どころか一石五鳥ぐらいの仕組みだ。つくづく資本主義を発明した連中は頭がいいと思う。 さて、今後彼らが意図するように世界が動くのか、ネット、twitterといった新しい情報発信共有の仕組みがそれを阻止するのか?結果は未来人しか分からぬが、皆さんはどう思われる? 一夢庵 Posted from Twitlonger
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