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小沢幹事長に“翻弄”される「財界の総本山」経団連の凋落 http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/485.html
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100317-00000000-sbunshun-pol 検察当局の追及を振り切り、後顧の憂いなく夏の参院選に臨む民主党の小沢一郎幹事長が、自民党寄りの団体切り崩しで次の一手を打った。ターゲットは「財界」だ。 三月十一日、国会内の幹事長室に小沢氏が招いたのは、日本商工会議所の岡村正会頭。岡村会頭は「二年以内のデフレ脱却」などの要望書を手渡したが、会談の真の狙いはそんなセレモニーにあるのではない。会談の冒頭はマスコミに公開され、ことさらに連携ぶりをアピールした。 「日商は政権交代後、何度も民主党の企業団体対策委員会を通じて会談を打診しており、ようやくそれが実ったのです。もちろん、自民党寄りの路線を修正するのが目的です」と全国紙経済部デスクは解説する。「経済三団体」の中で、トップが小沢氏と公式に面会できたのは日商が初めてだ。そこには、中小企業が主体となっている各商工会議所の連合体である日商は、集票が見込める、という民主党の思惑もある。小沢氏も岡村会頭に「要望はよく理解した。デフレ対応には十分に気をつけないといけない」とリップサービスしてみせた。 比較的若手の財界人で構成する経済同友会も、トップ会談は実現していないものの、民主党幹事長室に出入りしている。小沢氏と疎遠なのは大手企業中心の日本経団連だけだ。民主党幹部は「経団連と会うかどうかは、経団連の今後の方針を見極めなければ」とうそぶく。先ごろ企業・団体献金への組織的な関与をやめると発表した経団連に「それだけでは十分でない」と次なる対応を迫るのが目的だ。 経団連は「政策評価」の名目で自民党に高い評価を与え、二〇〇八年は自民党への献金が二十七億円なのに対し、民主党は一億円あまりにとどまった。自民党幹事長時代、衆院選を前に「三百億円が必要」と財界に迫り、おカネを引き出した実績のある小沢氏にとっては、お話にならない額。怒りはおさまっていない。 「民主党に敵視されている。景気実態の説明さえ聞いてくれない」と幹部がこぼす経団連は、日商と小沢氏との会談に焦りの色を隠せない。だが民主党側は「歴代会長は自民党政権と癒着(ゆちゃく)してきた。今更会ってどうするのか」と冷ややか。住友化学の米倉弘昌会長が正式に経団連会長に就任する五月末まで、接触するメドさえ立っていない。かつて日本の進路を左右した財界の「総本山」は見るカゲもなく、小沢氏に翻弄されている。 (週刊文春2010年3月25日号「THIS WEEK 政治」より)
コメント 前々から今の経団連とは違う組織を民主党は立ち上げるべきとも考えていましたが、その動きがでてきているようです。ただし、企業の選別が業界大手中心になるようですが、それまた大きな間違いを起こすこととなる可能性すらあります。 今日の東京市場は、このところの市場の高まりを打ち消したような後場の下落でした、主な要因は、ギリシアなどの財政危機情報によるユーロ安にて円高となったのですが、先日日銀が、金融緩和を再度したのですが、やはり市場は、日銀の対応に対してまだまだ不十分という証なのかもしれません。 日銀総裁が今回の金融緩和で為替の動きに影響があるような発言がありましたが、その結果原因がどうであれ円高にふれたということは、日銀が想定しているよりお金が市場に出回っていないということなのかもしれません。 民衆が喜ぶデフレ脱却よりも、待遇が維持される中でデフレを好む公務員の気持ちが大事ということかもしれません。 なにせ日銀の総裁及び職員の待遇は、なんとFRB議長、そしてその職員よりもかなり待遇がいいくせに、やっていることは待遇に見合わないことばかりとくるから、やはり日銀批判はその分するべきなのかもしれません。 あのグリーンスパン、バーナンキよりも日銀総裁の待遇は数段違うのです。それぞれ言い分があるかもしれませんが、どちらが仕事をしているのでしょうか。 JALにしても稲盛会長から現在再建に向かう中でのJALの労働者および幹部の仕事の姿勢に違和感があるような発言がありましたが、かなり手厳しいリストラを断行しないと二度目の破綻となるかもしれません。 そのぐらい公務員体質は腐ってきているということです。 トヨタ自動車にしても同様であり、今回の各国の景気対策によって大きな恩恵を受けているはずなのですが、その見返りがないという状況、今後日本企業に対しては厳しい視線を受けるようになるのかもしれません。
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