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円高の謎 なぜ不況で借金大国の「日本円」が世界中の投資家に人気なのか http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/470.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100307-00000001-sh_mon-bus_all 今週は4日に東京外国為替市場で88円14銭程度まで上昇し、2009年12月10日以来ほぼ3カ月ぶりの高値を付けた。急激な円高は輸出企業に不利となり、日経平均株価が1万円を少し超えた水準から抜け出せない原因となっている。 円高を招いているのは、ギリシャの財政不安による欧州経済の懸念や米国の低金利政策が長期化するとの観測が強いことがあげられる。これらのリスクを恐れた世界中のマネーの回避先が日本円となっているのだ。 しかし日本国内では財政悪化が深刻な問題となっている。今年1月時点の推計人口(概算値)で計算すると、1人当たりの借金は約683万円まで積み上がっており、財政再建の道筋は示されていない。毎日のようにメディアが財政破綻の危機を声高に報道しているような状況で、なぜ借金大国の日本円が世界の投資家に買われるのか。 これは日本の借金の中身にある。日本の国債残高はずっと増え続けてきたものの、実は他国からの借金である「対外債務」はほとんどない。日本の国債は、その大部分を国内の金融機関向けに販売しており、自国通貨建てなのだ。海外への国債の販売は、わずか6.4%(2009年3月末)にすぎず、海外から一気に資金が引き上げられて債務不履行(デフォルト)になるという危険は低い。 一方で、日本は外貨準備高など財政余力に優れており、世界でも指折りの債権国でもある。借金も多いが、資産もかなり抱えているということになる。また国内では借金大国とはいわれているものの、その額は欧米の主要先進国と比べても突出して増えているわけではない。英国やフランス、イタリアにしても同様に借金が増え続けており、そのため相対的に資金の避難場所として、債権国である日本の通貨が買われているのだ。 ただし資源国などと異なり、日本円の購入は海外の投資家にとっては積極的な投資ではない。円高傾向はしばらく続くかもしれないが、政府が金融機関を通じて家計の貯蓄に頼り借金を重ねる構図にも限界がみえ始めていることを考慮すると、ギリシャ問題などが解決され、海外市場のリスク要因が取り除かれると、円安に向かう可能性もある ================================================================================================= コメント トヨタ自動車の問題がまだまだ長引きそうな状況のようです。このような流れは、まだまだ続くでしょうし、トヨタ自動車だけでなく他の業種にも日本たたきが世界的にひろがるかもしれません。 日本には、黒い眼の日本人と黒い眼の外国人が潜んでおり、日本の地震災害などを材料にする投機商品を考え出したのも黒い眼の外国人ともいう話題もあり、従来の黒い眼の日本人が、保守的ゆえに益々この動きはとめられなくなるのかもしれません。 派遣などの非正社員労働者などは、本来は黒い眼の外国人ともいうべきであり、正社員である黒い眼の日本人との身分差別にもっと怒りを出した方がいい時期だとも感じますが。 米国開拓の時代、土着民と白人開拓者との間はそれほど悪くなかったとも聞きます。事業をはじめようとする資本主義者の白人にしても、労働者の待遇問題では悩み、身分制度をつくることによって労働問題を静めてきたということなのかもしれません。 それが肌の色による奴隷制度ともいわれる身分差別なのかもしれません。 これと同じことを日本では、同じ民族で行ったのかもしれません。正社員の身分保全を維持しつつ、非正社員を奴隷待遇のように差別化し、正社員の労働者の不満を維持優遇でおさえつけ、非正社員斡旋会社でばらばらにして世間の不満を抑えつけてきたのかもしれません。 今度は、現在の正社員の身分を保持するために、これから社会に入ろうとする若者を犠牲にするあたり、政権が変わっても何も変わらないということかもしれません。 先日もある友人とよもやな話をしていたのですが、市役所、都庁などの職員の平均所得が、年間750万円を超えるそうです。多分、手当をいれるとそれ以上との話もでています。 正直、公務員試験を通過しなければ採用されないから優秀な労働者ともいえるのですが、どうも私の感じからして、公務員を専攻する就活者は、仕事をバリバリしようとして入ろうとする意志からではなく、労働状況が悪くなく、かつ、高安定と雇用バリアが強いことから志向した友人が多く、このような労働者に高待遇など国には必要なのかとも感じます。 金がほしかったら民間に行けという風情があればいいのですが、今や金がほしかったら公務員になれという社会まで日本が変わってきたのかもしれません。
やくざの世界ではないですが、日本には義理と人情という言葉がありますが、明治時代の日清、日露戦争にしても世界の中に義理と人情があり、太平洋戦争の敗北から経済復興にいたるまでにも義理と人情があり、それを反故にし、悪い方向に向かわせたのがここでいう黒い眼の日本人なのかもしれません。 日本企業では、経営者も正社員御用労働組合員の一員でもあり、その部分が大きく変わらなければ、アジアからも孤立する日本企業となるのかもしれません。 ポッポ政権の考えとは違う方向に向かう可能性すらあります。 東京株式市場ですが、本来ならばポッポ政権が鳩山政権と呼ばれたならば、今頃の株価は、14000円を超えていたかもしれないのですが、10500円という政権発足当時とほぼ変わらない状況、ある程度原点に戻ったのかなという感覚があり、さらなる経済対策によっては、4月に再度上昇ということもありえるのかもしれません。 つまりは、円安に傾くかどうかということかもしれません。円安に傾けば株高、円高になれば株安となり、いい円高はもう来ないとみていいのかもしれません。 参議院選挙までに株価が上向けば、民主党政権も維持できるかもしれませんが、下向けば民主党政権だけでなく、今の政界そのものが消滅するくらいの動きがあらわれるのかもしれません。 当然世界も大きく変わり始めるきっかけを日本がつくるということかもしれません。 真珠湾の二の舞かな。
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