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FOMCでの出口戦略討議、上昇しない物価が中心議題に浮上か(ブルームバーグ) http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/469.html
FOMCでの出口戦略討議、上昇しない物価が中心議題に浮上か 3月16日 米ペンシルベニア州の包装材料メーカー、ヘンリー・モルディッド・プロダクツを経営するダグラス・ヘンリー氏は、これまでインフレを心配してきたが、現在はインフレ率が低下し過ぎるリスクについても懸念している。競争相手が値下げすれば、従業員102人を抱える彼の会社の利益率は低下する恐れがあるからだ。 史上最大規模の緩和策を取った米金融政策の解除時期を探る上で、物価は中心議題となるかもしれない。ローレンス・マイヤー元米連邦準備制度理事会(FRB)理事は、低インフレを理由に米政策金利が2011年半ばまで現行水準のまま維持されると予想している。 米連邦公開市場委員会(FOMC)は、ニューヨーク時間16日午後2時15分(日本時間17日午前3時15分)ごろに声明を発表する。 ブルームバーグ・ニュースが今月実施したエコノミスト調査によれば、FRBが重視するインフレ指標である食品とエネルギーを除く個人消費支出(PCE)コア価格指数は今年1.2%上昇と、1962年以来の低水準となる見込み。また、政策金利は今年10−12月(第4四半期)に0.5−0.75ポイント引き上げられ、年末の失業率は9.5%になるとみられている。 マイヤー氏は、利上げ見通しが大きく取り上げられることはないとの見方を示した。同氏は「年末時点で失業率が9%を上回り、インフレ率が1%前後になるとすれば、年末までの利上げは全く期待薄だ」と述べた。 バーナンキFRB議長は、景気回復時のインフレを回避するため、過去最大規模に膨らんだFRBのバランスシートを縮小させる必要性に繰り返し言及している。縮小のタイミングは、低インフレがどの程度続くか、インフレ期待が低くなるか高くなるか次第だ。 ディシジョン・エコノミクスのアレン・サイナイ社長は、「FRB内には、コアインフレ率の落ち着きを確信している一団がいる」とし、「現時点では、それは誤りでなく正しいように思える」と述べた。 失業が高水準で設備稼働率が低いにもかかわらず、インフレ期待は低下していない。ロイターとミシガン大学の過去半年分の調査では、1年後のインフレ率見通しが2.5−2.9%にとどまっている。 バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチ・グローバル・リサーチの北米経済担当責任者、イーサン・ハリス氏は、「FRBはインフレ期待を維持したいと考えている。それがデフレに対する防衛線の一つだからだ」と指摘した。
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