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東京外為:円が全面安、日銀の追加緩和観測強まり売り圧力(ブルームバーグ) http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/457.html
東京外為:円が下落、日銀緩和観測が重し−円高阻止の姿勢も警戒 3月12日 東京外国為替市場では、円が下落した。日本銀行の追加金融緩和観測に加えて、政府が円高阻止の姿勢を示唆したことから、円売り圧力が強まった。 三菱UFJ証券クレジット市場部為替課長の塩入稔氏は、海外の市場関係者を中心に日銀の追加緩和をめぐる思惑を背景とした円売りの動きが目立っていると指摘。加えて、「海外勢の間では菅直人副総理兼財務相の円高阻止の姿勢が強いとの見方も生じている」として、円が売られやすい状況が続いたと説明している。 ユーロ・円相場は午後の取引で一時1ユーロ=124円24銭と、2月23日以来の円安値を更新。ドル・円相場も午前に一時1ドル=90円75銭と、2営業日ぶりの水準まで円安が進んだあと、90円台半ば近辺まで値を戻す場面もみられたが、午後は再び90円台後半で円が弱含みに推移した。 日銀は来週16、17日の日程で金融政策決定会合を開くが、市場では、先週末の一部報道を受けて、追加緩和観測がくすぶっている。複数の関係者は、全適格担保を対象に期間3カ月の資金を0.1%で供給する新型オペを少なくとも5兆円追加する案を選択肢として挙げている。 また、鳩山由紀夫首相は12日午前の参院予算委員会で、為替相場の動向について、「日本の経済、産業の力が十分ではない中で、それを反映しているとは思えない円高が生まれている。そのような円高に対してしっかりした対策を打つ必要がある」と述べている。 菅直人副総理兼財務相も、為替政策について「あまりにも急激な動きには為替介入という手段も持っているが、基本的には安定的な形で推移している限りは市場に任せるべきだと考えている」との見解を示している。 リスク回避は緩和 前日の米株式市場ではS&P500種株価指数が2008年10月以来の高値で取引を終了。株価の予想変動率の指標であるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX指数)は前日の水準から低下している。 この日の東京株式市場では、日経平均株価が続伸しており、投資家のリスク許容度回復が意識されやすい面もあった。 東海東京証券金融市場部トレーディンググループマネージャー、二瓶洋氏は、日米の株価が堅調に推移していることに加えて、日銀の追加金融緩和の話が出ており、円の魅力が薄れていると指摘。金利に左右されやすい中、来週の日銀金融決定会合を控えて「円は弱含む可能性が高い」とみている。 また、リスク回避姿勢の緩和を背景にドル売りも優勢となり、ユーロ・ドル相場は一時1ユーロ=1.3707ドルと、6営業日ぶりのドル安値を付けた。 一方、この日の米国時間には2月の小売売上高が発表される。ブルームバーグ・ニュースがまとめた市場予想によると、前月比で0.2%減と、前月の0.5%増からマイナスに転じる見通し。 三菱UFJ証の塩入氏は、小売売上高が悪い内容となると、米金利の低下につながり、ドル安・円高が進む展開もあり得るとみている。
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