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1月経常黒字は前年比6カ月連続増−輸出は過去最大の増額(ブルームバーグ) http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/442.html
1月経常黒字は前年比6カ月連続増−輸出は過去最大の増額 (Update4) 3月8日 1月の日本の経常収支の黒字額は、前年比で6カ月連続の増加となった。輸出の回復基調が、アジア向けから欧米向けにも拡大し、貿易収支が大幅に改善。輸出、貿易収支ともに前年同月比の増加額は比較可能な1986年以降で最大となった。また、為替が円安方向に推移したため、所得収支の黒字の落ち込みが緩和したことなども経常黒字拡大を後押しした。 財務省が8日発表した1月の国際収支状況(速報)によると、海外とのモノやサービスなどの取引状況を示す経常収支は、前年の赤字から8998億円の黒字となった。このうち貿易収支の黒字額は1972億円と前月に続いて大幅に改善した。海外への直接投資や証券投資の収益を示す所得収支の黒字額は、円安の影響を受けて2カ月ぶりに減少幅が縮小、同8.1%減の9110億円だった。 昨春以降の輸出の回復は、アジア向けから米国や欧州連合(EU)向けなどにも広がりを見せており、輸出は昨年12月から前年度比プラスに転じた。財務省が4日発表した昨年10−12月期の法人企業統計でも、こうした状況を受け、経常利益(金融・保険業除く)が10期ぶりに増益となり、売上高も減少幅を大幅に縮小。設備投資は依然2けた減を続けているが、景気の二番底懸念は薄れつつある。 三井住友アセットマネジメントの宅森昭吉チーフエコノミストは統計発表後、ブルームバーグ・ニュースに対し「堅調な外需に支えられた経済の回復が続いている」とした上で、「水準自体は低いが、中国や米国経済の回復に支えられた輸出にけん引され、企業が先行きに確信を持ち、設備投資を増やす動きも広まってくる。国際収支も回復基調を保つ」との見方を示している。 貿易収支の内訳を見ると、輸出は前年同月比40.6%増の4兆6169億円と2カ月連続の増加、輸入も4兆4197億円で15カ月ぶりに増加したが、伸び率は同7.1%増と輸出額に及ばなかった。所得収支は海外子会社の収益減少や債券利子の金利低下などのマイナス要因がある一方で、為替相場が前年同月比0.8%の円安となったことで減少幅縮小につながった。 ブルームバーグ・ニュースによるエコノミスト調査の予測中央値は、経常収支が7839億円、貿易収支が1529億円の各黒字だった。統計発表後の東京外国為替市場の円の対ドル相場は午前10時27分現在、1ドル=90円44銭で推移している。発表直前は同90円60銭前後。 一方、前月比(季節調整値)では、経常黒字が31.5%増の1兆7128億円と大幅に増加。貿易黒字も50.4%増の9943億円と拡大した。
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