庶民がローンを払えずに家を奪われているのに、巨大金融機関は、大き過ぎて潰せないと政府から資金投入を受ける。

末端の庶民は、救済されないのに、金融機関だけが救済される。

時価会計を停止し、世界的な、政府のＰＫＯで大儲けした金融機関の幹部たちは巨額の報酬をもらってトンズラする。

これが「グローバリズム」の目指した「理想郷」なのだろうか？

（転載開始）

ロイターから
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aurPXPXm2Svc

３月３日（ブルームバーグ）：ダラス連銀のフィッシャー総裁は、破たんした場合に金融システムが脅かされるような大規模な金融機関を分割することで、国際的な合意が望ましいとの考えを示した。

　　同総裁は３日、ニューヨークの外交問題評議会（ＣＦＲ）で講演し、大き過ぎてつぶせないと見なされている金融機関について「やりたいことではないが、健全な措置は、安全に管理することができ、国境を越えて規制することができる金融機関へと、時間をかけて分割することだ」と語った。 ・・・

バーナンキ米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長などは破たんにひんした金融機関を閉鎖するための法整備を呼び掛けている。フィッシャー総裁は、そのような行動はなお、一部の企業に「政府支援の優位」を与えることになるとの見解を示した。

時事通信から
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201002/2010022700167

退職手当が７４億円！＝引責辞任の前バンカメＣＥＯ−米報道

　【ニューヨーク時事】米銀大手バンク・オブ・アメリカのルイス前最高経営責任者（ＣＥＯ）が、年金や自社株など総額８３００万ドル（約７４億円）相当の退職手当を受け取っていたことが明らかになった。米メディアが２６日報じた。

　バンカメは２００８年秋から深刻化した金融危機で巨額損失を計上し、公的資金４５０億ドル（約４兆円）を受け入れた。ルイス氏は責任を取る形で０９年末に辞任した。

（転載終了）
　

コメント
01. 2010年3月08日 08:27:35 退職金も税金だな。 銀行家がヘッジファンドに金を貸してバブルを作り大儲け。 バブルが弾けて大損をこくと政府が助けてくれる。 「自己責任論」が大好きな輩も銀行家には、沈黙を保つ。 銀行家はまたバブルを作るだろう。なにしろ失敗して大損をこいても税金で助けてもらえるんだからこんなおいしい商売はない。
02. 2010年3月09日 18:16:31 ＞銀行家がヘッジファンドに金を貸してバブルを作り大儲け。 しかも、このファンドに貸した金は無から創った金、つまり信用創造したものだから殆ど元手が要らない。

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