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英国悲惨、ギリシャ並み 広がる信用不安、ポンド離れ加速も (2日 産経Biz) http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/406.html
(回答先: ギリシャの次は英国か−ポンド下落に備えるスコットランドの投資家 (1日 ブルームバーグ) 投稿者 DOMOTO 日時 2010 年 3 月 02 日 21:11:30) http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100302/mcb1003020506004-n1.htm ギリシャの財政危機をきっかけに欧州主要国にも信用不安の連鎖が広がり始めた。英スコットランドの機関投資家らは「ギリシャの次に財政危機に陥るのは英国」とみて、ポンド建て資産からの逃避を急いでいる。 ◆「急落確率50%超す」 富裕層を顧客に抱えるスコットランドの資産運用会社トゥルカン・コネルは、英国が過去最大規模の国債を発行するなかでひとたび投資家が英国の財政状態に目を向ければ、ポンドは対ドルで20〜30%下落しかねないとみている。ギリシャが財政赤字を削減できないとの懸念から、ユーロは対ドルで年初来すでに5%下落している。 同社で5億6000万ポンド(約757億1200万円)規模の資産を運用する戦略部門責任者、ヘイグ・バスゲート氏は「ギリシャでは長い間、非常警報が鳴り響いている。英国も同じく悲惨な状況にあり、かなり大きな痛手を受けるのは避けられない」と指摘した。 英国経済は統計的には、最悪のリセッション(景気後退)から脱却したものの、保険基金や年金基金、富裕層の資産を過去200年にわたり運用してきたスコットランドの機関投資家らは英国の財政悪化による資産減少を防ごうと躍起になっている。 過去5年で運用資産を倍増させたマレー・インターナショナル・トラストを経営するブルース・スタウト氏は「ポンドが急落する確率は50%を上回る」と予想。英国中心の資産運用を見直し、主要な投資をアジアと中南米に振り向けている。 同様に、運用資産が2社で300億ポンドを上回るイーゴン・アセット・マネジメントとスコティッシュ・ウィドーズ・インベストメント・パートナーシップの国内株式運用担当者らは、英国企業の中でも、英国経済との連動性が薄い海外事業中心の企業に投資の軸足を移し始めたという。 トゥルカン・コネルでは2008年末に英国債を手放し、インフレ加速への懸念から市況商品(コモディティ)相場などに連動するインデックス債だけを保有。国債相場からの影響を考慮し、社債保有額も削減した。 ◆赤字 GDP比12% 英ブラウン政権は昨年12月、今年度(09年4月〜10年3月)の国債発行額見通しを2200億ポンドから過去最高の2251億ポンドに増額修正した。財政赤字は対国内総生産(GDP)比12%と、ギリシャに匹敵する水準だ。 米格付け会社のムーディーズ・インベスターズとスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は先週、ギリシャの財政赤字削減の状況によっては同国格付けの引き下げを検討すると発表している。 スイス金融大手UBSの通貨ストラテジスト、マンスール・モヒウディン氏は2月24日付のリポートで、英政府が性急な緊縮財政を取ればポンドの通貨価値はユーロを下回り、対ドルの為替相場が1980年代半ばの底値水準(1.05ドル、約93円)を下回る可能性があると指摘した。 一方、トゥルカン・コネルのバスゲート氏は、イングランド銀行(BOE、中央銀行)が数カ月以内に量的緩和政策を再開すれば、ポンドは一段の下押し圧力にさらされると警告した。 ピーターソン国際経済研究所(PIIE)の副ディレクターで政策立案を手掛けるアダム・ポーゼン氏は先月24日、景気回復が予想より弱かった場合は、BOEが総額2000億ポンド規模の資産購入枠をさらに拡大する可能性があるとみている。 (ブルームバーグ Rodney Jefferson)
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