投稿者 愛国改善党 日時 2010 年 2 月 28 日 16:34:20: gpdmClaQFBffI
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産経に、山口昌子氏(産経新聞パリ支局長)が「『メード・イン・ジャパン』が消える日」というエッセイを書いています。
トヨタ大量リコールを受けて、日本製品の信頼が失われて行くことを書いたもので、「『メイド・イン・ジャパン』がこれ以上、国際市場から消えないためにも、豊田社長は早々に世界行脚に出発すべきかもしれない。」と結んでおられます。
すでに豊田社長はアメリカの公聴会に出向き謝罪していますから、山口氏の要求の一部はなされているようですが、しかしこれで世界が納得するとは思いません。
この問題の本質は、むしろトヨタがメードインジャパンを意識し過ぎているところにあるのではないでしょうか?
パーツをアメリカのメーカーから仕入れたりしているようですが、この発想も貿易摩擦を回避することが主な目的だとか。この考え方が古いのかも知れません。
かつて、メイドインイングランドが世界を席捲した時期もありましたし、メイドインジャーマニーが信頼の証であった時期もありました。
戦後、メイドインUSAも世界を席捲しました。そしてその後にメイドインジャパンが出てきたわけです。
最近ではメイドインチャイナが主流ですが、こちらはあまり肯定的な捕らえ方はなされず、「ああ、だから安いのか・・」という証になっているようですが。
では、消えてしまったメイドインイングランドなどはどうなってしまったのか・・・ここにこれからの製造事業のポイントがあると考えるべきではないでしょうか?
メイドインジャパンが世界を席捲していたころ、欧州でひとつの動きがありました。
ISO9000という、きわめて厳しい基準値の登場です。すべての産業製品に義務付けられた規格は、その後も改定が進められ、環境問題にいたるメーカー責任までが盛り込まれるようになりました。
そしてこの申請から獲得に至るまでのお金のかかること・・・
もちろん申請するかどうかは自由意志です。しかしこれを獲得しなければ、欧州市場はそのメーカー品を購入しないという現実を作り上げていったわけです。
欧州を含む世界中のメーカーが、このISO基準を取るようになって欧州先進国の威信は保たれ、それから日本の自動車が欧州に受け入れられ、欧州は自由貿易を謳歌し、EUは現実のものとなっていきました。
アメリカにも最強の規格があります。MIL規格という・・・これは軍事の規格ですけど。
今後アメリカは、インターネットにおける規格を進めていくのではないでしょうか?
金融システムがインターネット化し、お金が電子マネーと変わっていくことは、もはや止めようもありません。
ヤフーなどが始めたインターネットオークションなどからも判るように、インターネットでは価格決定機構も可能ということになっています。
しかしそれだけトラブルも多いわけで、ここに世界の保安官としてのアメリカが、威信をかけてチャレンジする場があるわけでしょう。
クラウド(雲)コンピューティングなど、今後世界のビジネスはネットワークによるアカウントの交換が必須となり、日常生活の買い物にまで入り込んでくるはずです。
少しくらいお金を払っても、アメリカから安全を買って、安心の取引をしたいという新しい情報市場が出来てくると思います。それがアメリカが狙う情報ビジネスであり、規格ビジネスとしての展開になっていくように思います。
今回のトヨタ・リコール問題も、トヨタの管理責任が追及されています。
豊田社長は公聴会で意味のずれた謝罪をしていますが、これはトヨタにとってはチャンスのはずです。そう、「トヨタ規格」というものを作って今後出てくる中共製自動車、インド製自動車、韓国製自動車にも、その規格に準拠させるという積極的な規格ビジネスへのチャレンジです。トヨタだけでは無理ですからアメリカのバックボーンを取り付けましょう。
こうすればアメリカのクレームは治まるのではないでしょうか?
アメリカの利益にもなりますからね・・・
>>
(私のコメント)
日本政府が本気で日本の企業、労働者、国民を守らないと日本は韓国、
中国にさえ、好きなようにされ滅んで行くということである。
インターネットのソフトを使う限りアメリカのマイクロソフト、グーグル、
エシュロンなどによって情報は漏れてしまっていると考えなければならない
時代である。
壮大な情報戦で既に取り込まれてしまっているからと、あきらめずにこれから
どう企業、国の独立を勝ち取り守るかである。頭、知恵の勝負はこれからである。
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