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なぜトヨタの歴代社長は、何も語らないのか
http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/366.html
投稿者 gikou89 日時 2010 年 2 月 27 日 23:18:24: xbuVR8gI6Txyk
 

(回答先: トヨタ正念場!あの占い師断言「社長はアレを××しなさい」 投稿者 gikou89 日時 2010 年 2 月 27 日 23:04:10)

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1002/24/news045.html

日本時間25日午前1時から、米下院監督・政府改革委員会の公聴会に臨むトヨタ自動車の豊田章男社長(53)。本体のトップが出席するとあって、24日未明の公聴会以上にヒートアップし、豊田氏は集中砲火を浴びることになりそうだ。そんな折、トヨタ内部での「お家騒動」勃発を指摘する声も。世界一の自動車メーカーは混迷の度合いを深めている。

今年に入り、一気に火がついた感のあるトヨタの品質問題。成り行きを見てきたトヨタ担当記者がこう明かす。

 「これまでなら、なんらかのコメントを出し、事態の沈静化に動いたはずの(トヨタ)歴代社長が、今回の件で一切マスコミの取材に応じないんです。そのため、豊田社長が孤立する形になっている。これには強い違和感がありますね」

 ここでいう歴代社長とは、奥田碩(ひろし)相談役(77)、張富士夫会長(73)、渡辺捷昭副会長(68)を指す。

 そしてこうした動きを“創業家外し”に向けた動きとみると、説明がつくという。

 「トヨタ経営陣のなかには、経営者としての実力が未知数なのに、創業家というだけで豊田氏を社長に据えたことを快く思っていない人たちもいる。豊田家の持ち株比率は、創業家といってもわずか2%ほど。資本の論理からも、創業家から社長を出さなくてはいけない理由はなかった」(先の担当記者)

 ちなみに、豊田社長は2009年3月末時点でトヨタ株を457万4000株保有しているが、これはわずか0.13%にすぎない。

 さらに、社内の空気を複雑にしているのは、豊田氏が昨年6月の社長就任時に行った人事。5人いる副社長をほぼ総取っ替えするなどして、社内にしこりを残した。

 「豊田氏がこれまでの経営を完全に否定するかのような体制づくりをしたことを、快く思っていない幹部も多い。そのことがシコリとなってか、豊田社長に意図的に情報を上げないような風潮ができ上がってしまった」(業界関係者)

 先のトヨタ担当記者がこんな見方をする。


「歴代首脳がダンマリを決め込むことにより、一連の品質問題は豊田社長1人が抱え込むことになる。トヨタに対する米議会の攻勢など、今後の成り行き次第では豊田氏は引責辞任に追い込まれる可能性も出てくる。その結果、創業家外しが実現するわけです」

 一連の品質問題への対応が後手後手となり、経営トップの記者会見のタイミングも大きく見誤ってしまった豊田社長。

 危機管理問題に詳しい放送作家、村上信夫氏は次のように指摘する。

 「(豊田氏を快く思っていない幹部以外でも)創業家出身の社長を若殿のように扱い、悪い情報は耳に入れないという状況ができ上がっていたのではないか。情報が上がってこないため、豊田社長も状況を総合的に判断できなかった」

 だとすれば、豊田社長はまさに「裸の王様」ということになる。

 先のトヨタ担当記者は「豊田氏の記者会見でのやり取りをみていると、的外れな回答ばかり。恐らく公聴会は乗り切れないだろう」とみている。
 

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コメント
 
01. 2010年2月28日 09:43:57
奥田も何か言うべきだろう。経団連会長まで務めたのだから。

02. 2010年2月28日 13:42:17
町の整備工場で長年働いてきた一整備士として技術面(政治的なことは抜きに)から一言
アメリカでレクサス他でフロアマットがずれ、アクセルペダルに引っかかって戻らなくなり事故が発生したため、フロアマットをリコールしたとの報道がありましたが、このようなことは日本でもよく起こっていますし、雪国では積雪時床を塗らさないように船型のマットを使い頻繁に起こっていました。日本ではこの程度のことはドライバーの自己責任であり、ずれたマットを直さない方がおかしいのです。また、アメリカの例では緊急通報の録音が残っていたようでテレビ等で放送されていましたが、電話する時間や余裕があれば、なぜ足マットを戻す、エンジンを切る等を出来なかったのか私には理解できません。

アクセルペダルが結露等によって戻らなくなる件については、再現実験等で立証されたのであればリコールせざるを得ないと思います。ただ、リコールのタイミングは、結露のような点検時に乾いてしまって再現が難しい特定の環境下で発生するトラブルの原因の特定にはかなりの時間を要すると思います。

電気(電子)制御のスロットルに問題があるのではないかと報じられている件に関しては、「EFI」や「EGI」の初期の頃「CB無線機(高出力違法無線機)」の電波で誤動作することがありましたので、これも特定の条件下は起こる可能性がありますが、リコールに該当するか微妙なところでしょう。

プリウスのリコールはトヨタの偉いさんが「感覚の問題だ」と言っておりましたが、これはあまりにもユーザーをなめた発言だと思います。例え、0.1秒の感覚のずれでも「不快に感じる人」と「不快に感じない人」、「慣れない人」と「慣れる人」がいるのです。「不快に感じる人」、「慣れない人」に合わせようとするのがメーカーの責務と私は思います。

最後にあらゆる業種に言えることですが、行き過ぎたコストダウンは品質の低下を招くのではないでしょうか。トヨタが空前の利益を揚げ始めた、奥田碩、張富士夫の頃からトヨタ車の品質が低下していると私は感じております。


03. 2010年2月28日 14:08:11
>02さま

やはり現場の生の声には説得力がありますね。これからもドライバー安全のため頑張ってください。


04. 2010年2月28日 17:35:38
難題を抱えたトヨタと豊田社長。何も語らない前経営陣。
難題を抱えた民主党と鳩山政権。何も語らないどころか責任転嫁とネガキャンしかしない前政権陣営。

05. 2010年2月28日 17:55:32
都合の悪いことは避けてきたから出世出来たわけで、うまくいったら自分の手柄、うまくいかなきゃ人のせい。チャン、チャン。

06. 2010年2月28日 20:44:46
>>02さん、貴重な現場の声,本当にありがとうございます。クルマのことをよく知らない自分にとって、このような専門的な現場情報は、判断に、とても助けになります。
わたしも、コストダウン競争は,物質を基礎とする場合、質的低下必至だと思っています。ソニー商品が非常に簡単に壊れることなど,その現象だと思います。

どうか、現場からの声,今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。


07. 2010年3月05日 15:34:10
02を書いた整備士もどきです。
前回はトヨタを書いたので今回は日産を少々。
ここを読まれる方はご存じないかもしれませんが、昔(昭和四十年代)は「技術の日産」「営業のトヨタ」と言われ、かのブルーバードで「サファリ・ラリー」に出場し、好成績を揚げていたのです。販売台数もトヨタに迫る勢いがありましたが、オイルショックを乗り切った後、岩越忠恕から石原俊へ社長が交代し、この石原氏が進めた「グローバル10」という経営拡大戦略進めたため、当時天皇と呼ばれていた自動車総連の塩路一郎と対立し、社内の混乱を招いてしまいました。(塩路氏の評価に関してはいろいろありますが、社内がまとまっていたことは評価できるでしょう)
また、この石原氏は経理畑出身で技術的なことには興味がなかったらしく、当然コストダウンによる利益向上を至上命題としていたようです。当時、我々整備する側から見て日産の車は「ネジ」をはじめ「配線の太さ、長さ」までけちっていたように思います。

当時のトヨタは性能面では日産と比べてパッとしませんでしたが、当時のトヨタの社長は創業者一族で技術畑出身だったので技術、品質面では厳しく、新モデルは必ず「社長が品質チェック」するので担当者は緊張していたそうです。

話を日産に戻して、このコストダウンによる品質低下は目に余るのもで、2〜3年でボデーの腐食による穴、雨漏り、マフラーの腐食、ラジエターの腐食による冷却水漏れなど多岐にわたるのもでした。それも同じモデルが2代続いてこのような品質でしたから、さすがに古くからの日産ファンも逃げてしまうといった散々な状況でした。(この頃はお客様から多くのお叱りを頂戴しました)
バブルの崩壊も一因でしょうが、このときのダメージを回復できなかったのがルノー傘下に入らざるを得なくなった主因だと私は思っています。
最後に、前も書きましたが、行き過ぎたコストダウンは部品メーカーのモチベーションを下げ、日本の製造業が誇ってきた「プラスアルファの品質」を失ってしまいます。また、派遣従業員の多用も従業員のモチベーションを下げ、人間関係を悪くし、その結果が品質低下に結びついていくのではないかと私は思っています。


08. 2010年3月09日 10:30:10
02の整備士もどきです。
今回は政治的なプロパガンダに一言。
南イリノイ大学のデービッド・ギルバート教授が「トヨタ・アバロン」の電子回路を改造し、走行テストを行ったところエラーを発生することなく「急加速」したとする内容の証言を公聴会で行いました。私は技術者ですのでこのような明らかに悪質な「改造」をによって生じた結果を公聴会のような公の場でもっともらしく証言するし、それを政治的に利用するアメリカという国には嫌悪感を抱かざるを得ません。何かしらの「差別」を感じます。
話を技術面に戻し、このような回路に改造を加えるといった行為はレース等で「自己責任」で行うのなら許される範囲と思いますが、こういった局面で行われるとは思っても見ませんでした。簡単に例えるなら電気製品の「ヒューズをバイパス」する配線を行った上で過負荷をかけて燃焼させ、欠陥商品だと言っているようなものです。

さすがにトヨタもこのような行き過ぎたプロパガンダに対抗すべく、他社の車で同様の改造を行い、他社の車でも「急加速」が起こることを実証したそうです。


09. 2010年3月09日 11:24:07
02です
>>08文中の

「悪質な「改造」をによって」-->「悪質な「改造」によって」
「もっともらしく証言するし、」-->「もっともらしく証言し、」

の間違いです。申し訳ありません。


10. 2010年3月10日 12:23:44
02の整備士もどきです。
今回はあやしい自作自演に一言。
今日も「CNN」でプリウスのアクセルが戻らなくなり暴走したのでパトカーを呼び、パトカーの後部に当てて止めたなんて、笑っちゃうような自作自演をやっていましたね。
パトカーが到着するまでの時間があれば、アクセルペダルをつま先で戻す、つま先が使えない時は手で戻すぐらいは出来るでしょう。右ハンドル車はドアが邪魔でアクセルペダルには手が届きにくいんですが、左ハンドル車は少し体をひねればアクセルペダルに手が届くんです。
アメリカ人はその位のことも出来ないほど低次元の人間ばかりになったのでしょうか。あの「アポロ13号」を帰還させた飛行士と同じ国民とは思えません。

だんだん、技術者らしくないコメントになってきました。
(ちょっと立腹したせいです)


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